一ノ瀬 城山(いちのせ じょうやま)山口県下関市豊田町

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2012年4月29日

登山口 →0:14→ 鉄塔 →0:13→ 山頂 →0:18→ 登山口

全歩行時間 45分

 山口県下関市の山歩き、今回は旧豊田町の一ノ瀬城山へ向かう。登山の起点は「道の駅蛍街道西ノ市」で、道の駅の前を通る県道34号を南へ約2.4km進むと、手洗地区に着く。ここで、山陽への案内に従い信号のある交差点を左折、県道65号を西へ進む。

登山起点は道の駅 蛍街道西ノ市 「山陽」へ向かって信号を左折

 すぐに長谷観音、一ノ瀬城跡、ホタル観賞地などの案内を過ごし、県道から左側を眺めると、端正な山容を持つ山が視界に入る。この山がこれから向かう一ノ瀬城山である。

城山 分岐を左折

 先ほどの信号のある交差点から約3km地点に一ノ瀬城址の案内が立っており、案内に従い分岐を左折する。この先に架かる栄楽橋を渡れば、左側に広い場所があるので車を置いて登山を開始する。

奥の民家へ向かって登山開始 民家前を右折し登山道に入る

 正面に赤がわらの民家を眺めながら舗装道を進み、民家の前で右方向へ続く林道に入る。丁度この家の方が居られたので、登山道についてお聞きすると、「最近整備をしていないので、ナタが要るかも知れない、貸してあげよう」とわざわざナタを貸して頂いた。このように多くの方に助けられて、山へ登っており、今回もご厚意に感謝して山道へ向かう。

鹿除けゲート 巡視路横には電柱が続く

 すぐに鹿除けのゲートを潜り、しっかり鍵を閉めて進む。進行方向を眺めれば、植林帯の下には少しのシダが見受けられるものの、この道は中国電力の鉄塔巡視路となっており、踏み跡は確かである。

電柱の手前を左折 巡視路標柱前を右折

 頭上に電柱をいくつか見ながら巡視路を進むと、途中で進路は左へ向く。すぐに巡視路標柱(中国西幹線←bT bU→)の立つ分岐へ着き、この分岐は右へ進路を採る。

分岐は左が鉄塔、右が城山 鉄塔広場から眺める城山

 間もなく左右の分岐が現れ、左は鉄塔、右は城山へと続く。鉄塔へ立ち寄り、広場から周囲を眺めてみるが、この広場からの展望は無いに等しい。鉄塔を出発、城山へ向かって緩やかな傾斜の道を進むと、少しシダの茂る場所を見るが、歩くのに支障はない。

シダは通行に支障がない 少しの坂を登れば山頂へ

 この先には少しの坂が待っており、坂の左右にシダが残るものの、中央部は歩きやすくなっている。間もなく前方が明るくなり、すぐに樹林の伐採された城山の山頂へ到着。三等三角点の置かれた山頂からは、南西から西にかけての展望が開け、南西に豊ヶ岳、その右奥に鬼ヶ城と狩音山、鉄塔の先に華山、更に鷹子山を眺めることができる。

一ノ瀬城山の山頂 背後に豊ヶ岳

 久しぶりに眺める展望はとてもうれしく新鮮である。思い返せば、ここのところ展望の望めない山歩きが続いている。しばらく周囲に広がる展望を眺めた後下山を開始。鹿除けゲートの鍵をしっかりと閉め、民家に立ち寄り、お礼を述べてナタを返却した。

華山 山頂に立つ大木

一ノ瀬城山の山頂風景

 登山口付近から美しい山容の城山を振り返れば、山頂から眺めた景色もよみがえる。登山口を出発し、永楽橋を渡った先に立つ案内に従い、千人塚と豊田種長追善供養板碑を眺め、一ノ瀬城山を後にした。

豊田種長追善供養板碑(写真をクリツクすると説明) 千人塚

城山

豊ヶ岳

華山

 前の山 勇山 を見る

 次の山 王喜城山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県下関市豊田町 一ノ瀬 城山 登山口付近のMAP

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