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車止めを越え、光市観光案内図や冠山総合公園の案内図を眺める。そのまま園内を進むと左に池、右にイベント広場が見えてきた。ここでイベント広場の奧にある子どもの森へ向かって進む。
子どもの森の入口付近で右へ続く遊歩道を確認、遊歩道手前には砲台山入口(徒歩15分)の案内が掲示されていた。この案内に従い遊歩道に入る。
自然林の下に続く道は広く明確で、そのまま道なりに進んでいると、右側のイノシシ除け柵の先に何かコンクリート施設のようなものが見えた。
この先のイノシシ除け柵の中に入り折り返すように柵に沿ってわずかに高度を上げると、コンクリート製の流し台や炊事場のような施設を見つけることができた。戦時中にはこの周囲にいろいろな施設が並んでいたことが偲ばれる。
さて、先ほどのイノシシ除けの柵まで引き返し道なりに遊歩道を進む。進路が右上へ続くところで直進方向にイノシシ除けゲート入口が置かれていた。この方向へ向かえば、オートキャンプ場へ出るようだ。
更に遊歩道を進むと右側にコンクリート施設が有り、遊歩道の左にも円形の施設を過ごす。前方に瀬戸内海が見えてくると右に新宮砲台跡が現れた。円形の砲台跡の上からは南に祝島、峨眉山、象鼻ヶ崎、牛島、室津半島等の展望が広がり、北西には茶臼山を眺めることができた。
こんな場所で軍事遺構を眺めることができるとは思わなかった。金光康資氏の情報量に敬服した登山である。
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