右田ヶ岳(みぎたがだけ) 山口県防府市

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2009年4月26日(日曜日)の塚原(直登)コースの登山記を見る
2009年12月27日(日曜日)の塔之岡コースの登山記を見る
2013年11月16日(土曜日)の勝坂コースの登山記を見る
2020年 1月 5日 直登コース〜尾根コースを見る
2021年 6月 6日 塔之岡コース〜直登谷コースを見る
2009年12月27日(日曜日)塔之岡コース

駐車場 →0:20→ 登山口 →0:15→ 土石流の橋 →0:25→ ピーク

 →0:25→ 塚原コース分岐 →0:10→ 山頂 →0:05→ 西峰

 →0:10→ 尾根コース分岐 →0:25→ 本コース分岐 →0:10→ 勝坂

 →0:25→ 登山口

全歩行時間 2時間50分

 2009年の忘年登山。今年は防府市右田ヶ岳へ。今回の参加者は山口県百名山の著者中島先生、防長山野へのいざないの著者金光さんのグループの合計10名である。右田小学校前の登山者駐車場を午前10時過ぎに出発、正面に右田ヶ岳を眺めながら右田小学校方面へ向かい、小学校に入る手前を右折。そのまま道なりに東へ進み、この先の分岐を左折する。

小学校に入る手前を右折 分岐を左折

 前回向かった塚原コースの分岐を通過、土壁の塀越しに眺める右田ヶ岳は、青空をバックにとても美しい。左に金文字で書かれた塔之岡コースの案内を過ごし、もう少し進めば、墓地の入口手前にお地蔵様をみつける。この分岐が今回の塔之岡コースの登山口、右田小学校の駐車場から20分の行程である。

土壁の塀越しに眺める右田ヶ岳 塔之岡コース登山口

 登山入口と書かれた案内に従い進めば、周囲は墓地である。いくつか案内標識が立っているが、そのまま真っすぐ西方面へ向かって道なりに進む。すぐに松の多い場所に着き、目の前にはこれから向かう稜線が一望となっている。足下には地積調査の赤い杭が打ち込まれており、地積調査用の道がそのまま登山道になったような印象を受けた。

周囲に松が多い 左右にシダが繁る

 左右にシダの繁る道を進めば、間もなくコースの分岐へ到着。このコースは途中で過ごした塔之岡コースの入口より続いているものと思われる。分岐を出発すれば足下に小岩が目立ち始める。緩やかな傾斜の坂道を快適に進めば「石の上にも散根んの辛抱 春には観せてね根性花」の案内を過ごす。この先要所に、このようなのどかな案内が立っている。

コース分岐に着く 足下に小岩が目立ち始める

のどかな標識に和む

 塔之岡コースの登山口から15分で土石流跡の場所に到着、ここには2つの橋が架けられており、北側から流れてきた土石流による爪痕を確認することができる。2つの橋を渡り、左に災害の跡を眺めながら高度を上げる。この付近では、雨天後に登る際、ぬかるみそうなので注意が必要と思われる。

土石流跡に架かる橋 土石流跡
二本目の橋 土石流の跡を登る

 登山道はこの先で右へ向き、急な傾斜に向かうことになるが、階段とロープが整備されているので安全に歩くことができる。間もなく平坦な場所に出れば大きなケルンが迎えてくれる。ここで右の展望地へ向かえば、そこには権現石祠が待っている。展望地からは眼下に上右田の町並み、その先には矢筈ヶ岳・大平山の展望が広がっている。小休止の後、展望地を出発、北に見えている岩尾根へ向かう。

むき出しの地肌が生々しい 急な斜面に取りつく
ケルン 権現石祠の立つ展望地

権現石祠の立つ展望地から眺める矢筈ヶ岳

権現石祠の立つ展望地からの展望(動画)

 ほとんど直登気味に岩場に向かえば、面白いほど高度が上がる。急な岩斜面にはロープが渡されているので、岩を楽しみながら登ることができる。ピークに着けば更に展望が広がるので、このピークでも小休止。登ってきた行程を眺めながら休憩するには丁度良い場所である。

石祠を出発 直登気味の岩場
ピークへ向かう ピーク到着

 展望地から更に北へ進み、横木で作られた長い階段を登り、高度を上げる。間もなくピークの石畑峠(仮称)を越え、少し下れば休憩舎の「葉椰詩の山小屋」が待っている。少し南へ下れば、松の木の美しい日本庭園のような展望地があり、展望地から北方面を見上げれば、土石流の起点を眺めることができた。先程通過した橋の架かる崩壊地も全てこの場所が崩壊の起点である。

