瑞牆山(みずがきやま)山梨県北杜市
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山名アイウエオ順
2017年8月6日
登山口 →0:40→ 富士見平小屋 →0:25→ 天鳥川 →1:25→ 山頂 →0:55→ 天鳥川
→0:30→ 富士見平小屋 →0:35→ 登山口
全歩行時間 4時間30分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)
2017年の関東甲信越方面の登山、今回は山梨県北杜市にそびえる瑞牆山へ向かう。登山口は瑞籬山荘先の無料駐車場、午前6時半前に着いた時にはまだ駐車している車は少なかった。
登山口の瑞籬山莊
無料駐車場をスタート
すぐに登山を開始、瑞垣山荘手前まで引き返し、「山梨百名山瑞牆山4km」の案内に従い広い登山道に入る。別の案内には、富士見平まで50分、瑞牆山山頂まで2時間50分、金峰山までは4時間10分と掲示されていた。
登山口を出発
熊出没注意
熊出没注意の案内を過ごし、樹林の下につけられた広い登山道を進む。最初は大した傾斜ではなく、ウオーミンクアップと言う感じで淡々と進む。間もなく周囲に大岩が目立ち始めると坂の傾斜が増す。
岩の目立つ道
一旦作業道へ出て再び登山道へ
ここで少し高度を上げると作業道に飛び出し、分岐を左折すれば右側に、瑞牆山への案内が置かれていた。また里宮さん参道入口の案内もあるため、途中から里宮さんへ分岐するのだろう。整備された木製階段を辿り、滑り易そうな道に入る。
整備された木製階段
ベンチの置かれた丁字路
間もなく里宮さんへの参道が左に分岐し、もう少し高度を上げるとベンチの置かれた丁字路へ出た。ここで進路を右へ採り、樹林の下につけられた道を進む。左に林道の案内を見るが、この林道は先程横切った道と思われる。
案内に従い進む
左の道は水場へ続く
富士見平への案内に従い更に進むと、手製の「瑞垣自然公園」の案内を過ごす。反対側にはやはり手製の登山道の案内が立ち、こちらを目指して進む。すぐに左右の分岐があり、左には水場があるそうだが、本日は3リッターをリュックに入れているので、水場には帰りに立ち寄る。
富士見平小屋
金峰山登山道
そのまま進むと富士見平小屋で、小屋の右手からは金峰山への登山道が続いていた。ここまでの所要時間はのんびり歩きで1時間10分だった。なお、当日は多くの登山者が金峰山へ向かっている。
富士見平小屋を出発
岩の道を下る
私は瑞牆山を目指すため、小屋の左側を通過、そのまま道なりに登山道を進んでいると、最初は緩やかな登りだったが、やがて下り始めた。前方の樹間越しには大岩が見えており、この付近が瑞牆山なのかも知れない。
更に急な坂を下る
坂の途中から対岸を見上げると大岩が見える
間もなく小川山への分岐を通過すると一気に坂を下り、前方上には岩の塊が見えてきた。これから登り返してあの岩峰へ向かうのかも知れない。やがて天鳥川へ到着、案内には瑞牆山へ1時間30分、富士見平には30分と掲示されている。
天鳥川を渡る
桃太郎岩
(クリックで拡大)
この沢を渡り、少し進むと丸い岩に亀裂の入った桃太郎岩が現れた。桃太郎岩の右につけられた階段を登り、この先からは岩の多い地点をロープの補助などにより高度を上げる。岩が濡れているのでとても滑り易く慎重に登る。
桃太郎岩横の階段を上る
大岩を超える
更に進めば再び階段が現れ、この階段を登り切れば岩の道が始まる。大岩の間をすり抜けながら少しずつ高度を上げるのが楽しい。周囲にはシャクナゲが多く、花期には多くの花が咲き乱れるのだろう。
厳しい岩場が続く
落石に注意
急な傾斜には両手両足を使いながら立ち向かい、立ち止まること無く高度を上げる。進路にはしっかり目印があり、道に迷うことは無い。ただし、不安定な岩が多いため、落石にだけは気を遣う。
大岩出現
(クリックで拡大)
霧が発生
延々と岩の多い道を辿っていると、やがて目の前にそびえるような大岩が現れた。ここで進路を右に採り、急な岩場に取り付く。岩をつかみながら着実に高度を上げていれば、間もなく弘法岩・黒森分岐へ到着した。この地点からは右が瑞垣山頂へ10分、直進方向は小川山林道(不動滝)1時間50分と案内されていた。
山頂へ向かって分岐を右折
岩場を越える
この分岐は当然山頂を目指すため分岐を右折、すぐに細い鎖の置かれた場所を通過、この先でハシゴを登り、岩の上を進むと岩山の瑞牆山へ着いた。岩の上には大勢の登山者が座っており、この山が人気ある山であることが解った。
ハシゴを登れば・・・
瑞牆山山頂(クリックで拡大)
岩の上からは周囲に霧が濃く、何も見ることはできなかった。本日はこの山一山なのですぐに下山をしても他にすることが無い。そこで山頂にてのんびり休憩を取った。すると北側の岩場を覆っていた霧が少しずつ切れ始め、その岩肌を現し始めた。
岩の上の山頂
霧が晴れれば岩峰が素晴らしい
(クリックで拡大)
すっきりとした展望とまでは行かないが、全く見えないよりは格段に素晴らしい展望である。しばらく霧の晴れた岩肌を眺めていたが、再び霧が岩場を覆ったので下山を開始した。下山は元来た道を引き返すだけで、岩場を慎重に下れば大丈夫。
日本百名山の瑞牆山
富士見平湧水
鞍部の天鳥川を通過、急な坂を登り返し、小川山への分岐を過ごせば緩やかな傾斜の坂を進み、富士見平の山荘へ着いた。山荘下の水場で水を飲むと、この水はとても冷たく美味しい。頭が痛くなるほどの冷たさにびっくりした。何杯も美味しい水を飲み、下山を開始、瑞籬山荘前を通過して駐車地まで引き返した。
登山口付近は晴れ
みずがき山自然公園から瑞牆山(クリックで拡大)
次にみずがき山自然公園まで移動して瑞牆山の山頂部を眺めようとしたが、なかなか雲が晴れず、山頂部を麓から見ることはできなかった。明日の登山予定が当初両神山だったが、天候が優れず短時間で登れる浅間山へ変更する。今回の遠征は台風の影響もあり、天候が優れない日が多そうだ。
桃太郎岩
見上げるような大岩
岩の瑞牆山山頂
瑞牆山から眺める岩峰
みずがき山自然公園から眺める瑞牆山
前の山
金峰山
を見る
次の山
浅間山(黒斑山)
を見る
歩いた足跡
登山口周辺の地図はこちら 山梨県北杜市 瑞牆山
登山口付近のMAP
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