亀尾山仏岩コース〜勘十郎岳周回(かめおやま・かんじゅうろうたけ)山口県山口市

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2004年10月11日 初回登山を見る
2007年7月29日勘十郎岳・亀尾山(大海山)縦走見る
2011年9月11日の亀尾山〜勘十郎岳 立岩コースを見る
2018年1月20日の亀尾山仏岩コース〜勘十郎岳周回を見る
2021年 2月11日 散策コース〜北口近道コースを見る
2018年1月20日
駐車場 →0:20→ 行者山 →0:20→ 海眺台場 →0:25→ 亀尾山山頂
 →0:15→ 中岳展望所
 →0:20→ 勘十郎岳西峰 →0:25→ 駐車場
全歩行時間 2時間 5分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)
 いよいよ999回目の登山、最初は山口市の福西山を目指して出発、登山口のセミナーパークまで来て、亀尾山と勘十郎岳を眺め予定を変更。今回は亀尾山と勘十郎岳の周回をする。千坊川砂防公園へ移動、駐車場で出会った人から仏岩コースを勧められたので、このコースを採る。
亀尾山 駐車場から登山道へ向かう
トイレの所で右折 案内に従い進む

 駐車場から西へ進み沢を渡り、トイレの所で右折する。この先には東登山口、仏岩コースの案内が置かれていた。そのまま案内通りに進み、作業道のような道を左折、しばらく進むと登山道への分岐となる。

作業道のような広い道 左は東登山口、右は仏岩コース
 左が東登山口、右が仏岩コースで、本日は右の仏岩コースを採る。少し進むと左に堰堤があり、この先から登山道に入る。足下の左右にシダを見ながら進むと、すぐに竹林帯を通過、少し高度を上げれば周囲の植生は樹林に変わる。
登山道入口 階段と補助のロープ
火の山連峰 行者山山頂

 足下の真砂を踏みしめ、補助のロープの渡された道を辿り高度を上げる。足下には手製の階段が続いている。やがて周囲の展望が開け、西には白いきららドームが見えてきた。火の山連峰、勘十郎岳などを鑑賞しながら進むとすぐに高度が上がり、間もなく岩の目立つ行者山の山頂へ着いた。

祠と石仏三体
望見テラス 阿知須方面の展望

 ここで反対側へ向かうと岩の中に不動明王、役行者、蔵王権現の石像が置かれていた。岩の前は行者山望見テラスと案内され、東から南、西にかけての展望が開けている。展望を眺めた後望見テラスを出発、進路を南東へ採る。

前嶽山頂 海眺台場
 ほとんど平坦な道を進むと右に道の駅からの道が合わさる。案内には大海峠登山口と書かれていた。この付近で進路は西へ変わり、道なりに進めば進路は北東方向へ変わる。補助のロープの渡された急登となり、小ピークでは右に前嶽山頂(160m)の案内を過ごす。
南の展望 列岩展望所

 間もなく地積図根三角点の置かれた明るい展望地へ到着。枯木が特徴的な展望地は海眺台場と案内され、東から南、更に西と素晴らしい展望を眺めることができた。展望地を過ごすと左には東登山道の合流点があり、更に道なりに進むと203mの標高点へ着く。ここには左に中央展望所・見晴台の案内が置かれていた。案内に従い進むが、展望は無かった。

阿知須方面、火の山連峰 平岩展望所

 元の道に戻り、縦走路を進むと左に列岩展望所があり、列岩の上に立つと阿知須方面、火の山連峰、勘十郎岳などを眺めることができた。縦走路を進むと右に山桜の巨木、道の駅への分岐を過ごし、樹間越しに西の展望を眺めながら進む。やがて右に平岩展望所があるので立ち寄り東の展望を眺めた。

船岩 亀岩
 平岩展望所を出発、この先で右にあいおの滝不動院への分岐を過ごし、更に進むと船に見える船岩を見る。更に亀岩を眺め緩やかな傾斜の道を進むと、右に「亀尾山」への分岐が現れた。分岐を右折すればわずかで亀尾山の山頂へ到着した。
亀尾山への分岐 亀尾山山頂

 山頂には大勢の登山者がおり、とても賑やかだった。山頂広場にはテーブルや椅子が置かれ、東から南に向かって展望が開けている。ここで以前高羽ヶ岳、物見ヶ岳の縦走の際にご一緒したKさんご夫婦と再会。福西山へ向かう道を教えて頂いた。

