トップに戻る 2022年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→1:50→ 鉄割山 →0:20→ 411m →0:45→ 223m
→0:20→ 作業道出合 →0:40→ 駐車地
岳の山の登山口へ向かうには、長門市三隅下の「海鮮村北長門本店」を起点とする。萩・三隅道路の三隅ICから西へ向かって国道191号を進み、三隅下に着くと左に「海鮮村北長門本店」が見えてくる。この先の右に「旬処 いさ路」を確認、この店の先の信号のある交差点を左折、この入口には「実現しよう山陰道」の案内が立っている。
交差点を南へ進み、左に2ヶ所分岐が現れてもそのまま道なりに南へ直進する。やがて現れる防獣フェンスを開けて車で奧へ入ると、左右の分岐に着く。この分岐手前の左に広場があるので駐車し、登山を開始する。
作業道は左道をとり少し進むと左に堰堤を過ごす。コンクリート橋を渡り左に大岩を過ごせば右に再び堰堤を過ごす。植林の下に続く道を進み、2つ目のコンクリート橋を渡ると左上に鉄塔巡視路が現れた。
美祢萩線NO.95へ向かって岩の多い山道に入る。少し高度を上げたところで足下に標柱が現れ進路は左に変わる。踏み跡を辿りわずかに高度を上げた後、谷沿いを進む。足下には岩が増えてくるので歩き難くなり、巡視路を外れていることが解る。
鉄塔から尾根道ではなく東へ向かう水平道(巡視路)に入り、岳の山下の鞍部へ立つ。鉄塔標柱の立つ鞍部から更に西へ進み、岳の山へ続く尾根へ着いたら南にそびえる山頂へ向かって一気に60m高度を上げる。
急登の途中で岩の目立つ場所を通過、更に高度を上げれば四等三角点の置かれた岳の山山頂に着いた。植林の下の山頂なので周囲の展望を得ることはできない。ここで進路について考えたが、尾根道は比較的歩きやすく、そのまま鉄割山へ向かって進むことにした。
左の自然林と右の植林の間に続く尾根道を辿るが、しばらく下りが続く。時折現れる林業公社の杭を確認、植林帯から自然林に植生は変わるが、尾根を外さないように進めば大丈夫だ。尾根道は快適なところもあれば樹林の迫るところもある。
変化のあるところと言えばヌタ場くらいで緊張感を維持しながら鉄割山を目指す。この先で真っ直ぐ続く自然林のトンネルのような場所を過ごす。まるで人工の遊歩道のようだ。杭の打たれた場所に着くと西に樹間越しながら鉄割山が見えてきた。
この先で大岩などを過ごして一旦鞍部へ下り、登り返したピーク先の少し下った場所から進行方向に鉄割山の山頂部が顔を出した。坂を下り鞍部から最後の坂を登り返す。取り付きから足下に岩が目立ち滑りやすい。更に急登なのでなおさらである。
岩を左に過ごして岩上に着き、山頂に向かって急登に立ち向かうが、坂の傾斜がきつくなったため、明確な道を辿り一旦左に迂回し、南から続く尾根道の取り付きへ移動した。すると南側からの登山道はとても明確で、傾斜もまずまずなので安心して高度を上げることができた。
やがて二等三角点の置かれた鉄割山の山頂に到着、山頂は細長く平坦だが、樹林の背が高いため展望を得ることはできなかった。山頂横には腰掛け用の丸太も置かれており、休憩するには丁度良い場所である。鉄割山山頂に至る登山道は総じて歩きやすかったため、引き続き周回することにした。
山頂にて昼食を摂り下山を開始。進路を北にとり坂を下れば進路は西へ変わる。この辺りには古い目印がしっかり残っており、登山道もしっかり歩きやすいため安心である。やがて411mピークに着き、ここで日本海を眺めることができた。
尾根道を更に下っていると進路は右下へ続き、尾根から一旦別れるがすぐに尾根へ合流する。傾斜が緩やかで歩きやすい道を辿っていたが、間もなく現れる急坂で東に進路をとってしまった。この先急な傾斜をゆっくり下るが、正しくは北東に続く道なのだろう。
最後に正解と思われる道に合流し、緩やかな坂を下って223mを通過、この先も道なりに下り、車道に着いたのは中国電力の鉄塔巡視路「美祢・萩線bX1とbX2」の標柱の場所である。
この先からは何も心配のいらない作業道歩きで岳の山や鉄割山を眺めながら駐車地まで引き返した。久しぶりに長く歩いた気がする。
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