展望地を出発 葉椰詩の山小屋
展望地 土石流の起点

 休憩舎の場所を出発、少し下れば石碑の立つ場所を通過、間もなく「千振り峠(仮称)」を過ぎ、背後を振り返れば遠くに三谷山の岩峰が美しい。整備された横木の階段なので、大して負荷も掛からず高度が上がり、間もなく右へ三谷山・山城山・三谷森林公園への分岐を過ごす。

石碑の立つ場所を通過 三谷山
三谷山への分岐(右田ヶ岳へは左折) 縦走路を進む

 この先一旦下り、鞍部に着けば塚原コースとの分岐と合流。鞍部を出発すれば、すぐに松の木の多く滑り易い、真砂の場所を過ごす。この先から尾根の右側につけられた岩の多い道を進む。滑り易い岩道をロープの助けを借りながら一気に登る。通常であれば大汗をかきながらの登山となるが山陰を歩くため、汗もかかずに登ることができる。

塚原コースと合流 真砂の場所を通過

滑り易い岩の道を進む

 間もなく前方に展望が開ければ山頂に到着、明るい日射し受けた山頂には日の丸が風になびいていた。山頂にて豪華昼食。参加者より体の温まる熱いお汁粉や、お菓子も振る舞われ、ゆっくり休憩を取った後、記念撮影。

右田ヶ岳山頂

眼下に広がる展望

 その後、山頂下の石垣を眺めながら鞍部へ下る。鞍部からは西峰へ登り、眼下に広がる展望を眺める。土石流の流れた跡を目で追いながら、今回の土石流災害の甚大さを痛感した。

石垣を眺めながら鞍部へ下る 西峰から眼下に広がる展望

 西峰から勝坂方面の岩峰まで一気に下り、今回は右側の尾根ルートを採る。樹林の中に入り、岩の多い場所を抜け、再び樹林から出れば、目の前には岩・岩・岩。これから先は尾根ルートの見どころ満載。上を見ても下を見ても岩ばかり。岩尾根を下るこのルートはとてもワイルドでわくわくするコースである。

岩峰の分岐は右折 岩の横に出た

ワイルドな岩尾根

岩尾根を下る(動画)

 要所に配置されたロープの助けを借りながら、岩尾根を一気に下る。あっという間に眼下に広がる展望が狭くなり、高度も下がる。今度は岩峰を見上げながら、ついさっきまで立っていた場所に思いをはせる。下りて行くのが勿体ないような気持ちになりながら、間もなく崩落場所を通過。

岩尾根を一気に下る 崩落場所へ向かって下りる

 少し登り返せば、本ルートと尾根ルートの分岐へ到着。この先は前回通ったルートをそのまま歩き、勝坂へ下りて出発地まで戻った。今回の周回コースは一日たっぷり楽しめるコースである。

崩落場所を通過 本ルートと合流

 前の山 仏山 を見る

 次の山 太華山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県防府市 右田ヶ岳 登山口付近のMAP

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2009年4月26日(日曜日)塚原(直登)コース

 

登山者駐車場 →0:10→ 海宝寺跡 →0:15→ 直登コース分岐

 →0:45→ 右田ヶ岳山頂 →0:05→ 西峯 →0:10→ 岩峰

 →0:35→ 勝坂コース登山口 →0:25→ 登山者駐車場

全歩行時間 2時間25分

 新・分県登山ガイド34「山口県の山」(山と渓谷社 中島篤巳著)に掲載されている防府市の右田ヶ岳へ登る。最初は中島先生と東鳳翩山のナマナマルートに向かったが、佐波山トンネルを越えたところで雨が降り始め、東鳳翩山の登山口に着くと同時に大雨となった。丁度佐波山トンネルを夾んで山口市側に雨が降っているので、防府市まで引き返し、右田ヶ岳へ向かうことにした。

 右田小学校の南にある登山者駐車場に車を置き、小雨の中、登山を開始。出発時刻は午後12時30分、正面に右田ヶ岳を眺めながら右田小学校方面へ向かい、小学校に入る前を右折。そのまま道なりに東へ進み、この先の分岐を左折する。

右田小学校に入る前を右折 道なりに進み分岐を左折

 左手にお地蔵様を見ながら歩いて行けば、左手に石段が現れるので、この石段を登るとすぐに海宝寺跡に着く。石仏や墓地を左に眺めながらもう少し進むとT字路に出るので左折する。

