神名樋野の茶臼山(ちゃうすやま)島根県松江市

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2022年3月11日の茶臼山・神名樋野 登山記を見る

2011年3月20日

島根県合同庁舎 →0:15→ 茶臼山(神名樋野)登山口 →0:20→ 山頂

 →0:15→ 南登山口 →0:15→ 山代二子塚古墳 →0:10→ 合同庁舎

全歩行時間 1時間15分

 今回登るのは松江市山代町の茶臼山。松江市のHPによれば、出雲国風土記には、古代出雲人が「かんなび」と呼んで、特に畏敬していた山が四つあり、秋鹿郡に神名火山、楯縫郡に神名樋山、出雲郡に神名火山、意宇郡に神名樋野とあり、神々が籠もる山とされていた。この四つの山は、松江市の朝日山、出雲市の大船山と仏経山、それにこの茶臼山である。

 山陽側では既に雨が降っているようだが、松江地方の天気予報では昼前から雨。従って本日は午前中が勝負となる。この茶臼山の登山口は湖東中学校の南に位置しており、とてもわかりやすいのだが、なにせ車の置き場所に苦労する。

島根県合同庁舎 自然石の祀られた場所

 なお、今回の経験から、真名井神社の付近に広い場所があることがわかり、真名井神社を登山口とし、今回通ったコースを採れば、効率よく一周回りのハイキングができるものと思われる。登山の際には、最初に山代二子塚古墳を見学することを忘れずに。

 先週もこの茶臼山へ登ろうと午後4時に周辺を散策したが、登山に要する時間が不明なこと、駐車場所が見つからないことなどにより、タイムアップ。すごすごと山口まで帰ることになってしまった。今回も朝から駐車場探しが始まり、いろいろな場所を探したが、有料駐車場もないので困った。

足立歯科医院の先を左折 山代二子塚古墳を過ごす

 ここで、スーパーの付近を探していたら、合同庁舎が800m程度先にあることに気が付き、急いで合同庁舎横にあるテニスコートの駐車場に車を置き、登山を開始した。本日は降水確率が高いので、途中で雨に遭うことも想定する。

古墳の一つ先の分岐を右折 南へ向かって進む

 馬橋川沿いに南下し、足立歯科医院の横を抜けて道路を渡る。ここには山代二子塚古墳があり、地層の状況などが展示されている。 古墳の一つ先の分岐を右折し、そのまま道なりに進むと左に公園を過ごす。少し道は狭くなるが、歩くのに支障はない。

公園の横を抜ける 茶臼山登山口

 突き当たった場所を左に向かえば、神名樋野(茶臼山)の案内が立っている。ここまで来ればもう山頂まで450m、もうわずかな距離である。

入口に立つ案内 森へ向かって進む

 案内に従い南へ向かうと、緩やかな傾斜が始まり、そのまま森の中に入る。何か祀られたような自然石を過ごし、先へ進むと急な斜面が始まった。足下には木の階段が整備されているが、慎重に登らないと滑ってしまいそうな気がする。こんな日に限ってストックを忘れており、一直線の坂を一歩一歩確実に登る。

森の中に入る 自然石の祀られた場所

 こんな時にはおもしろいほどに高度が上がり、テレビの中継施設へと続く電柱の立つ道を登れば、やがて平坦な場所に着く。この先で右へ道が続いているので向かってみると、途中で道は切れていた。西方面への展望が少し開けているが、木の間越しの展望となっている。

急な斜面を登る 木の間越しの展望

 元の道に戻り、少しの間緩やかな傾斜の道を進む。進路は緩やかなカーブを描きながら東へ向き、すぐに急な坂道が始まる。やはり足下には木の階段が整備されており、安心して歩くことができる。

狭い道を進む 再び傾斜が増す

 左にデジタルテレビの中継所を過ごすが、この場所からの展望も木の間越しである。更に急な坂を踏ん張ると、反対(南)方向からの登山道と合流、もう少し進めば、広く平坦な茶臼山の山頂へ到着した。二等三角点の置かれた山頂の標高はわずか171m、しかしながら独立峰ならではの素晴らしい展望が広がっている。

デジタルテレビの中継所 山頂手前

広い山頂(写真をクリックすると茶臼山の説明)

茶臼山から眺める展望(動画)

