トップに戻る 2024年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→1:00→ 山頂 →0:10→ やぐらだき →0:12→ 山頂 →0:35→ 登山口
→0:13→ 鋪装道終点 →0:15→ 携帯アンテナ →0:05→ 駐車地
大将陣の登山口の大小丸地区へ向かうには、道の駅ピュアラインにしきから国道187号を吉賀町方面へわずかに進み、次の分岐で深谷峡温泉・雙津峡温泉の案内を確認して右折、この分岐から3.5km進んだ先の岩国市生活交通バスの「西橋バス停」先の分岐を左折する。
そのまま道なりに進み小小丸集落を過ごし、更に大小丸のバス停に着くと変則交差点の袂に大将陣への案内が置かれている。この案内に従い鋪装道を進むが道路上には落石が目立ち、石を避けながら慎重に進む。やがて右に害獣用の罠のあるところが広くなっていたので車を置いて登山を開始した。電柱には大小丸支19とあり、更に進めば携帯電話のアンテナ施設が建っている。結果的には前回同様このアンテナ施設の建つ場所までは進入できたので、もう少し進むべきだった。パンクをしないよう慎重にしすぎたための結果である。
アンテナ施設の電柱は大小丸支29なので、電柱10本分を余分に歩くことになった。アンテナ施設から北には大将陣へ続く山脈が見えており、少し進んで東を眺めると羅漢山がそびえていた。このコース途中で展望が望める場所は限られているため、しっかり眺めておく。
この先からは未舗装道だが広く明確な道が続く。やがて前方に植林が見えてくれば手前が広くなっており、作業道終点に着いた。この先に大将陣登山口の案内があり、山頂まで60分と書かれていた。携帯電話のアンテナの建つ場所からは40分の行程だった。
植林の中に入り倒木を迂回しながら高度を上げる。踏み跡は明確で、要所にテープも配置されているので道に迷う心配は無い。公社造林延ヶ谷事業地の案内を過ごし植林の下に続くつづら折れの道を辿る。右に石の多い場所を見送り一気に高度を上げる。
進行方向の右側に巨岩が見えてくればこの先で進路は右(東)に向き、山腹に続く笹道を辿る。間もなく進路は北に向き、左に尾根道が分岐するがそのまま山腹に続く道を辿る。少しずつ高度を下げて行けば鞍部に着き、沢を横切る。
北西に向かう尾根道を辿り坂を登っていると進路は右(北東)に向き、この先で再び沢を渡る。尾根へ向かう急登に取り付き高度を上げていると、右側が明るくなる。この付近から進路は北へ向き、わずかに高度を上げれば笹の目立つ尾根に着く。
三角点を通過し今回の目的のてんぐのやぐらへ向かって出発。道なりに尾根道を東へ進む。踏み跡が続いているので安心して進み、目印テープに従い急な坂を下る。すぐに笹原に下り立ち平坦な笹原を東へ進む。
右(南)側に注意していると緩やかに下る場所があり、目印も確認できたので下ってみるとすぐに大岩に出会う。この岩上に立つと岩場は更に先へ続いていたので向かってみると東から南東に掛けての展望が広がっていた。
眼下に下須川の集落が点在し、東にはレーダードームが特徴的な羅漢山と東屋の建つ法華山がそびえていた。本日は黄砂が舞っているため遠くまでの展望は霞気味だが、霞さえ無ければ瀬戸内海に浮かぶ宮島も見えるのだろう。新緑の季節のコントラストも素晴らしく、展望を肴に昼食を摂り、食後の珈琲を満喫した。この岩場の途中がくびれて細くなっており、岩場の間を移動するのには慎重に足を運ばないといけない。
展望を満喫したので下山を開始。尾根まで戻って更に北側まで移動してみると笹が刈られた広場になっていた。山頂まで引き返し、三角点を過ごして下山を続ける。下山はとても早く、すぐに登山口まで引き返し、長い作業道を辿り携帯電話のアンテナ下を通過、駐車地まで引き返した。
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