石段を登る 海宝寺跡の先を左折する

 この先の石段を登れば、正面には五輪塔とお地蔵様、その奥の樹林の下には祠も見えてくる。お地蔵様を右に過ごし、更に道なりに進むと、手製の標識が現れ「塚原登山口 右田ヶ岳山頂まで1900メートル」と書かれている。

五輪塔とお地蔵様を過ごす 手製の塚原登山口標識

 樹林帯に入り緩やかな坂道を進めば、少しずつ坂の傾斜が増してくる。但し、この辺りは大した坂ではない。周囲に岩が目立ってくると突然前方が明るくなり、右田ヶ岳の岩峰が見えてきた。足下は滑り易い真砂土の道に変わり、背後を振り返れば素晴らしい展望が広がっている。

周囲に岩が目立ち始める 視界が開け、右田ヶ岳の岩峰が見えてきた
真砂土の道を進む 背後には防府市街の展望

 小雨交じりの天候だが、眼下には防府市街が広がり、南には向島がとても綺麗だ。周辺にはツツジの花が満開で美しく、山頂方面を眺めながら進む感覚がとても嬉しい。

ツツジ 山頂方面を眺めながら進む

 少し進むと本ルートから離れて左に続く道に入る。この分岐点は周囲に樹林が無くなり、真砂土の道に変わった場所から5分程度進んだ地点である。熟練者向きのコースのため、入口にはテープなどの標識は無いようだ。

本ルートから離れて左に続く道に入る

 分岐に入るとすぐに道幅は狭くなるが、足下はよく踏まれているので、迷うことはない。平坦路を少し進めば前方より沢の流れる音が聞こえてきた。すぐに細い沢を通過し、左手下の沢から続く道と合流する。

平坦な道を進む 沢を通過

 もう少し進むと、左に沢が見えてくるがここからは上に向かって登る。滑り易い土質であり、雨も降っているので慎重に登る。ここにはロープが渡されているので、ロープの強度を確かめながら慎重に登る。ロープと木の根を補助に、少し登って背後を振り返れば素晴らしい展望、周囲に新緑が広がり一年で一番鮮やかな季節を迎えようとしていることが分かる。

斜面を登る 急な斜面にはロープが渡してある

周囲には鮮やかな景色が広がる

 上を見上げると中島先生がどんどん高度を上げているので、シダの刈られた斜面を慎重に登る。遠くには岩峰が見えており、最終的にはこの上まで登ることになるそうだ。気まぐれな天気は突然晴れ間を見せる。この時の展望はとても素晴らしい。

シダの刈られた斜面を慎重に登る 岩峰が美しい

 間もなく先生に追いつき、これから向かう岩峰を眺めると、本当にまっすぐ登れるのだろうかと思ってしまう。少し登れば行き止まり、もう登る方向は上しかない、いよいよ岩場の急登が始まる。

岩に取り付く 急斜面に向かう

 しっかりと岩を掴んで三点確保。急な岩斜面を登る。大岩を内側から見ると、不思議な形をしていることが分かった。遠くには矢筈ヶ岳に大平山、防府市街も美しい。ここまで来ると登山口の右田小学校も見えており、歩いてきた道を確認することが出来る。

大岩と防府市街 矢筈ヶ岳と防府大平山

 さあ、登山を再開しよう。シダの茂る道を一気に高度を稼いでゆく。高度が上がるたびに周囲の展望が開けてくるので、絶えず新しい発見をしているような錯覚に陥りそうだ。左右にシダの茂る道を快適に進めば、岩の多い場所に出た。

岩の多い場所 急な斜面を直登する

 ローフが垂らされているので安心して登ろうとしたら、ロープを結んである木が頼りない。この先はロープを持つことを諦め、岩を掴んで登ることにした。ところが、岩がガクガク動き、不安定な岩の多いことに気が付いた。一歩間違えれば奈落の底、これから先は浮き石を掴めば真っ逆さまと言い聞かせ、更に慎重に登る。

ロープの基部は頼りない 大岩が続く
眼下を見下ろせば目舞がしそう 更に岩場は続く

 雨の降る中、滑り易い岩を越えて行き、最終地点まで来ると、「ロープ基部がグラグラ、全体重を掛けると危険」と書かれていた。やはりロープを持つのは危険だった。更に岩場が続き、岩場登りは嬉しいのだが、眼下を眺めると身震いする。

