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勝山へ向かう起点を道の駅「西いなば気楽里」とすれば、道の駅の前の県道32号郡家鹿野気高線を北へ進む。緩やかなS字カーブを描きながら県道を進めば左に気高消防署を過ごし、道の駅から約1.2km進んだところで右への分岐に出会う。この分岐手前に掲示された案内標識には、浜村駅・浜村温泉の表示があるのでこの案内に従えば大丈夫。分岐点右に立つ勝山城公園の案内に従い、東へ続く鋪装道をわずかに進むと終点が勝山登山口駐車場である。
また、分岐入口には浜村温泉西国三十三所観音霊場巡りの案内もあるので途中に観音石仏が祀られているのだろう。駐車場を出発し勝山へ向かう。横木の階段の整備された遊歩道を登れば左右の分岐に着く。右が勝山山頂へ続く道で左には観音霊場が続いているのだろう。再び横木の階段を登れば南北に細長い広場に着き、北には東屋の休憩所が設置されていた。
休憩所手前には観音石仏が祀られ、霊場巡りが続いている。東には浜村地区ののどかな田園風景が広がり、その手前には広い敷地の長泉寺がひときわ目を引く。長泉寺と東屋の間の樹木はきれいに伐採され、期間限定かも知れないが明るい田園風景を眺めることができた。
進路を南にとりわずかに坂を登れば左に観音石仏を過ごし、この先の左には長泉寺へ続く下山道が分岐していた。更に階段を登れば右に屋根の傷んだ休憩所を通過、この先が広く平坦な勝山城跡である。
広場の右には21番の観音石仏、左には観音様が祀られていた。城跡を更に西へ進めばベンチの置かれた展望地になっており、北には浜村小学校の先に日本海が続いている。城跡には涼しい風が吹き、真夏の登山だがさわやかな印象の残る登山だった。下山は元来た道を引き返し、登山口に戻った。
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