鉢伏山(はちぶせやま)鳥取県湯梨浜町

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2015年10月 3日

青谷・鉢伏山分岐付近の駐車地 →0:10→ 川上峠 →0:40→ 山頂

 →0:30→ 川上峠 →0:10→ 駐車地

全歩行時間 1時間30分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 先月(9月)に再開した鳥取県の山歩き、遠征2回目は最初に紅葉時期の楽しみな三朝町の小鹿渓を散策した。三朝町から湯梨浜町に入り、山頂にアンテナの建つ鉢伏山へ向かう。この山は東郷池方面から眺めるとお椀を伏せたように見えることからこの名前が付いたと言われている。

東郷運動公園方面へ進む 進行方向にそびえる蜂伏山

 鉢伏山へ向かうには、湯梨浜町の東郷池から県道22号を東へ進み。湯梨浜高校を右に過ごした先から「東郷運動公園」方面へ進路を採り、県道51号を東へ進む。右に運動公園を過ごし、道なりに進むとやがて前方の分岐手前に青谷・鉢伏山への案内が立っている。

青谷・鉢伏山への案内に従い分岐を左折 稲刈り前の風景

 この分岐を左折し、しばらく進むと登山口の川上峠へ着くのだが、当日は待避所新設のための工事が行われており、終日通行止めだった。反対側の青谷地区から川上峠へ向かっても良いのだが、移動時間を考えれば川上峠まで歩いた方が早いので、分岐手前の空地に車を置いて登山を開始した。

待避所新設のための工事中 登山口の川上峠

 収穫前のたわわに実った稲を眺めながら舗装道を進むと、すぐに工事中の場所へ着き、鉢伏山登山をしたいと理由を告げて、工事中の場所を歩かせていただいた。工事中の場所を過ごせば快適な舗装道が続き、山腹につけられた道を折り返しながら高度を上げると、間もなく登山口の川上峠へ着いた。

舗装路を進む

 峠には鉢伏山や鉢伏展望駐車場などの案内、湯梨浜町と鳥取市の境界標識も立っていた。さて、舗装道を歩きながら鉢伏山の山頂を目指す。頭上には電線が続き、足下は何も心配の無い舗装道、坂の傾斜も適度なのでウオーミングアップには丁度良い。

アンテナの建つ鉢伏山 左にアカマツ林

 時折乗用車が山頂へ向かっているので、展望を求める観光客なのかも知れない。やがて木の間越しに山頂に建つアンテナが見えてきたが、まだまだ残りの距離は長い。しばらく歩いていると、立派な赤松が車道脇に増えてきた。この赤松林を過ごせば、左に鉢伏展望駐車場が現れる。

鉢伏展望駐車場 展望台へ続く石段

 展望を求めて山頂へ続く右の階段へ向かうと、すぐに展望台に着く。展望台に登れば、西に東郷池や日本海、南西には甲ヶ山、矢筈ヶ山、大山と続く山脈が一望である。しばらく展望を眺めていたが目の前をちらつく電線が気になるので、アンテナの建つ山頂方面へ向かってみた。

展望台 展望台から眺める風景(クリックで拡大)

 山頂ではNHKのアンテナの工事の真っ最中で、アンテナ下から日本海方面を眺めるが、樹間越しの展望である。展望をあきらめて三角点を探していると、周囲を丸いコンクリートで覆われた場所があり、この中に入って見ると二等三角点が置かれていた。普段は見ることのできない三角点へ触れる事ができたのは幸運である。

山頂からは木の間越しの展望 アンテナ工事中

二等三角点を見つけた

 アンテナの建つ山頂を出発し、今度は展望駐車場の先へ向かってみると、こちらからは眼下に東郷池と日本海の展望が素晴らしく、南西には少々霞気味ながら甲ヶ山、矢筈ヶ山、大山、烏ヶ山と続く大山連峰を眺めることができた。

大山(クリックで拡大) 東郷池と日本海(クリックで拡大)

 満足できる展望を得ることができたので、安心して下山を開始。舗装道歩きだが、通行する車もほとんど無く快適に下山を続け、川上峠や工事中の現場を経由して登山口まで下りることができた。

東郷池と日本海

蒜山と大山

東郷池から眺める蜂伏山

 前の山 小鹿渓 を見る

 次の山 馬ノ山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 鳥取県湯梨浜町 鉢伏山  登山口付近のMAP

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