頂海山(ちょうかいざん) 山口県周防大島町

2005年1月22日(土曜日)

頂海山 122回目 142座目

登山口 農道横入口

ガイド本 中島篤巳著 周防100山百景(発行所 マツノ書店)

登山開始 14:15 山頂到着 15:26 下山開始 15:45 下山終了 16:35

登山時間 1:11  山頂滞在時間 0:19 下山時間 0:50

所要時間数 2:20

 周防大島では文珠山を手始めとして山登りをしたが、残すところは頂海山と伊保田の大見山となっている。今日は頂海山を目指し出発した。大島大橋を渡り大島に入り、交差点を右折して周防大島町役場を目指す。役場前を過ぎて今度は日本ハワイ移民資料館の横を過ぎて農道に向かう。資料館を過ぎて最初の分岐は左に取り次の分岐を右に取ると一本道で農道と合流する。合流した所が広くなっているのでここに車を置く。

ハワイ移民資料館方面へ左折 農道へ向かって右折する
農道への合流点の端に車を置く 登山口

 登山口は山に向かう道で、コンクリートで舗装されている。すぐに作業小屋があり作業小屋を過ぎるとすぐに右に分岐があり笹の道に入る。夏になると笹や草の勢いが増して歩きにくい道となりそうだ。道は明確であるが台風による倒木が残っており、迂回しながらの登山となる。坂道は急であり、最初から息が上がる。登山開始から15分を過ぎると周りに小石を集めた大岩らしきものが増えてくる。

頂海山登山口の標識 左手に小屋を過ごす
笹の道を進む 台風による倒木

小石を集めたような岩

 触ってみるとなかなか固く簡単には石が取れない。更に20分進むと鞍部の分岐となる。ここには広場らしきものがあり昔の耕作地だったのかもしれない。分岐を左に取るとすぐにすごい笹藪があり、台風により倒れているもの等により歩き辛くなっている。

鞍部の分岐 広く平らな広場
竹藪に向かう すごい笹藪

 ここを過ぎるとジクザグ道の急坂となりその先は緩やかな道が続いた。道を詰めてゆくと前方に大岩群が現れた。上に向かって登ってゆくと大きな倒木がありその横にお地蔵様が鎮座しており、その先の奥の院に目指す潮海観音像が鎮座されていた。ここまで登山口から50分の行程である。

尾根道に到着 大きな岩が続く
倒木に気をつける お地蔵様

潮海観音にお参りする

 観音様にお祈りをして頂上を目指す。ここからは一旦降りて右側の斜面を一気に登り高度を稼ぐ。坂は急なのでなかなか足が進まず休み休み登ってゆくと広い尾根に出る。この先は、ゆっくりと高度を稼ぎながら広い道をテープを見落とさないようにして山頂を目指して登って行く。

岩を巻いて尾根に向かう 急な坂を登る

 小高い場所に出たので山頂かと思ったがその先にまだ坂道がだらだらと続いている。突然周りが平坦になり広い場所に出ると山頂の三角点を確認できた。

頂海山山頂 広い山頂

 横には標識の木が倒れていた。展望は全くないが明るい山頂である。登山開始から1時間10分かかった。周囲に展望もなく面白味に欠ける山頂なので記念写真を撮り、着替えていると警戒心のない小鳥が2m以内の場所に近づきこちらを見ていた。しばらく小鳥とにらめっこをした後下山を開始した。

小鳥とにらめっこ

 下山に際しては広い山頂からの下山であるため目印を見落とさないようゆっくりとテープを確認しながら降りた。途中でテープを見落として降りているのに気がついたので、再度テープの場所まで戻った後、目印を確認をしながら降りた。この方法を続けていれば前回の天ヶ岳のように下山道を間違えることはない。

再度潮海観音に参拝 不思議な大岩

 倒木を避けながらゆっくりと下山した。途中、再度潮海観音に参拝し登山のお礼をして降りた。大岩はいつまで見ても飽きない不思議な岩である。登山口まで戻るのに頂上から50分かかった。登るのにも降りるのにも時間がかかった。これで大島制覇まで残るのは大見山のみとなった。

頂海山登山口から見る文珠山の展望

頂海山全景

小石混じりの岩 なかなか固い

この笹藪を抜ける

頂海観音

頂海山山頂

小鳥

大岩

再び頂海山

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 次の山 道徳山 を見る

登山口周辺の地図はこちら 周防大島町 頂海山 登山口付近のMAP

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