 西に宍道湖、北に和久羅山、北東に宍道湖中海と大根島、東には山頂に雪を頂いた山陰の名峰大山と続く。南東には京羅木山から星上山へと続く稜線、南には天狗山から大出日山へと続く山脈が広がっている。茶臼山の山頂からは、以前縦走したルートも一望である。

山頂から広がる展望

 山頂の東側の桜の木の下には、東側からの登山道が続いており、補助のロープまで渡してある。最初の取りつきが急なので、この方面への下山は次の機会とする。山頂周辺には桜の木が多く植えられており、これから桜のシーズには多くの花見客でにぎわうものと思われる。

 天候が不安定なので早めに下山を開始する。山頂から坂を下り、分岐を左に採る。こちらの道は総じて道幅が狭く、遊歩道として整備された、木の階段の残る道をジグザグに高度を下げる。途中で2ヶ所、笹の被るところや倒木のある場所に遭遇するが、障害物競争のように笹や木々を迂回する。

分岐を南へ採る 山腹に続く道
笹の茂る場所 竹林帯を抜ける

 やがて自然林の下に着き、少し進むと竹林帯を抜ける。そのまま道なりに進むと1軒の民家の前に出た。登山道の入口には朽ちた「茶臼山登山道」の標柱が立っていた。そのまま南へ向かい道路へ出ると、この電柱にも文字のかすれた「茶臼山登山道」の案内が掛けてあった。

民家の前に出る 足下には朽ちた「茶臼山登山道」の標柱

 と・・・、この道は先週も今回も登山口探しのため、通った道だった。入口の右の電柱にはNTTの「段原2幹5L3」左の電柱には「段原2幹5L4」と記載されており、この電柱の間の道の奥の民家が茶臼山への登山道となり、もしこの方面から登山をされる場合に目印とされると良い。

南の登山道入口 電柱に掛けられた案内

 北からの登山道もこの南からの登山道も、どちらも急峻な道を登ることは違いないが、良く整備されているのは、やはり北からの登山道だった。さて、これからもう一つ南の道へ向かい、T字路を左折し、600m程度進むと出雲風土記に記載されている真名井神社がある。

真名井神社(写真をクリックすると説明)

 この神社の祭神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と天津彦根命(あまつひこねのみこと)で、古い歴史を持つ意宇(おう)六社の一社である。本殿は寛文2年(1662年)に再建されたもので県指定の建造物に指定されている。茶臼山には短時間で登れるので、時間が余れば真名井神社散策と山代二子塚古墳などの散策をおすすめしたい。

山代二子塚古墳 土層見学施設

 さて、真名井神社を出発し、元のT字路まで戻って北へ向かうと、登山時に通った前方後方墳の山代二子塚古墳に着いた。時間があるので古墳を散策、土層見学施設で土層を眺めた後、登山口の島根県合同庁舎へ戻った。

 本日は雨のためこの一山で登山は終了、次はということで出雲まで行きそばを頂く。出雲大社の側を通ると雨天に拘わらず大変な人数、やはり松江の堀川沿いといい出雲大社といい、交通の便の良い場所では天候は関係ないようだ。

 さて、肝心のおそば屋さん探しだが、前回頂いた荒木屋さん付近を探してもそば屋さんは見つからず、突き当たりまで行くと、道の狭くなる前で「かねや」さんを見つけた。店の後ろにある駐車場もたまたま開いていたので車を置きのれんをくぐる。

 なんと店内には有名人のサインがいっぱいだった。

 いつものように釜上げそばを注文。小さなお椀にたっぷり入った釜上げそば、薬味にネギとモミジおろしときざみ海苔が入っているだけのシンプルなものだった。このおそばのだしには、すでに味付けがしてある。

かねや 釜上げそば

 さて、そばの味だが、一口食べて今まで食べたそばとちょっと違う食感。これはそばがとても濃い感じがした。そばの麺自体も手で切った事が窺われ、均一の切り口の麺とは全く違う麺である。これは久しぶりの本格なそばに出会った感じで感激。この店には暖かいおろしそばもあるそうなので、次回は当然おろしそばを頂く予定である。

なお、次回の登山は500回となる。

茶臼山

山頂

展望

真名井神社

 前の山 和久羅山 を見る

 次の山 高倉山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 島根県松江市 茶臼山(神名樋山) 登山口付近のMAP

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