城将山2014年秋(じょうしょうざん)山口県岩国市錦町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2014年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2014年10月18日 平野神社 →0:50→ 主尾根 →0:20→ 山頂 →0:45→ 平野神社 全歩行時間 1時間55分 2014年は福岡県の山を中心に歩いており、その合間に島根県の登り残した山、山口県の山の再踏破を続けている。今回は山口県の山(山と渓谷社)の著者、中島先生と一緒に岩国市錦町の城将山を目指す。
岩国市街から国道187号を北上し、錦町の道の駅「ピュアラインにしき」で昼食などを購入。道の駅から目の前にそびえる城将山の写真を撮り、登山口の錦集会所の先にある河内神社へ参拝。ここでは秋祭りの準備をされている方が、注連縄の飾り付け等をされていた。 国道沿いにある大野橋バス停から大野橋を渡り、少し先の分岐を左折すれば、「山口県の山」に記載されている登山口の「大野集会所」の前に出る。この付近に駐車スペースがあるので、遠くから自家用車で来ても安心である。集会所前を出発、我々は車で再奧の登山口である平野神社まで乗り入れることにした。 集会所から国道まで出て右折、集会所からは100m程度で左の分岐へ入る。ここから道なりに700m進むと、右下に平野神社が見えてくる。この先の分岐を右折し、橋を渡った所へ車を置き登山を開始する。
作業道を南へ進み、植林帯の下を辿る。左に棚田の石組みが見えてくれば、折り返すように左へ進路を採る。右に歴史ある石垣と棚田跡を眺めながら緩やかな傾斜を進む。植林帯に差す朝日が美しく、暖かい光を感じながら少しずつ高度を上げる。
植林帯の下へ続く道をしばらく進み、支尾根へ取り付けば、急な傾斜となる。ここは焦らずゆっくり進むと、左右の分岐が現れる。この分岐は進路を右に採り、左に炭焼窯跡を過ごし、山腹につけられた道を進む。足下が狭くなり、右下が切れ落ちているが、ここには補助のロープが渡してあり、慎重に進めば問題ない箇所である。
やがて進路は緩やかに左方向へ巻き、正面を眺めれば、ますます急な坂が現れる。ここはそれこそ直登という感じで一気に高度を上げる。やがて足下に岩が増え、背後を振り返れば、木の間越しながら水尾山方面を見晴らすことができる。もう少し踏ん張ると、坂の傾斜が緩み、肩の部分に着いたので小休止を採る。
ここで進行方向に三角錐の岩を眺めて登山再開、坂の途中に大岩を過ごし、ロープの渡された岩場を抜ける。このあたり、周囲の木々の緑が美しく、紅葉にはもう少し時間があることを感じた。
やがて主尾根へ到着、坂の傾斜が緩み一安心。そのまま緩やかな傾斜をのんびり辿る。山頂へ向かって左植林帯、右自然林に区分けされた植生がおもしろく、明るい自然林を眺めながら少し進むと岩場が現れる。登山道の付近にも中央部を囲む様に見える岩、帆柱のような岩など岩好きにはたまらない光景が続く。
植林帯の先には急登が控えており、笹の茂る道へ向かう。岩の目立つ道に入ると、笹の急登には補助のローブが渡してある。肩の高さほどの笹を分けながら、一気に高度を上げれば、前方に大岩が見えてきた。
平坦な城将山の山頂(クリックで拡大) この岩の左側を進むと坂の傾斜が緩み、すぐに平坦な城将山の山頂へ到着。三等三角点の置かれた山頂からは、周囲の木々の背が高く、展望を得ることはできない。展望は西にそびえる大岩の上から西に向かって展望が開け、目の前には水尾山、平家ヶ岳などの展望が広がっている。 展望の岩と水尾山方面の展望(クリックで拡大) 展望岩の上に立ち、周囲に広がる展望を眺めた後、山頂に戻って昼食を摂る。今回は道の駅で販売していた田舎風味のお弁当で、とてもおいしかった。昼食後、今回採ったルート以外の道を探してみたが、目印のテープ等を探すことはできなかった。山頂での休憩の後、ゆっくり下山を開始。城将山の坂の傾斜を楽しみながら、登山口まで引き返した。 城将山 平野神社 棚田の石組 炭焼窯跡 帆柱岩 山頂 展望 前の山 背振山・脊振山 を見る 次の山 竜王山・鋤先山2014年 を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県岩国市 城将山 登山口付近のMAP |