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伝承によれば、羽柴秀吉の鳥取城攻撃の際、吉岡氏は防己尾城に拠って秀吉に対抗し、3度にわたって秀吉の大軍を撃破した。特に2度目の攻防の際には、秀吉自慢の千成瓢箪の馬印もうち捨てられるほど吉岡軍の大勝だったと言われている。
登山口駐車場へ向かう起点をJR山陰本線末恒駅とすれば、駅前から南東方向へ進み、県道190号金沢伏野線を道なりに南西へ進めば、左に湖山池が見えてくる。末恒駅から3.6km進んだところで、道路左側に「つづらを城跡」の案内が見えてくるので分岐を左折、鋪装道終点が防己尾山の登山口駐車場である。
駐車場右奥につづらお城跡案内図を確認して登山口へ向かう。登山開始は18時半を過ぎているものの、真夏なのでそのまま登ったが、写真自体は暗い感じなので翌々日に再度登り直した。ここで掲載する写真は8月5日のものを使用している。
駐車場から北西へ続く道を辿りすぐに右折、わずかに進むと左へつづらお城跡の案内が立っている。案内に従い横木の階段を登ると、すぐに左へ折り返し、鞍部に着いたら分岐を右にとる。
そのまま横木の階段を登り、一気に高度を上げるとあっけなく防己尾城跡の山頂に着いた。広く平坦な山頂は二段になっており、手前左側には防己尾城跡の石碑が置かれていた。
三角点はもう少し左側にあり、四等三角点が置かれていた。北側には木製の展望地が設置されており、湖山池の団子島や遠くに摩尼山が雄大にそびえていた。湖山池の展望に満足しながら防己尾山を出発し登山口まで引き返した。
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