物見ヶ岳(ものみがだけ) 山口県岩国市周東町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
2005年 4月 2日 物見ヶ岳(周東町) ガイド本 金光康資著 防長山野へのいざない 登山開始 14:31 山頂到着 15:41 下山開始 16:22 下山終了 17:40 登山時間 1:10 山頂滞在時間 0:41 下山時間 1:18 所要時間数 3:09 夕方から雨が降るという天気予報の中、先週登山口を見つけておいた周東町の物見ヶ岳に行くことにした。家を出発し中山ダムを越え、国道2号を徳山方面に進み、西長野郵便局先の交差点を右折し長野大橋を渡った後美川方面に左折し、県道5号に入るとすぐに右折し、右側に東川を見ながら下り、登山口に向かう。 物見ヶ岳登山口 左側に大きな登山口の看板があり、道標に従って進むと北畑公会堂の横に幸運法界の地蔵尊を見つけたので登山の無事を祈願する。坂を登って行くと先週確認しておいた駐車地の手前に右側に登る登山道を確認する。車を駐車場に置き登山を開始する。
民家の横を抜けると林道は舗装道から荒れた道に変わり、水量の多い沢の音を聞きながら登って行く。15分程度登ると林道の分岐があり道標に従い左折する。ここからは南方面に少し展望が開けており、しばらく展望を楽しんだ。
登りは少し緩やかになり、すぐ先には右側に綺麗な滝がある。滝の先にはまた分岐があり、右側に曲がる。道なりによく踏まれた道を進んで行くと再び分岐の道標があり左に曲がる。山頂までは残り1.55kmの表示があり、出発から約30分の行程である。 分岐からの展望
ここからは急な坂道となりゆっくりと進む。ゆっくり歩きを心がけて歩くのだが汗が止まらない。2回沢を超え、倒木の道をゆっくりと超えて行くと先が明るくなり、伐採された場所に着いた。展望はあまり開けず更に進んで行くと檜林に入り、檜林を抜けると公社造林の看板があり、昨年の台風による倒木が甚大な場所に出た。周囲一帯が台風によりなぎ倒されて未だに整備されていない。
倒木帯 倒木を避けて前に進み倒木帯を抜けると標高650mにもかかわらず道の横には清水がたくさん湧き出しており、冷たい水でのどを潤す。その先には突然林道が現れ、林道を山頂側に進むとすぐ左に山道の分岐がある。なだらかな山道を進むとすぐにまた道標が現れ、山頂まで50mの標識を超えるとすぐに物見ヶ岳山頂に到着した。
山頂には大きく立派な山頂標識があり、手前にはベンチも設置してありとても親切な心遣いだが、今日は霞もあって展望は期待したほどでは無かった。山頂からは高照寺山・氷室岳・大黒山・竜ヶ岳等の確認ができた。最初は山頂の位置が分からず苦労したが、まず周東町のパストラルホール横のグラウンド・中山ダムが認識できたのでだんだん周囲の位置関係が分かってきた。 山頂からの展望 しばらく休憩をした後、東方面に展望を求めて歩いたが、坂を下りだしたので途中で引き返し、逆に西方面に行くと少し玖珂の市街の展望が得られた。 西方面の展望 そのまま林道を降り、北方面の展望を見ていると林道の先に展望のありそうな場所が見受けられたので、山頂から降りて下山方向とは逆に右に曲がりすぐに左側の林道を歩いて行くと西側に源九郎山方面が開けた展望地を見つけた。その先にも行こうとしたが5時前になっているので引き返した。 伐採地の展望 再び倒木帯を抜け、檜林を降りて行く。途中では綺麗な滝をしばらく眺めたり、分岐の展望地で眼下の景色を楽しんだりで山頂からの展望は悪くても途中でいろいろな楽しみがあることが最近分かってきた。登山口まで降りて行く途中で最後の民家のご老人が畑仕事をしていた。イノシシや猿の被害から野菜を守るために畑にはネットが張られていた。
この集落にも過疎は少しずつ進行しているようで、登山口までの途中には廃屋がいくつか見受けられた。6時前に登山口に着き、登山を終了した。道を降りて行き、山頂から見た玖珂のパストラルホール付近から物見ヶ岳を振り返り、ようやく物見ヶ岳の位置を確認することができた。
倒木
山頂
玖珂市街
西方面
滝
物見ヶ岳全景 前の山 周防大島 大見山 を見る 次の山 田布施 行者山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 周東町物見ヶ岳 登山口付近のMAP |