妙見山(みょうけんさん) 山口県岩国市美和町

2005年6月 4日(土曜日)

美和町 妙見山

登山口 黒瀬集会所

ガイド本 金光康資著 防長山野へのいざない

登山開始 15:06 山頂到着 16:16 下山開始 17:11 下山終了 17:43

登山時間 1:10  山頂滞在時間 0:55 下山時間 0:32

所要時間数 2:37

 昼からの登山は美川町の石童山か美和町の妙見山か迷ったが、出発時間が少し遅かったので行程の短い美和町の妙見山に登ることにした。

 岩国方面から国道187号を北上し、小郷から美和方面に右折し県道2号の岩国佐伯線に入る。道なりに進み山城湖に架かる黒瀬橋を渡ると右手に中国電力の変電所、右手には黒瀬地区の集会所を見る。この先の右側の民家の横に妙見山への登山口を見つけるが、標識や道標は設置されていない。

民家の右横から登り始める 鳥居を潜り客人社に向かう

 登山道に入り、すぐ右に分岐する道を取ると鳥居をくぐり客人社に到着した。本日の登山の無事を祈願して登山道に戻る。台風による倒木帯を通り抜けると木漏れ日を浴びながらの登山となる。なだらかな道を進んでいると右側に白い手摺りのある坂道に入り、手摺りの場所を越えると再びなだらかな道に戻った。

客人社に参拝 倒木を過ごす
木漏れ日の中を進む 横に手摺りが整備されている

 左カーブの道を歩いていると真っ黒い蛇に遭遇した。マムシと遭遇する可能性もあるので手袋を装着し、ストックを手に持つ完全武装で登り始める。一旦峠に着くと下りになるがかまわず進む。小さな沢を超えるとその先がヤブとなり、道が怪しくなってきた。すぐに道を間違えたという確信を持ったので引き返す。再び沢を超えて峠に戻ると尾根に向かって行く正しい道を見つけた。

妙見山には右に分岐する道を取る シダの道を歩く

 いつもの通り何も考えずに進むと必ず道を間違える。正しい道に戻るとシダが茂って少々歩き辛くなっている。道を間違えたりしたが尾根道を登り始めるところで登山開始から30分を経過している。

周囲に展望はない 尾根道に到着

 シダの道を少し行くと道は歩きやすくなり、すぐに共同アンテナ地点を越える。周囲に展望がないのが残念ではあるが、本日は気温が30゜を越えているため日射しを木々で遮られるのはありがたい。緩やかな坂を進んで行くと少し坂が急になり、尾根道に到着した。

少し藪加減となる 先に山頂らしき空が見えた

 尾根道をゆっくりと進んで行くとヤブ加減となり少し歩きづらくなるがまだまだ大丈夫。先に山頂らしき空が見えて来たので一安心する。急な坂を最後の坂と思い、進んで行くとピーク手前で右折することになり、そのまま道を降りて行くと舗装道に到着した。

アンテナの見える舗装道に到着 妙見宮に参拝

 舗装道を進んで行くとNHKやドコモなどの電波塔が乱立した公園に入り、まずは妙見宮に参拝をした。目的の一つの山頂三角点を確認するためレーダーアンテナの横を通ってヤブ道に入る。台風による倒木帯を障害物競走のように越えて行きようやく妙見山山頂に到着した。

山頂に向かう道 妙見山山頂の風景

 山頂にはいくつかの山頂標識が掲げられているが至ってシンプルな山頂という感じがした。山頂では周囲の木々が高く、展望を得ることはできない。ただ、山頂の青葉と松はきれいだった。山頂を確認した後展望台に向かって降りて行く。

山頂の青葉と松

山頂から展望台に向かう 展望台に登る

 展望台は三階建てで遠くまで見渡すすことができる。北方面を眺めていると最初は安蔵寺山と思っていた山が実は羅漢山であった等地図を広げて山の確認をした。5時近くまで双眼鏡を覗いて白滝山や成君寺山の確認をした。

妙見山の展望台から西方面の展望

北方面の展望

 5時のサイレンが鳴ったので下山を開始した。帰り道は新緑が太陽に照らされてとても綺麗だ。木のトンネルを抜けながらシダの道を降りて行き、本当に綺麗な檜林の景色を頭に入れながら降りて行く。最後に客人社に立ち寄り登山の無事を報告して登山を終了した。

木のトンネルを抜ける 集合アンテナを過ぎる

 客人社の横には立派な手水鉢が木の横に据えてあった。登山口まで降りて妙見山の山頂の場所を特定しようと辺りを見回すと、登山口から南方向に妙見山のアンテナを確認することができた。

檜林を抜ける 木の横の手水鉢
登山口より妙見山を眺める 美和のサンマート付近から眺める妙見山

 美和の市街に入り、サンマートから妙見山の全景を確認し弥栄ダム方面から長尾トンネルを抜け。下多田交差点を通って帰った。

客人社

妙見宮

西の展望

北の展望

展望台

手水鉢

妙見山全景

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登山口周辺の地図はこちら 美和妙見山 登山口付近のMAP

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