若山(わかやま) 山口県周南市

2024年4月14日 国道2号沿いの登山口からの登山を見る

2004年11月27日(土曜日)

若山 118回目 138座目 山口県の100山では81番目

登山口 普春寺横バス回転場

ガイド本 中島篤巳著 山口県百名山(発行所 葦書房)

登山開始 14:59 山頂到着 15:24 下山開始 15:41 下山終了 15:57

登山時間 0:25  山頂滞在時間 0:17 下山時間 0:16

所要時間数 0:58

 徳山から国道2号線沿いに新南陽方面に進み、永源山公園を左に見て更に進むと山陽自動車道の高架橋が正面に見える。国道の坂を下る前の沿線右側に若山入口の看板表示があるので登山口と思い、中に入ろうとしたがこの道は車道登山口のようである。

 再び国道に戻り、高速道路の高架橋の下をくぐり、夜市に向かう最初の右方向への分岐に入る。町の中に入り、変電所と墓地を探すと難なく登山口の普春寺を見つけた。ところが登山口がよくわからないのでもう一度周囲を散策した。バスの回転場付近にようやく登山口を見つけた。

若山登山口のバス回転場 若山観音・若山城跡標識

 バスの回転場から墓地に向かい、すぐに変電所との間を抜けてゆくと鉄塔があり、この下を抜けてゆくと道が分岐していた。左の道の方が大きいので本道と思い登る。すぐに目の前に竹林が現れ、竹林の中を登ることになった。台風によりたくさん竹が倒れていた。竹林を抜けると坂が急になり登り返して行くと前方が明るくなり、尾根に着いた。

若山全景 山道に入る 右手のフェンスの先は変電所
鉄塔の下を抜ける 竹林帯を進む
尾根道に到着 蔵屋敷跡

 尾根にはすぐに蔵屋敷跡の標識があり、蔵屋敷跡にはたくさんの木が倒れていた。尾根を少し登ると西の丸跡があり、ここからは展望が開けており、徳山のコンビナートがきれいに見えた。

西の丸跡 西の丸跡からの展望

 先を行くと最後の坂があり、坂を登るといきなりサザンカのたくさん咲いている若山山頂に到着した。山頂には石鎚神社が祀られており、若山城跡の石碑も置かれていた。

若山山頂のサザンカ 若山城跡の石碑

若山山頂の風景

 山頂からの展望は西の丸ほどでは無く、木に遮られながらの展望となっている。西方面は展望が良いのだけれどあいにく西日がきつくまぶしいだけだった。若山に登るには午前中のほうがよいと思われる。

山頂からの展望

 しばらく山頂を散策し、ゆっくりした後下山を開始した。下山道には陶の道・武将道という道標もあり、「武将道とは一里半東方にある居館(富岡公園付近)と若山城を往復する道。平時には居館におり、敵が攻めてくると若山城で迎え撃っていた。城は地形をうまく使った山城であった」という説明があった。

若山西の丸跡からの展望

 途中に展望の利く西の丸跡で再度展望を楽しんだ後下山した。普春寺まで降りて観音堂に参拝しお賽銭を投げ入れたら賽銭箱まで届かず落ちてしまった。不吉だなと思いながら降りているとお気に入りの「龍馬君のタオル」を山頂に忘れていたことに気がついた。

国道2号からの入口の標識 山頂への登山口

 山頂まで引き返すにはもう遅く、登山口まで降りていたので車道を車で走り、山頂手前の登山口まで行った。ここからは2分で山頂と書いてあった。山頂に着いて「龍馬君タオル」を捜したが龍馬君はどこにもいなかった。がっかりして坂道を降りた。登山開始時からいろいろな局面で一緒にいた戦友との別れのような気がした。

 その後太華山に登ろうと登山口を探して移動した。櫛ヶ浜の徳山養護学校付近を探してようやく登山口を探し出したら4時半だった。これから登山を開始しても山頂に着くのが5時半なので今日は登頂を断念して帰ることにした。

西の丸跡からの展望

若山山頂

石鎚神社鳥居

 

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登山口周辺の地図はこちら 若山 登山口付近のMAP

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