峯寺弥山(みねじみせん)島根県雲南市三刀屋町

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2010年11月7日

観音堂 →0:10→ 展望所分岐 →0:15→ 峯寺弥山 →0:20→ 観音堂

全歩行時間 45分

 鉄の村。吉田の栃山を出発、次は雲南市の名峰、峯寺弥山を目指す。県道272号を左折しトンネルをくぐる。しばらく道なりに進み、県道51号との合流点の三刀屋町六重地区を右折、この先の神代地区で「木次」への案内に従い左折し農道に入る。

峯寺へ向かう 峯寺の案内に従い進む

 すぐに神代トンネルをくぐり、更に道なりに進むと国道314号に入る。ここでも「木次」への案内に従い左折、斐伊川沿いに北へ進むと国道54号の交差点に着く。交差点にて「峯寺」への案内を見つけたのでそのまま北方向へ向かう。

正面に峯寺弥山を眺めながら高架をくぐる 至る所へ峯寺の案内がある

 私は、吉田町から峯寺弥山を目指したので、少々分かり難い道案内となっているが、実際には「旧三刀屋町」の「峯寺」を目指して進んで頂くと良い。この辺り、至る所へ「峯寺」への案内があるので、迷うことはない。そのまま坂を進むと峯寺へ到着、本日は大勢のお参りがあるので、峯寺下の広場に車を置き登山を開始する。

左右に仁王像の立つ峯寺 観音堂

 左右に仁王像の立つ峯寺前を通過、左方向へ向かうと観音堂に着く。ここで登山の無事をお願いし手を合わせる。今回の登山口である観音堂右手に見える稲荷神社方面へ向かう。(一般的には、更に舗装路を進み、終点の遊山荘を登山口とする方がわかりやすい)。

観音堂右手の稲荷神社から峯寺弥山への遊歩道が続いている

左下には水神様が祀られている よく踏まれた遊歩道

 稲荷神社の左手より擬木の階段の整備された遊歩道が続いており、少し進んだ先から下を見ると、水神様の祀られている場所を過ごす。そのまま道なりに進むと、野鳥観察小屋を正面に見る。この下には峯寺遊山荘の設備があり、先ほどの観音堂を更に進むとこの遊山荘へ着く。

遊山荘前からの遊歩道入口 遊山荘を振り返る

 従ってこの下から登山を開始すれば、駐車場を探す手間も要らず、快適な登山ができる。野鳥観察小屋の前を通過、道なりに高度を上げる。整備された擬木の階段はとても快適で、快調に高度が上がる。紅葉の始まりを楽しみながら更に進むと、右へ展望台の案内があるので寄り道をする。

野鳥観察小屋 擬木の階段
紅葉の始まり 展望台分岐

 休憩舎から眼下に三刀屋の町並みが広がり、広く展望も開けるが、丁度野焼きのシーズンらしく、あちこちに野焼きの煙が棚引いている。風も無く穏やかな気候なので、ガスが広がっているような感じを受けた。眼下に広がる展望を眺め、更に遊歩道を進む。

休憩舎 眼下には野焼きの煙が棚引いている

 進行方向に電柱が現れ、その先に携帯電話のアンテナらしき設備が立っている。このアンテナを過ごすと、下り坂になるので峯寺弥山のピークがどこなのか少し不安になったが、地図で前方に山頂があることを確認。もう少し坂を下ると峯寺弥山の山頂に立つ2本のアンテナが見えてきた。

峯寺弥山への案内 最初のピークに立つアンテナ
鞍部から見上げる峯寺弥山 左右に笹の茂る道

 このときまだ山頂は遠くに見えたが、実際には目の錯覚で大した距離ではない。山頂へ向かって緩やかな傾斜を踏ん張れば、やはり周囲には紅葉の始まりが美しい、間もなく峯寺弥山の山頂に到着、山頂には石仏、山頂標識、出雲大社の遥拝所の案内と鳥居、東側にはテレビの中継用アンテナが2本それぞれ立っている。

山頂標識・鳥居・石仏・アンテナの立つ峯寺弥山山頂

 周囲には東方面を除いて展望が広がり、北にはアンテナの立つ仏経山(神名火山)を確認、あいにく霞の広がる展望なので、その先の旅伏山、鼻高山、出雲弥山ははっきり見えず。当然出雲大社を眺めることはできない。

山頂から北に広がる展望

 西には稜線続きにアンテナを確認、南方面の眼下には、高速道路の縦断する三刀屋の町並みを眺める。空気が澄んでいれば南に大万木山、鯛の巣山など中国山地の名峰が見えるはずだが、本日は麓で盛大な野焼きが行われており、煙にかすむ展望である。

山頂から南に広がる展望

 

峯寺弥山山頂から広がる展望(動画)

 その中でも先日登った清久山だけは、山頂にある反射板を確認、一度登った山は次からすぐに見つけることができるようだ。山頂からの展望を楽しんだ後、下山を開始。帰りは野鳥観察小屋を経由し、宿泊研修所の整備された峯寺森林公園、峯寺遊山荘前に下りる。ここには駐車場もあるので、こちら側からの登山もお薦めである。

遊山荘前の展望所 水神様

 舗装路を戻り、左に祀られた水神様を過ごす。更に観音堂を通過し登山口の駐車場まで戻った。峯寺弥山への遊歩道はとても整備されており、山頂からの展望も抜群。体力維持にもおすすめの散策コースだった。

煙に霞む峯寺弥山 「一福」の山かけ蕎麦の定食

 帰りは奥出雲経由か飯南町経由かとなるが、決め手は出雲蕎麦。奥出雲へ向かっても午後5時を過ぎて開いているのは前回食べた八川蕎麦だけ、そこで、今回は飯南町の一福へ。本日は山かけ蕎麦の定食を注文、美味しい新蕎麦を頂き大満足の山旅となった。

峯寺弥山

峯寺

観音堂

紅葉

山頂

展望

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 島根県雲南市三刀屋町 峯寺弥山 登山口付近のMAP

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