戸中山(となかやま)と旧日本軍の軍事遺構 山口県光市

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2021年1月10日
休憩所横 →0:15→ 新宮砲台跡 →0:10→ 休憩所横
全歩行時間 0時間25分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 磨崖仏の安栄山登山を終えて、時刻は14時を過ぎたところである。「防長山野へのいざない(金光康資著)」の中から旧日本軍の砲台跡など遺構の残る光市の戸中山へ向かう。登山口は冠山総合公園 梅の里、通称冠梅園である。この施設の休憩所の横に車を置いて登山を開始した。
施設の休憩所横を出発 右にイベント広場が見えてくる

 車止めを越え、光市観光案内図や冠山総合公園の案内図を眺める。そのまま園内を進むと左に池、右にイベント広場が見えてきた。ここでイベント広場の奧にある子どもの森へ向かって進む。

イベント広場を横切り、子どもの森入口へ向かう 子どもの森入口で右を向くと砲台山入口(クリックで案内)

 子どもの森の入口付近で右へ続く遊歩道を確認、遊歩道手前には砲台山入口(徒歩15分)の案内が掲示されていた。この案内に従い遊歩道に入る。

樹林の下を進む 右上に軍事遺構がある 柵の中に入り、折り返すように坂を登る

 自然林の下に続く道は広く明確で、そのまま道なりに進んでいると、右側のイノシシ除け柵の先に何かコンクリート施設のようなものが見えた。

コンクリート製の基部等
煉瓦造りの施設 流し台?

 この先のイノシシ除け柵の中に入り折り返すように柵に沿ってわずかに高度を上げると、コンクリート製の流し台や炊事場のような施設を見つけることができた。戦時中にはこの周囲にいろいろな施設が並んでいたことが偲ばれる。

散策路に戻り坂を登る 進路は右へ変わる

 さて、先ほどのイノシシ除けの柵まで引き返し道なりに遊歩道を進む。進路が右上へ続くところで直進方向にイノシシ除けゲート入口が置かれていた。この方向へ向かえば、オートキャンプ場へ出るようだ。

軍事遺構 凹地

 更に遊歩道を進むと右側にコンクリート施設が有り、遊歩道の左にも円形の施設を過ごす。前方に瀬戸内海が見えてくると右に新宮砲台跡が現れた。円形の砲台跡の上からは南に祝島、峨眉山、象鼻ヶ崎、牛島、室津半島等の展望が広がり、北西には茶臼山を眺めることができた。

新宮砲台跡
象鼻ヶ崎等 茶臼山

 こんな場所で軍事遺構を眺めることができるとは思わなかった。金光康資氏の情報量に敬服した登山である。

軍事遺構
凹地
砲台跡
煉瓦造りの遺構
象鼻ヶ崎
瀬戸内海

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県光市 戸中山 登山口付近のMAP
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