ワクワクするような岩場

間もなく岩場は終了 振り返れば急斜面に足が竦む

 間もなく大きな岩の上に立てば、岩場登りは無事終了。眼下には登った景色が広がる。ゆっくりと周囲の展望を眺めた後、山頂を目指す。ところがいつも山頂にあるはずの日の丸は見えなかった。岩場を慎重に移動し、着いた場所は右田ヶ岳山頂426m。先程見えなかった日の丸が揚がっていた。いったい誰が日の丸を揚げたのだろう。

眼下に広がる防府市街の展望

山頂に旗が見えない 山頂へ向かう最後の岩場

右田ヶ岳山頂

山頂から眼下に広がる展望(動画)

 山頂に着いて周辺の写真を撮った後、恒例の記念撮影。その後来た場所を確認して西峰へ向かう。山頂から鞍部へ向かって下れば、足下には大岩が点在している。間もなく鞍部に到着、ここを左に下りると天徳寺方面だ。この分岐はそのまま西峰に向かって岩場を登る。

登ってきた場所の再確認(下から山頂の旗が見える) 南に向かって矢印の付近より登頂
山頂ではツツジが満開 西峰へ向かう
鞍部へ向かう途中の岩 鞍部の標識

 背後には右田ヶ岳が聳えており、山頂には先程まで眺めていた日の丸が勢い良く棚引いている。山頂には登山者が2名立っており、先程すれ違った二人であることは服装からして間違いない。西峰から眼下を見下ろせば、天徳寺コースの登山道が見えており、前峰から続く滑り易い登山道を目で追う。

西峰から本峰を眺める 眼下には天徳寺コースの登山道

 西に目を向ければ、西目山が美し、その先には楞厳寺山・佐野山が顔を出している。西目山の手前には山口に行く際によく見る岩峰が聳えており、これからあの岩峰に向かって下りて行く。坂を折り返しながら高度を下げると、目の前に大岩が見えてきたので登ってみた。眼下にはやはり岩峰が素晴らしい。

西目山・楞厳寺山・佐野山

岩峰 大岩の上に登ってみた

 大きな岩の点在する場所を慎重に下れば、周囲には青葉とツツジが美しい。左右にシダが茂り、いかにも滑りそうな花崗岩質の登山道を一気に下ると岩峰の下に着いた。この岩峰を境に、左手が勝坂本ルート、右手には尾根コースが続いている。岩峰の上に登り周囲を見回せば、素晴らしい展望に感動。

岩峰全景 左手が勝坂本ルート、右手には尾根コース

この岩峰には感動する

岩峰から周囲の展望(動画)

 今後、防府から山口に向かって進む際、この勝坂の岩峰を見て多分ニンマリすることと思う。但し、一番端の岩の上に立っていると、急に風が強く吹き出し、この岩から立ったまま下りる事は出来なかった。腹這いになり、少しへっぴり腰で岩から下りて周辺散策を続ける。

一番端の岩峰に向かう 眼下を見れば・・・・
西峰を振り返る 南側の本ルートを採る

 いよいよ岩峰を出発、下山は本ルートを採る。すぐに急な岩場が現れるので腰が引けるが、ロープを掴む程の危険性は無く、一気に下りて行く。岩場の途中から見上げる岩峰は素晴らしく、あの岩の上にいたことがとても嬉しい。一気に高度を下げて行けば、岩峰がますます美しく、岩峰をじっくり観察していると、中間点付近にピンクのリボンが掛けてあった。これはロッククライミング用の目印のようだ。

急な岩斜面を下る 見上げれば岩・岩・岩

岩峰を見上げる

 沢山の写真を撮ったので下山速度を速める。もう少し下れば再びロープの渡された急な岩斜面、この先からは慎重に下りて行かなければならない。この下り坂は、前の下り坂と比較すれば、ロープは頑丈だし、岩を伝って下りればなかなか楽しい。この先ゆっくり斜面を楽しみながら下れば、間もなく本ルートと尾根ルートの分岐に着いた。

再びロープの渡された岩斜面 下りてきた斜面
シダの茂る道を下る 本ルートと尾根ルートの分岐

 もう少し下れば周囲は樹林帯となり、足下には岩が点在、柿の木なども目立ってくる。間もなく勝坂登山口に到着、無事右田ヶ岳の周回が終了した。この先は歴史の道「萩往還」を歩く。

