小鹿渓(おじかけい)鳥取県三朝町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2015年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2015年10月 3日 駐車場 →0:35→ 雄淵先の県道出合 →0:30→ 駐車場 全歩行時間 1時間 5分 鳥取県の山歩きの第2弾、初日は三朝町の小鹿渓へ向かう。小鹿渓へ向かうには三朝温泉の前を走る県道21号を東へ進み、片柴交差点を右折し県道33号に入る。この付近に小鹿渓への案内が掲示されているので目印となる。
そのまま道なりに進めば、やがて登山口の小鹿渓「もみじのさと」展望公園の駐車場へ着く。小鹿渓は神倉から中津間の4kmの渓谷で、「巨岩、断崖、渓谷植物に富み、雄淵、雌淵、弥六淵など21景もあり、壮観」と案内されている。駐車場の東側から坂を下り渓谷へ向かう。
途中に眺める田んぼには竹に稲が干してあり、自然乾燥の美味しいお米が収穫を待っている。右に大岩を過ごし、渓流沿いを上流へ向かって進む。遊歩道歩きなので、足下の心配は無い。
早速河原には迫力ある大岩などが横たわり、奇岩大岩鑑賞が始まる。ごうごうと流れる水流も豪快で、その先には小滝が見えている。流れの緩やかな淵の先には細い滝も美しい。このあたりが五郎沢だろうか、苔むす岩もなかなか見事で、歩く度に一つ一つの岩に感動の連続である。
渓谷が続く
清流と小滝と淵の組み合わせが多く、一つ一つに名前が付いていることだろう。これらが21景と言われるゆえんと思われる。やがて現れる横木の階段を登って行くと舗装道へ着き、ガードレールの先に小鹿渓の石碑が置かれていた。
小鹿渓探勝歩道は更に上流へ続き、階段を下り大岩の間を進む。渓谷美を鑑賞しながら歩けば、木々の間からこぼれる木漏れ日が清々しい。遊歩道に整備された階段を登り、樹間越しにまるで絵画のような小さな滝と清流を眺める。
上流へ向かうと美しい淵へ出る 青葉と清流と岩で構成された晩夏のシーンはたぶん忘れることはないだろう。更に階段を登れば、無雑作に岩の配置された渓谷へ着き、更に上流へ向かえば、広い淵へ着いた。穏やかな流れの淵はとても落ち着きのある風景で、紅葉シーズンにはたまらない観光スポットだろう。 やがて雌淵へ着く
遊歩道を更に奥へ進み、階段を登ると雌淵へ着き、樹間越しに広い淵を眺める。更に階段を登れば雄淵と案内されていたが、周囲に樹林の背が高くなっているせいか、雄淵は樹間越しの風景である。 小鹿渓は見所が多い
雄淵を通過、坂を登れば舗装道へ着いた。舗装道歩きは味気ないので、駐車場までは元来た道を引き返し、渓谷と清流を鑑賞しながら登山口の駐車場まで引き返した。水量や樹木の背の高さの関係もあるが、一番美しいと感じたのは雌滝の一つ下流の淵であった。
小鹿渓の風景
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