紅葉の右谷山(みぎたにやま)山口県岩国市

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2002年 8月20日(火曜日) 初回登山を見る
2007年 5月 3日 寂地山〜藪ヶ峠〜右谷山〜ミノコシ峠〜容谷山〜木目滝〜寂地峡を見る
2017年11月11日 ミノコシ垰から藪ヶ峠 紅葉散策を見る
2019年11月16日 寂地山からミノコシ垰、藪ヶ峠周回登山を見る
2020年 4月29日 寂地山からカタクリロードを観賞、ミノコシ峠から木馬トンネルへ下山
2017年11月11日
寂地峡案内所前 →0:25→ 竜生橋 →0:35→ 水車小屋跡 →0:30→ 右谷山へ70分の広場

 →0:40→ ミノコシ峠 →0:20→ 錦岳 →0:05→ 右谷山 →0:35→ 藪ヶ峠

 →0:50→ 木目の滝 →0:50→ 寂地峡案内所前

全歩行時間 4時間50分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)
 山口県の山の著者、中島先生のご案内により、紅葉の右谷山へ向かう。登山口の寂地峡へ着き、登山を開始。寂地峡の入口付近では紅葉が真っ盛りで多くのカメラマンが思い思いの構図で写真を撮っていた。寂地峡案内所を右に見て五竜の滝方面へ進む。周囲に映える紅葉は、青空が覗くと更に美しくなる。
寂地峡案内所 延齢橋

 延齢橋を渡り紅葉を眺めながら進むと、間もなく五竜の滝の入口へ到着。最初に現れたのは二段に流れる竜尾の滝、この先から自然研究路Bコースに入る。階段を登りながら滝を眺め、少しずつ高度を上げる。豪快な滝を眺めながらの遊歩道歩き、ここで坂の傾斜を感じることはない。

紅葉 竜尾の滝
白竜の滝 木馬トンネル
 竜尾の滝から始まり、登竜の滝、白龍の滝、竜門の滝、竜頭の滝を眺めて木馬トンネルの前に着いた。次はトンネルを抜け、右谷山の登山道へ向かう。真っ暗な長いトンネルの先には明るい景色が広がり、竜生橋を渡る。この地点から右谷山へは140分、最初に登った際には右谷山から容谷山へ抜け、登山後に小五郎山へ登るという離れ業をしていた。今では考えられないことである。
竜生橋 紅葉

 左に沢を眺めながら緩やかな傾斜の道を辿る。青空がきれいで、適度な紅葉も素晴らしい。間もなく右谷山へ130分の案内が現れるが、先はまだ長いことが解る。紅葉の中に紅い色が入るだてけで更に美しくなり、写真何枚撮ったことだろう。沢に架かる橋を幾度か渡り、紅葉に励まされながら平坦な道を進む。

紅葉が続く 水車小屋跡

 やがて水車小屋跡の石組みの残る場所へ到着、小休止を兼ねて写真を撮る。陽の光がもう少し欲しいので、ここで昼食を摂り、時間待ちの後出発した。この先も沢沿いに美しい紅葉が続き、この季節ならではの風景が周囲に広がる。青空、紅葉、渓谷いずれも素晴らしい。

紅葉を眺めながら進む
 右谷山へ85分の案内を過ごすと沢を渡り、この先から沢を右に見るように進む。やがてベンチの置かれた平坦な場所へ着けば、周囲に人工的な石組みの多い場所が見えてくる。右谷山へは70分の地点で、昔はこの付近に山の仕事用の設備か宿舎があったのかも知れない。
平坦地 高度を上げる

 ベンチの置かれた場所を過ごし、少しずつ高度を上げる。やはり周囲に紅葉が美しく、歩いているだけで楽しくなる道だ。沢沿いには石組みが整然と組まれ、この付近は昔のわさび田跡かも知れない。周囲に笹が目立ち始めると、坂の傾斜がきつくなり、ふと背後を振り返れば、羅漢山のレーダードームが見えてきた。

対岸には石組み 羅漢山
ミノコシ峠

 間もなく平坦な縦走路へ着く。この地点がミノコシ峠、右谷山へ30分地点で、以前吉和冠山から容谷山へ縦走した際にも通った地点だ。ミノコシ峠から樹間越しに鬼ヶ城山や羅漢山を眺めて進路を西へ採る。明確で明るい道を進み、少しずつ高度を上げれば右谷山へ0.4Kmの案内を通過、少し傾斜が緩めば、「右谷山へ5分」の案内の置かれた錦岳山頂へ着いた。

錦岳へ向かう 錦岳山頂
錦岳から羅漢山 右谷山へ向かう
 この場所は明らかに右谷山よりは高い位置にある。なお、この地点から寂地山までは100分と案内されている。錦岳を出発、右谷山へ向かって坂を下る。落葉の樹間越しには羅漢山が大きい。目指す右谷山は一旦坂を下って鞍部から上り返す位置で、左右に笹原を眺めながら進むと、間もなくベンチと山頂標識の置かれた右谷山の山頂へ着いた。
右谷山山頂

 右谷山の周囲には樹林が多く、樹間越しの北東に、錦岳が右谷山より高いと言うことがよく分かる。右谷山で中島先生と記念撮影の後、下山を開始。浦石峡へ3kmの案内を通過、少し下った所で容谷山や小五郎山の展望を確認する。以前より樹林の背が高くなっており、視界が少し遮られている気がした。

容谷山 小五郎山

 植林帯を通過すれば浦石峡まで2km、さらに500m下れば容谷山との分岐の藪が峠へ着いた。交差点を左折し、更に下山を続けていると、周囲に紅葉前線が戻ってきた。紅葉を眺めながら下山を続け、一枚岩の滑滝等を眺めながら高度を下げる。やがて広い作業道へ合流、少し下ると容谷山からの下山道の目印、木目の滝へ着いた。

藪ヶ峠 木目の滝

 そのまま明確な道を辿り、宇佐神社前を通過して登山道の起点の寂地峡駐車場へ帰り着いた。一日紅葉を眺めながらの登山は楽しいものであった。

紅葉
紅葉
ミノコシ峠
錦岳

右谷山

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県岩国市 右谷山  登山口付近のMAP
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