虎ヶ岳(とらがだけ)~烏帽子岳〔光市〕(えぼしがだけ)~茶臼山(ちゃうすやま)縦走 山口県光市・下松市

2002年 6月 2日 定光寺コースを見る
2004年 7月 4日 周南アルプス縦走 虎ヶ岳~烏帽子岳~茶臼山を見る
2009年 7月19日 奥迫登山口からの登山記を見る
2009年11月28日 熊毛 常安寺コースを見る
2015年11月23日 渓月院~虎ヶ岳・烏帽子岳~常安寺立岩コース~渓月院 を見る
2015年12月26日 観音寺八十八ヶ所コース~定光寺コースを見る
2017年10月 9日 観音寺コースで虎ヶ岳・烏帽子岳往復
2018年 1月14日 光市妙見コースから新山展望所往復、渓月院へ縦走を見る

2019年 7月 6日 周南アルプス縦走(渓月院・虎ヶ岳・下松烏帽子岳・葉山・茶臼山・大谷パーキング)

2004年 7月 4日(日曜日)

虎ヶ岳     101回目

登山口 渓月院

ガイド本 金光康資著 防長山野へのいざない

登山開始 9:22 山頂到着 11:00 下山開始 11:13 下山終了 14:31

登山時間 1:38  山頂滞在時間 0:13 下山時間 3:18

所要時間数 5:09

 

光 烏帽子岳  101回目 120座目

登山口 渓月院

ガイド本 金光康資著 防長山野へのいざない

登山開始 9:22  山頂到着 11:30 下山開始 11:36 下山終了 14:31

登山時間 2:08  山頂滞在時間 0:06 下山時間 2:55

所要時間数 5:09

 

下松茶臼山   101回目 121座目

登山口 渓月院

ガイド本 金光康資著 防長山野へのいざない

登山開始 9:22 山頂到着 13:57 下山開始 14:13 下山終了 14:31

登山時間 4:35  山頂滞在時間 0:16 下山時間  0:18

所要時間数 5:09

天登山方向 八代 烏帽子岳方面

 台風が山口県を通り過ぎようとしているが、午前中の天気予報は晴れのなので、光市の渓月院より出発し、虎ヶ岳及び光市烏帽子ヶ岳を経由して下松市茶臼山まで縦走をしようと準備をし、8時過ぎに家を出て、光市の虹ヶ丘からアンテナの立っている懸山に行き、下山用のバイクを置いて登山口の曹洞宗渓月院に向かった。

門前橋を渡る 不許輩酒入山門石碑

登山口の渓月院

渓月院登山口 よく踏まれた道を進む

 渓月院は大内・毛利の庇護を受け、弘治元年には毛利元就が仮陣所を設けた所としても知られている。渓月院を抜けて登山口より山道に入り、坂を登って行く。すぐにシダの道となり15分も歩くと最初の三角点「鬼武」に着いた。

シダの道を進む 鬼武 四等三角点
岩嶽展望台への道 鉄塔の立つ岩嶽展望台

 更に出発から30分で鉄塔の立っている岩嶽展望台に到着した。岩嶽展望台からは天登山・八代烏帽子岳を展望する事ができる。また、島田方面・大和方面の展望も広がっており、呉麓山も識別することができた。

↑ 岩嶽展望台からの展望 ↓

 しばらく展望を楽しんだ後、登山道を先に済むと5分もたたないうちに周防旭コースと合流した。更に15分行くと観音寺八十八カ所コースと合流した。このあたりで少し歩き疲れたため小休止を取る。

周防旭コースと合流 観音寺88ヶ所コースと合流
光  定光寺ルートと合流 熊毛 常安寺ルートと合流

 観音寺八十八カ所コースとの合流点から10分程度で定光寺ルートと合流する。ここまでくると光方面は檜林となった。定光寺ルートとの合流点からから更に15分で熊毛常安寺ルートと合流する。虎ヶ岳はいろいろなルートが開発されていることがわかる。特に熊毛側では立派な標識が置かれており、これは熊毛・虎ヶ岳愛好会の皆さんの努力の賜と思われる。

虎ヶ岳山頂風景 茶臼山へ6,260m

 常安寺ルート分岐から5分程度で虎ヶ岳山頂に到着した。虎ヶ岳山頂は2年前に来たときに比べて非常に整備され、山頂標識が新しく立派になっており、ベンチまで新設されていた。台風のおかげでずいぶんと展望が狭くなっているが相変わらずの見晴らしの良さである。風が強くなり台風の影響も出てきたため先を急ぐことにした。