亀尾山三角点横で 明るい山頂で会話もはずむ

 福西山への分岐を確認し、時刻を見ると時間の余裕が無いことに気付き、最初の予定通り勘十郎岳へ向かうことにした。縦走路の分岐まで引き返し、少し下れば左に北口−中岳への分岐を過ごし、更に坂を下ると補助のロープの渡された急坂となる。

福西山への分岐 勘十郎岳へ続く縦走路を出発
 少し傾斜が緩やかになれば右には「北の夫婦岩」の案内と直登コースの案内を見る。ここで北の夫婦岩を眺めに行くと、足下には人工的な石組みの跡が残っていた。縦走路へ戻り勘十郎だけを目指すが、この道には実に多くの分岐があることに気づいた。
北の夫婦岩へ立ち寄る 足下には人工的な石組みが残る

 右に「展望尾根Sコース」、次に「エメラルドグリーン癒やしの池」・「亀尾滝・溜池、福西山方面へ」の案内を過ごせばわずかに高度は上がり、岩が増えてくるとこの中にワニ岩を見る。この縦走路上には色々な名前のつけられた岩が並んでいる。

ワニ岩と亀尾山 中岳展望所から南方面 手前の岩は帽子岩

 まもなく着いたピークは中岳(220m)と案内されており、松の先には亀尾山がそびえ、足下には帽子岩、その先に登山口の公園が見えている。本日の瀬戸内海は少々逆光気味だが、光の加減によって素晴らしい展望が広がるものと思われる。

中岳展望所から亀尾山 白岩展望所から勘十郎岳
 中岳を出発、ローブを補助に坂を下る。白岩展望所の案内に従い分岐を左折すれば、大岩の間を抜け、わずかで勘十郎岳を見晴らす展望地へ着いた。このような展望は、大岩好きにはたまらないものである。
溜池 福西山

 縦走路へ引き返し、わずかに下れば最低鞍部を通過、これから西岳へ向かって登り返す。前方には大岩、背後に亀尾山と周囲の展望などは最高の条件。やがて北に溜池が見えてきた。これがエメラルドグリーンの池だろう。更に北西には福西山が勇姿を現し、周囲の展望にしばし足が止まる。

白い饅頭岩 東峰手前から亀尾山

 壁岩、饅頭岩、炙り岩が見えてくれば東峰の手前ピーク、大岩上からは亀尾山がよく見える。更に進むと右に福西山への分岐(約1時間)を通過、すぐに東峰(230m)へ到着、最終目的地の西峰は目の前だ。

勘十郎岳西峰 勘十郎岳東峰を見晴らす
座象岩と反り立ち岩 東峰から西峰を見晴らす
 縦走路横に反り立ち岩、座象岩を過ごしてわずかに下り、登り返せば展望広がる勘十郎岳(西峰)へ着いた。大岩の上に立てば周囲360度のパノラマが広がり、瀬戸内海、阿知須方面、火の山連峰、黒河内山、楞厳寺山、防府大平山などを見晴らす。
勘十郎岳の山頂広場 勘十郎岳東峰の大岩
勘十郎岳東峰から亀尾山 南の展望
火の山連峰など 防府大平山など

 大岩の下には空間があり、夏場にこの中に入ると、日差しを避けて涼しいだろう。久しぶりの大展望を満喫、南に珍しい岩を眺めて下山を開始する。少し下って左に南尾根西口の分岐を過ごし、そのまま尾根を下る。

勘十郎岳の大岩の下 珍しい岩(クリックで拡大)
大観岩(第4展望所)から火の山連峰 下山途中の風景
烏帽子岩 第2展望所

 大観岩(第4展望所)から西に阿知須地区や火の山連峰などを眺めて更に下山を続ける。第3展望所(三畳岩)を過ごして後を眺めると烏帽子岩が大きい。更に第2展望所、第1展望所を過ごすと樹林の中に入り、そのまま道なりに下って勘十郎岳西登山口へ着いた。広い作業道のような道を南に進み、車止めの所で左折すれば登山口の駐車場へ到着、一周回りの登山は無事終了した。

行者山の祠

海眺台場

亀尾山から瀬戸内海
中岳展望所
白岩展望所から勘十郎岳
勘十郎岳西峰から亀尾山
勘十郎岳東峰
勘十郎岳東峰から北の展望
火の山連峰

 前の山 下松烏帽子岳・虎ヶ岳 妙見社コースから渓月院へ縦走 を見る

 次の山 三ヶ岳・琴石山縦走 千回記念登山 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県山口市 亀尾山(大海山) 登山口付近のMAP
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