樹林の下を歩く 勝坂登山口に着く

 右手に剣川を眺めながら緩やかな坂道を南東方面に進む。右田ヶ岳を眺めれば、西峰から下りてきた道と途中で登った特徴的な岩峰が美しい。あの峰に立っていたことが誇らしくさえも思える。

「なすび」の手前を左折し萩往還を歩く 右田ヶ岳を見上げる

 間もなく頭上に山陽新幹線の高架橋が見えてくれば、剣神社の分岐を左折、しばらく高架橋の下を進んで行くと県道に出るので左折する。もうこの先は登山口の登山者駐車場まで一本道、天徳寺への分岐を左に過ごし、信号を道なりに渡れば丁度一周回りで右田ヶ岳の登山者駐車場に到着した。

剣神社の分岐を左折 県道に出会えば左折する

 やはり右田ヶ岳は登り堪えのある山だ。次回は塚原コースの本コースを登り、勝坂コースの尾根コースから下りるルートに挑戦したいと思いながら登山口を出発。防府インターから高速に入り、下松SAに立ち寄ると、駐車場いっぱいに車が駐車しており、沢山の人が買い物をしていた。休日ETC割引の効果を目の当たりにした。

直登コース

大岩

矢筈ヶ岳と防府大平山

防府市街の展望

右田ヶ岳山頂

岩峰

岩峰と西目山

急斜面

 前の山 玉山山頂 を見る

 次の山 十種ヶ峰 を見る

歩いた足跡  

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右田ヶ岳      8回目 11座 山口県の100山では 7番目

登山口 右田小学校

ガイド本 中島篤巳著 山口県の山(発行所 山と渓谷社)

登山開始12:51 山頂到着14:19 下山開始14:29 下山終了15:20

登山時間 1:28  山頂滞在時間 0:10 下山時間 0:51

所要時間数 2:29

右田ヶ岳全景 登山口の天徳寺

 本日は土曜日だが仕事で山口に行き、帰りに防府で食事をしたついでに右田ヶ岳に登った。登山口の天徳寺に車を駐車しようとしたが、登山者は駐車禁止という看板が立っていたのでもう少し手前の右田小学校に駐車し登山を開始する。天徳寺に参拝して本日の登山の安全を祈願し出発する。

天徳寺から見る前岳 岩に掘られた磨崖仏

 右側の登山道を抜けるて進むとすぐに、岩に掘られた磨崖仏を見ることができた。ここは岩場のようなところで岩にしがみつきながら登った。出発から20分で前岳に着く。前岳からの景色もまずまずだが、山頂までにはまだまだ距離があるので早めに出発する。

中腹から前岳の展望 高度が上がると展望も開ける

 一旦下った後に登り返すが坂はどんどん急になり、急斜面のためだんだん歩みがのろくなり、最後には足が動かないような状態となった。時間ばかりが過ぎてゆく感覚の中、出発から50分で山頂直前の鞍部に到着、まずは左の西の峯に行く。

切り立った岩を見下ろす 山頂を見上げる
鞍部にある道標 西の峯から前岳の展望
西の峰から西目山の展望 防府市街の展望

 西の峯からは目の前の西目山、その先には楞厳寺山と展望が広がっている。しばらく西の峯の景色を堪能した後、一旦鞍部に降りて右田ヶ岳山頂に到着した。

山頂より西の峰の展望 右田ヶ岳山頂のモニュメント

 頂上は景色が良く、登って良かったと思わせるようなところだった。また、山頂には不思議なモニュメントのような建造物があり、山頂の標識となっていた。山頂からの大展望は素晴らしく大平山や矢筈ガ岳の展望が広がっていた。

右田ヶ岳山頂から防府市街の展望 大平山・矢筈ヶ岳の展望
切り立った岩が続いている 急な斜面を下る

 体力を使い果たした状況だったので、山頂にてしばらく休憩した後下山を開始した。坂が急斜面でよく滑るのでそのまま滑り落ちるように危険な急傾斜を一気に登山口まで降りた。

大きな岩を見上げる 大岩の間を慎重に下る
急な坂を下る 露岩を見上げる

 

 前の山 源明山・嘉納山・嵩山 を見る

 次の山 蓮華山 を見る

 前の山 玉山山頂 を見る

 次の山 十種ヶ峰 を見る

 前の山 仏山 を見る

 次の山 太華山 を見る

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2009年12月27日(日曜日)の塔之岡コースの登山記を見る

登山口周辺の地図はこちら 右田ヶ岳 登山口付近のMAP

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