孝霊山(こうれいざん)鳥取県大山町

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2008年11月 2日

駐車地 →1:00→ 登山口 →0:40→ 孝霊山 →0:30→ 登山口 →0:50→ 駐車地

全歩行時間 3時間 0分

 この山に向かうのは今回で3回目、1回目は昨年(2007年)8月6日。前日に三鈷峰ユートピア矢筈ヶ山へと縦走し、足を痛めてしまった。当日は、登山口まで車で行けるので、簡単に孝霊山山頂へ登ることができると思って宿泊地を出発した。しかしながら、NTTの専用道入口には鎖が渡されており、林道歩きは痛めた足には負担がかかる。泣く泣く孝霊山を諦めて羽衣石山(うえしやま)へ向かった。

 2回目は同年(2007年)9月24日、鳥取県江府町の宝仏山への登山後、曇り空の下をこの山に向かった。しかしながら登山口に向かう途中に雨が降り始め登山を断念した。

 そして今回、満を持して孝霊山へ向かう。

昨年(2007年)8月6日に眺めた孝霊山

 烏ヶ山登山の後、鏡ヶ成を出発。国道181号まで戻り、江府インターから米子自動車道を通り米子インターで下りる。この先は米子東インターから山陰自動車道に入り、淀江インターで自動車道を下りる。淀江インターから東にある米子白鳳高等学校の横を通り、クリーンセンター方面へと進む。

左手に米子白鳳高等学校を過ごす 大山町に入る

 間もなく長田地区に入るのだが、孝霊山への登山道分岐の目印「孝霊無中」の標識は進行方向からは反対側に立っているため見過ごすことが多い、従って左手に「長田西入口」の標識を見つけたらこの反対側が孝霊山への登山道の入口となる。

長田地区に入り、「長田西入口」の標識を確認し右折する

「長田西入口」の標識 NTTの孝霊無線中継所標識

 正面に立つ「孝霊無中」の標識に従って進んで行くと間もなく道は右にカーブ、その先はNTTの孝霊無線中継所の専用道であり、当然鎖が渡してある。従って、道が右へとカーブする手前に広場があるので車を置き、舗装された管理道を歩き始める。

NTTの専用道には鎖が渡されている 右手には管理道の距離が表示されている

 眼下に広がる大山町には風力発電の施設が多く設置されており、のどかにプロペラが回っている。舗装道の右手には管理道の距離も掲示されているのでどのくらいの距離を歩いたのか解り、とても励みになる。

風力発電施設のプロペラ 弓ヶ浜の海岸線
林道を進む 孝霊無線局を過ごす

 西には弓ヶ浜の海岸線が美しく、林道に咲く美しい花を眺めながら快適に進んで行くことができる。周囲に咲く花などを観賞しながら進むこと丁度1時間、舗装路が右へカーブする地点に到着、専用道を距離にして3.3km程度歩いたところで孝霊山の登山口に到着した。

NTTの標識「3240m」、又は電柱の「NTT高麗山引114」先で右にカーブする地点が孝霊山の登山口

 左右に旗が立ち、とても分かり易くなっていたが、この先標識等が無くなっていた場合にはNTTの標識に付けられた距離表示では「3240m」、電柱では「NTT高麗山引114」の先の右にカーブする地点を探すと、下に向かって下りる場所を見つけることが出来る。

孝霊山登山口、入口に旗が立っていた 登山口から孝霊山を眺める
孝霊山登山口標識 登山口から下りると同時に左方向へ進む

 登山口から南東方面に孝霊山を眺めた後、石垣の下に下りる。下りると同時に左方向に続く踏み跡を見つけ、少し進むと目印のテープが見えてくる。間もなく登山道は鞍部へと向かって下りて行き、この先は笹の茂る道を進むことになる。

踏み跡を見つける 平坦な道

 平坦な笹道を進むと坂道にかかり、笹の茂る道を折り返しながら進む。途中で踏み跡は怪しくなるが、とにかく上へと向かって高度を上げれば踏み跡は再び確かになる。周囲には松が目立ち、笹の茂る道を慎重に高度を上げる。

笹の茂る道を登る 周囲には松が多い

 NTTの専用道を離れ約40分で山頂手前の平坦地に到着、もう少し進むと足下にはコンクリートの残骸が転がり、その先に見えるコンクリートの階段を登れば三角点と山頂標識の立つ孝霊山山頂だ。

山頂手前の平坦地 コンクリートの残骸の先に山頂

ススキの茂る孝霊山山頂

 山頂標識付近にはススキが茂り、山頂から南東方面には船上山甲ヶ山矢筈ヶ山大山と美しい展望が広がっている。周囲の展望を眺めようとするのだが、樹木等の成長により、南東方面と北方面の展望しか眺めることが出来なくなっている。

孝霊山山頂から眺める大山

孝霊山山頂 ススキの原から大山を望む(動画)

 山頂から少し下りると西方面の展望が広がり、中継所のアンテナと弓ヶ浜方面を眺めることが出来た。最後に周囲の展望をしっかり眺めた後、下山を開始する。

眼下に中継所のアンテナ 米子市街の展望

 笹の道を慎重に下り、向かいのアンテナを眺めながら下りればすぐに鞍部に到着、もう少し登り返し、石垣を登ればNTTの専用道まで戻る。これから先は何の心配もない舗装道歩き、ゆっくり下りて行けば駐車場所まで戻ることが出来た。昨日酷使した足はすっかり元気になったようで安心。

笹の道を下る アンテナを眺めながら下る
石垣を登ればNTTの専用道 登山口から大山を眺める
ムカゴを見つけた NTTの専用道から弓ヶ浜を眺める

 今日は食事を先に済ませ、温泉に入ることにした。本日の温泉は孝霊山の近くのアルカリ温泉「太古の湯ラピスパ」。温泉料金1200円を支払い沢山の種類の温泉に入り、ゆっくりくつろいだ。コンビニにて明日の朝食・昼食を仕入れ、そのまま宿泊地の溝口展望駐車場へ。

紅葉 本日の温泉は「太古の湯ラピスパ」

孝霊山

風力発電

登山口から孝霊山

松の多い場所

山頂

孝霊山山頂から大山

山頂から電波塔

弓ヶ浜

紅葉

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 鳥取県大山町 孝霊山 登山口付近のMAP

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