虎ヶ岳山頂から光市街の展望

虎ヶ岳山頂から熊毛の展望

 虎ヶ岳山頂の道標をみると茶臼山まで6260m、渓月院から虎ヶ岳まで少なく見積もっても3500m、渓月院から懸山までは10km近くの距離歩くことになる。標識を見て、気が焦り少し早足となる。虎ヶ岳までは足が重く途中休み休み来たが、虎ヶ岳を過ぎると少し体調が戻ったのかもしれない。

縦走路を進む 綺麗な花を観賞
烏帽子別れ 烏帽子岳への坂道
烏帽子岳山頂 烏帽子岳分岐

 虎ヶ岳から15分で烏帽子別れ、さらに3分で烏帽子岳山頂に到着した。ただし烏帽子ヶ岳山頂からの展望は無く、記念写真後すぐに出発をする。

虹ヶ浜の展望 妙見のコル

 烏帽子岳から15分で妙見所分岐となり、12分で新山展望台に着く。光市の三井と周防・上島田以外がすべて俯瞰できる展望所となっている。新山展望台から先は大して変化のない縦走路をただただ距離を稼ぐため、アップダウンを繰り返し、茶臼山までの距離を詰めてゆくことになった。

道が広くなる 新山展望台

↑ 新山展望台から光市街の展望 ↓

 虎ヶ岳から1時間10分で降松神社中宮分岐となる。この先は急な坂道となりしごかれた。今回用意した地図はこの手前までしか表示がなく、これ以後は勘だけが頼りという情けない縦走である。茶臼山に向かって歩きながら、本日の登山は過去の登山歴の中で一番苦しい登山となりそうだと思った。真夏のこのルートを選択したことを悔やみながら、それでも今更引き返すわけにもゆかないため先に進んだ。

新山乗越 茶臼山へ105分
浅江貴布祢分岐 降松分岐
葉山到着 葉山先の展望所

 中宮分岐から5分もしないうちに葉山到着、この先に少し展望が開けた。少し先に行くと明るい尾根道となり、とうとう茶臼山まで残り30分の標識が出た。延々と続く尾根道のアップダウンで、ずーと気が張っていたがこの道標のおかげでようやく安心した。飲み物はこの時点でもう残り1リットル程度しかなく、すでに1.5リットルを消費している。

弥ヶ迫平標識 弥ヶ迫平からの展望
尾根道を進む 市街地の展望

 この標識の直後厳しいアップダウンが続き、きっちり30分後に茶臼別れ到着、すぐに茶臼山山頂に到着した。茶臼山山頂にはベンチが設置してあり、崩れ落ちるように座り込み、しばらくぼーと眼下に広がる大展望を眺めた。こんなに疲れたが、満足感のある登山は初めてである。

茶臼別れ 茶臼山への道

茶臼山山頂風景

 茶臼山山頂からは360゜の展望で、今まで歩いてきた縦走路を確認することができた。また、下松・徳山方面は笠戸島から太華山にかけての展望が開けている。晴れていれば最高の展望だろうとこんな台風の近づいた日に山頂に来たことが少し悔やまれる。ようやく落ち着きを取り戻し、遅い昼食を台風も気にしながら焦って取り、記念写真を撮った後下山を開始した。

茶臼山から光方面の展望

茶臼山から笠戸島・大華山方面の展望

虹ヶ浜の展望 懸山のアンテナ
バイクと再会 麓から懸山を振り返る

 茶臼山からは下り坂を降りるのみで、草むらを歩いていると突然通信アンテナが顔を出し、茶臼山の縦走路を抜け出してようやく懸山を経由し、バイクの置いてある所に到着した。バイクに乗り、急なコンクリートの坂をゆっくりと降りた後、茶臼山や懸山方面、今日一日歩いた山の稜線を確認しながら40分かけて渓月院まで戻った。全歩行時間5時間の長い一日が終わった。

小周防の山さとうどん 登山口の渓月院

仁王門

岩嶽展望台から三井・島田方面

虎ヶ岳山頂

虎ヶ岳山頂から光市街

烏帽子岳山頂

新山展望台から光市街

茶臼山山頂

茶臼山から光市街

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登山口周辺の地図はこちら 光市烏帽子ヶ岳 登山口付近のMAP

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