トップに戻る 2022年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:20→ 隠田跡 →0:10→ 立岩 →0:05→ 常安寺
登山口の常安寺駐車場を10時半に登山開始し山道に入る。整備された登山道を辿ればすぐに観音滝を通過。この地点が常安寺から350m、虎ヶ岳へは950mである。水量の細い滝を見学後登山道に戻る。
足下に岩の転がる道を辿ると隠田跡が右側に広がる。江戸時代、毛利藩の重税逃れの為農民が秘密に耕作していた田んぼである。隠田跡を過ごすと常安寺から500m、虎ヶ岳まで800m地点となる。
古びた山口県県行造林地の案内を過ごし植林帯の下を進む。次第に坂の傾斜がきつくなり、進行方向を見上げれば、これから目指す尾根が遠くに見えてきた。
大岩などを眺めて高度を上げれば、展望滝・休憩所へ着いた。常安寺から800m虎ヶ岳へ500m地点で下に細い滝を眺め、正面には赤松平や住宅地を見ることができた。
尾根道を右折し小ピークを越え、わずかに坂を下って登り返せば今回の目的地の虎ヶ岳山頂である。山頂から南には海に注ぎ込む島田川、その先にはうっすらと相似峰の由布岳がそびえていた。
また、西には尖峰の柳井市琴石山、三ヶ岳も確認することができた。山頂に座り込み、昼食を摂りながら歓談。最後に記念撮影の後、下山を開始。下山は立岩コースをとり周回する。
やはりよく踏まれた道が続き、展望所の案内を通過。この地点が山頂から410m、常安寺へ1090mである。なお、昔は展望が広がっていたようだが、現在では冬枯れの時期にもかかわらず展望は樹間越しである。
展望所の先から下りの急坂が始まり、一気に高度が下がる。やがて隠田跡を通過、滑滝の横を通り中国電力久保支線No.4への分岐を過ごす。
更に下れば上河内と常安寺の分岐へ着き、ここでは道なりに直進。竹林の中に続く作業道を進むと大きな立岩に着く。立岩を時間を掛けて眺め、道なりに進むと登山口の常安寺へ着いた。
2022年の初登山は天候に恵まれて快適な周回をすることができた。今年はいくつの山頂に立つことができるのだろうか、とても楽しみである。
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