栃山(とちやま)島根県雲南市吉田町

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2010年11月7日

登山口 →0:30→ 栃山山頂 →0:20→ 登山口

全歩行時間 50分

 島根県の山歩き、飯南町の指谷山の次は鉄の村、雲南市吉田町(旧吉田村)にそびえる名峰栃山へ向かう。島根県県民の森を出発、国道54号へ戻る途中に紅葉の美しい場所を見つけたので、ゆっくり写真を撮る。国道まで戻ると、東に見えている琴引山山頂はまだ霧に包まれていた。

琴引山の山頂付近は霧の中 懐かしい沖の郷山

 正面に琴引山を眺めながら国道を松江方面へ向かって進む。道の駅頓原を過ぎた先で晴雲トンネルに入り、この晴雲トンネルを抜けて100m先を右折、よく整備された道を進むと左手に都加賀地区の周辺案内図を確認。この道は以前登った沖の郷山へ向かう道である。(この道順は沖の郷山を参照のこと)

麓から眺める栃山 目印はグリーンシャワーの森

 美しい山容の沖の郷山を眺めながら吉田町を目指す。ただ残念なのは周囲が曇っていること。更に東へ進み、飯南市から雲南市に入る。やがて大きな栃山が姿を現した。麓から眺める栃山は、とても美しい山である。

森林浴センター 栃山登山口

 間もなく現れる「吉田グリーンシャワーの森」の案内に従い県道を左折、県道272号をもう少し進み、左方向へ向かうと森林浴センターに到着。ここで栃山の登山口を聞くと施設のすぐ先にあるとのこと。

 舗装道を更に進むと、右手に登山口を確認、少し先に整備された無人の第一駐車場に車を置き、栃山への登山を開始する。偽木の階段を少し登ると、栃山登山道入口の案内が木にかけてあり、片道約20分と表示されている。

眼下に森林浴センター 向かいの山々

 案内に従い進むと、少し下に森林浴センターを見下ろし、南には向かいの山々を眺めるが、一つ一つの山の名前はわからない。たぶんこの中に等検境や沖の郷山も含まれているものと思われる。

紅葉の始まり 案内標識(山頂まで800m)

 整備された登山道を進むと、周囲に紅葉の始まりを確認。間もなく案内板が現れ、左に栃山800m、右方向は菅谷高殿方面と表示されている。そのまま栃山へ向かって進むと、周囲に紅葉の美しい風景が広がっている。

周囲に紅葉を眺めながら登る

 右に植林帯、左は自然林と登山道を挟んで、明確に区分された植生の異なる風景を眺めながら進む。坂の傾斜が少しずつ増すのでゆっくり歩きながら高度を稼ぐ。坂の傾斜が一旦緩んだかと思うと、再び坂の傾斜が増す。こんな事を繰り返しながら周囲に広がる美しい紅葉を楽しむ。

左右に笹が美しい 傾斜のきつい坂

 やがて左右に笹の勢いが増し、頭上を覆っていた樹林が無くなると前方には笹が茂り始めた。踏跡を確認しながら笹藪を突き抜けると、広く平坦な栃山の山頂に到着。二等三角点の置かれた山頂には、最近置かれた二等三角点探訪の記録が置かれていた。これは以前、同じく二等三角点の置かれた甘南備寺山で見たものと同様、「呉歩」という方が置かれた案内であった。

山頂手前は笹がかぶる ススキの茂る山頂

 

栃山の山頂風景(動画)

 山頂から南方面に向かって展望は開けているが、周囲は少々霞気味であり、目の前に見えるはずの等検境や沖の郷山を確認することはできなかった。また、眼下には吉田町の町並みも広がっているはずだが、目線以下の部分に樹林が茂っており、麓を眺めることはできない。

 ↑ 山頂から南方面の展望 ↓

 この山は個人の持ち山ということから、入山を許可していただけるだけでもありがたいことである。広い山頂にはススキが風に揺れており、しばらくススキと笹の美しい山頂で小休止、山頂周辺にも紅葉の始まりを見つける。その後山頂を出発、気持ちの良い木漏れ日の中、往路を引き返す。やがて登山口の駐車場まで到着、無事栃山への登山を終了した。

沖の郷山

栃山

紅葉

栃山山頂

栃山から眺める展望

 前の山 指谷山 を見る

 次の山 峯寺弥山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 島根県雲南市吉田町 栃山 登山口付近のMAP

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