大海山・亀尾山(おおみやま・かめおやま) 山口県山口市

2004年10月11日 初回登山を見る
2007年 7月29日
の勘十郎岳・亀尾山(大海山)縦走見る
2011年 9月11日の亀尾山〜勘十郎岳 立岩コースを見る
2018年 1月20日の亀尾山仏岩コース〜勘十郎岳周回を見る
2021年 2月11日 散策コース〜北口近道コースを見る

2004年10月11日(日曜日)

大海山 108回目 128座目 山口県の100山では71番目

登山口 大海ヶ嶽不動院

ガイド本 中島篤巳著 山口県百名山(発行所 葦書房)

登山開始 14:29  山頂到着 15:24 下山開始 15:47 下山終了 16:15

登山時間 0:55  山頂滞在時間 0:23 下山時間 0:28

所要時間数 1:46

 楠町の荒滝山を後にして1リッター30円の霜降山鉱泉を買うため、国道490号を南下して宇部の持世寺方面に行こうとしたが、時間がかかるので途中から国道2号に入り、秋穂の大海山に向けて進むことにした。セミナーパークへの分岐を過ぎると正面には次に登る予定の楞厳寺山の勇姿が見えた。国道2号から秋穂に向けて信号を右に曲がり県道25号に入る。大海漁港方面に向かっていると大海山登山口の道標を見過ごしたので引き返し、山に向かう道に入った。

登山口への標識  大海山全景

 

 今回は林道終点まで車で行こうとどんどん狭い道を進むと大海ヶ嶽不動院の修験場に着いた。登山の用意をして登ろうとすると遠くの方でエイエイと大きな声がするので剣道でもやっているのかと見てみると白装束姿の3人組が滝に打たれようとしていた。坂道は水で濡れており滑らないように気をつけて山道に入った。

登山口の大海ヶ嶽不動院 滑る道を進む

 山道に入ってしまった!と思ったのは、この時期の大海山には登山客が少なく、登山道が整備されておらず、台風の倒木被害が大変だと直感したからで、案の定倒木がひどく倒木を迂回しながらの登山となった。道はシダが多く棘のある草も多いため引っかかれないように手袋までしての完全武装で登山を始めた。湿気がひどく荒滝山では半袖でも大汗をかいたのにここでは完全武装、長袖での登山で先が思いやられた。

秋穂湾の展望は素晴らしい 藪道を進む
道は明確で迷うことはない 形の良い大岩が立っている

 途中の展望は木の間ごしに秋穂の埋め立て地が見える程度で、登山道は全くの藪道だった。登山客が少ない山のこの時期の特徴であることが最近はわかってきた。山自体は岩山で反対側には形の良い大岩が立っている。坂が急であり、倒木がひどく、更に藪道であるため少し歩いては水分補給をし、少し歩いては休憩をするということの連続で、急坂が続く登山は苦しい。

木の間越しに埋立地を見る 大岩を過ごす

 先日買った酸素を持ってきていれば少しは楽になったのにと自分を恨みながらの登山である。藪道は山頂付近まで続くが途中で下る道と左に折れる道があり、どちらにしようが迷ってしまった。左の道には大海山の絵が描いてあったので左の道を取り、先を進むと一旦降りて登り返すような道なので山頂方向と確信して歩き出すとすぐに原っぱに出た。大海山山頂に到着である。ここまで1時間の道中だった。どうも道標がはっきりしない山だった。

山頂へ続く道 山頂への標識
山楽山歩(さんらくさんぽ)の山頂標識 大海山山頂三角点

 山頂からは南と東方面が開けており大平山まで確認できた。秋穂の海はとてもきれいで静かだった。このような風景は何度見ても飽きない。最初の登山である柳井の三ヶ嶽からの風景を思い起こすような景色が広がっている。しばらく青い海を堪能した後下山を開始した。

↑ 大海山からの展望 ↓

大海山山頂の風景

 下山の最中に改めて急な坂の連続であることがわかった。最近は目が悪くなったのか前日の塔ヶ森も下山の最中にようやく坂が急だったことに気がついた次第でこんなことが続いている。

下山を開始する 修験者の滝を眺める

 坂が急であることは下山時間も早いと言うことなのであっという間に登山口に着いた。もう先ほどの修験者は帰っており、ゆっくりと滝を見ることができた。ただし、神聖な場所には入らない方が良いため遠くから滝を眺めるだけにした。

大海山全景

秋穂湾

↑ 山頂からの展望 ↓

大海山山頂標識

↑ 大海山山頂の風景 ↓

  前の山 荒滝山 を見る

 次の山 楞巌寺山 を見る

登山口周辺の地図はこちら 山口県山口市 亀尾山(大海山) 登山口付近のMAP

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