トップに戻る 2017年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:10→ 縦走路出合 →0:07→ 大谷パーキング
少し進んで背後を振り返れば、大華山が大きい。緩やかな傾斜を進み、最初の分岐は右道を採る。案内板が置かれているので安心だ。また、登山者用の杖も置かれているので、ストックを忘れた場合などにはとても助かる。この山を護っている皆様の心配りに頭が下がる。
展望地を過ごすと大谷口への案内があり、大谷山へ続いていると書かれている。この辺りにはいろいろな分岐が作られている。足下に注意して見ると、花ゆずの苗が植えられていた。この先色々な果実などが植えられ、数年後には収穫できるようになるのだろう。
再び鉄塔を過ごし、落ち葉の堆積する登山道を進む。坂の傾斜が緩やかなのでファミリー登山に最適のコースである。山茶花の苗木を過ごせば、分岐の西側に第3鉄塔を遠望、巡視路を利用した登山なので鉄塔が多いのは当然だ。この先で恋ヶ浜降松神社への案内が立ち、恋ヶ浜降松ルートが案内されている。ただし、木には悪路とマジックで書かれていた。
樹間越しの北側に続く尾根を眺めながら進む。やはり左側にはひょうたん池の案内が立っている。試しに下を見ると、池らしきものが見えており、これがひょうたんの形をしているのだろう。下りる方向には補助のロープも渡されており、安心して下りることができそうだ。もう少し登山道を辿れば第5鉄塔を過ごし、やはり左側にひょうたん池の案内が置かれていた。
足下にはカリフラワーやイチジク、紅八朔が植えられており、いったいどれだけの果樹などが植えられているのだろう。更に進めば左下に茶臼桜の案内が置かれていた。案内板自体は今年11月に設置されたものなので、つい最近と言うことである。この桜は各地の山にあるような大山桜なのだろう。更にこの付近で南高梅の木も見つけた。
展望地を出発、少し進むと第7鉄塔が見えてくる。鉄塔横を通過すればこの先で丁字路に出会う。右からは光市の懸山からの道が合わさる。この分岐を左折し、良く踏まれた道を辿るとすぐに明るい尾根上へ出る。そのまま道なりに進むと山頂まではわずか、少し進むと茶臼別れの案内があり、虎ヶ岳や葉山から続く縦走路と出会う。
茶臼別れから道なりに進めば、一段高い場所が茶臼山の山頂。三角点のすぐ側にベンチが置かれ、光市側、下松市側などに休憩用の場所が多く作られ、山頂で大勢がくつろげるようになっていた。山頂からの展望は光市側から上関町、平生町、周防大島、田布施町、柳井市、岩国市などの山々が一望、虎ヶ岳へ続く縦走路上には、幟が点々と続いている。
坂を下ると右側へ分岐する吉原林道への案内を見つけた。案内には県道6号まで約4kmと書かれていた。更に下れば左にひょうたん池への分岐を過ごし、そのまま進んでいると、樹間越しながら北の展望を眺めることができた。やがてベンチの置かれた広場へ出るとこの場所が大谷山で、少し先の登山道には三角点も置かれていた。
大谷山からは茶臼山がはっきりと見えており、下松烏帽子岳方面も樹間越しながら眺めることができた。大谷山を出発すれば、シダの中につけられた道に入り、大華山や四熊岳、防府大平山などを眺めることができる。やがて頭上を樹林が覆って展望がなくなると、左に大谷ダムへの道が分岐する。
分岐を右折し大谷ダムへ着き、対岸へ渡る。道なりに右へ進み、少し坂を登ると左上と直進方向の分岐となる。左上の道を採ると東豊井コースの展望地上へ出るが、駐車地の大谷パーキングへ向かうには急坂で、なおかつ遠回りとなる。そこで快適で近道の直進方向を採る。
この道は最近開かれたみたいで、ほとんど平坦な道が続いている。途中で右側が切れ落ちたところには補助のロープが渡され、急な斜面には手製の木製階段が整備されている。周囲が竹林帯に変わると、縦走路は間近で間もなく縦走路と合流。縦走路の分岐を右折し、左に鉄塔を過ごす。そのまま道なりに下れば、間もなく登山口の大谷パーキングである。
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