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なお、花ヶ岳へは12月22日にも登っている。当日は総勢16名での忘年会を兼ねた登山で、山頂においてナベ会を実施。楽しい語らいが続き、時の過ぎるのも忘れて山頂で過ごした。この時の写真も併せて今回紹介する。
すぐに右への分岐前に着き、ここで折り返すように右折する。分岐の右端には鷹嶽山潮満寺入口の石碑が置かれている。舗装道を進むと終点が潮満寺の境内で、建物自体は残っていない。広場のような境内の邪魔にならない所へ車を置いて登山を開始した。
潮満寺の境内から左側へ続く未舗装道を進むと、間もなく二つの溜池の前に着く。溜池越しに花ヶ岳を眺めて作業道へ引き返す。すぐに右への分岐に入り、この先山頂まで一本道となる。歩き始めは左右にシダの茂る道だが足下はしっかりしている。
傾斜は緩やかなので歩き易く、自然と早足となるのを抑えながら進む。やがて周囲に背の高い自然林が多くなると、足下に落ち葉が堆積している。落葉の季節なので冬枯れの風景がなかなか良い。
やがて少しずつ坂の傾斜が増し、木の根の張り出す道を登る。最後に岩が多くなればロープの渡された急登となり、岩の間を抜ければ、もう山頂は間近。樹林の中につけられたロープを伝い、一登りで山頂へ着いた。
三等三角点の置かれた山頂からは周囲に360度の展望が広がる。東に大平山、時計回りに楞厳寺山、佐波川河口、大海山、未踏の福西山、火ノ山連峰、黒河内山、蕎麦ヶ岳に真田ヶ岳など名峰が勢揃いだ。
眼下に長沢池を眺めて下山を開始、山頂からわずかに下って右への分岐に入る。なお、右への分岐を過ごしそのまま5分程度東へ続く明確な道を辿れば、楞厳寺山や佐波川河口を見晴らす展望の岩へ立つ事ができる。
さて、山頂から下山を始める。下山道は広くは無いが明確な道で、滑り易い場所にはロープも渡されている。展望の広がる場所もあり、佐波川河口や大海山、火ノ山連峰、長沢池などを眺めながら下る。自然林の中を足下に注意しながら下る。
わずかに植林帯を過ごし、左右にシダの目立つ場所を通過すると作業道へ出る。そのまま道なりに作業道を下ると長沢池の手前付近へ出る。後は駐車地を目指して舗装道を淡々と歩き、一周回りの登山が無事に終了した。花ヶ岳は山頂からの展望が素晴らしい山だった。
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