高尾山 ケーブルカーとエコーリフトを利用した往復登山(たかおさん)東京都八王子市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年2月12日 ケーブルカー高尾山駅 →0:40→ 高尾山山頂 →0:30→ ケーブルカー高尾山駅 全歩行時間 1時間10分 今年二回目の高尾山登山、新幹線にて東京へ行く途中、車窓より富士山の美しい姿を眺めることができた。新宿駅から京王線に乗り、終点の高尾山口駅へ到着。表参道を散策しながらケーブルカーとエコーリフトの清滝駅へ着く。
ケーブルカーの発車時刻には少し時間があるので、登りはエコーリフトに乗ることにした。片道470円のリフト券を購入、長い階段を登ってリフトに乗れば急な傾斜に腰が引ける。歩けば1時間の行程をわずか10分足らずで着き、リフト駅を下りて眼下に広がる展望を眺める。今日は東京都心がよく見えており、新宿の高層ビルまで確認することができた。
リフト駅を出発、高尾山国有林の案内を眺めて自然観察路の1号路に入る。高尾山の山頂までは残り2kmの行程である。すぐにケーブルカーの高尾山駅に着き、前回開いていなかった売店へ行き、名物の天狗焼を頂く。小豆の入った餡がとてもまろやかで美味しく、二個も食べてしまった。
展望台から眺める風景 次に展望台へ登り、周囲に広がる展望を眺める。今回はとても空気が澄んでおり、都心方面が一望、素晴らしい展望に時の経つのも忘れててしまうほどである。土産物店を過ごし、サル園・野草園の入口を過ごした先では名物のたこ杉を眺める。木の根の張りだした姿はやはり「たこ」にしか見えない。横に祀られた開運ひっぱり蛸も可愛く、思わず頭を撫でてしまう。
この先で浄心門を潜り、役行者の祀られた神変堂へ参拝する。そのまま真っ直ぐ進むと南無飯縄大権現の石碑を挟んで参道は左右に分岐する。左は108段の男坂、右は緩やかな女坂、今回も煩悩の数と同じ左の男坂を登ることにする。 高尾山名物のごま団子 階段をあっと言うに登り、平坦な道を進むと権現茶屋へ着く。ここで名物のごま団子を頂く。焼きたてのごま団子はとても美味しく、サービスのお茶まで頂いて、権現茶屋を出発する。
東京都指定の杉並木はとても大きく、注連縄の渡された天狗の腰掛け杉をしばらく眺める。明るい参道を進めば、やがて茶店の先に四天王門が見えてくる。四天王門を潜って境内に入り、六根清浄石ぐるまを回す。次に願い叶う輪をくぐり、その先で大錫杖を鳴らし、さらになる諸願成就を祈念する。 八大龍王の浄水で硬貨を洗う 八大龍王へ参拝、ここで足下に流れている浄水で硬貨を洗えば、資本金として増えるそうだ。早速硬貨を洗い資本金として保管しておいた。石段を登り、朱の仁王門を潜り薬王院大本堂へ参拝。休日だけあってやはり多くの人出である。
向かって右の大天狗、左の小天狗にもご挨拶をして薬王院を出発、左の階段を登りご本社の薬王院飯縄権現堂へ参拝、右の札所を過ごして石段を登る。石段の先には不動堂が建ち、その奥には富士浅間社が祀られている。
この先からようやく周囲には自然林が目立ち、ようやく登山をしているという雰囲気になる。足下は霜柱が溶け始めて少々ぬかるむ場所もあり、足の置き場に気をつけながら慎重に進む。木の間越しに小仏城山や景信山が見えているが、今回はのんびり高尾山山頂を目指す。
高尾山山頂から西の展望台へ 高尾山配水所を左に過ごし、のんびり歩きを続けると間もなく平坦な高尾山の山頂に到着、山頂からは都心方面の展望が素晴らしい。十三州見晴台と二等三角点を確認して西の展望地へ向かう。少々逆光気味ではあるが富士山には雪が積もっており、富士山の上には雲が流れている。時刻が遅いので富士山は見られないと思っていたところが、しっかと確認することができた。 富士山 高尾山山頂から富士山方面の展望 しばらく富士山と周囲に広がる山々を眺めた後、遅い昼食を摂ることにした。今回は高尾山頂大見晴亭で、とろろそばを注文。青のりのかかったとろろそばはとても温かく、美味しい逸品である。 高尾山の山頂風景 高尾山頂大見晴亭で頂く名物のとろろそば すっかり身体が温まったので富士山を眺めて下山を開始、薬王院の中でもまだ見学していない場所を散策し、お土産をたっぷり買ってケーブルカーに乗る。ケーブルカーの最大斜度のすごさを感じながらわずか6分で清滝駅へ到着、本当にあっという間の高尾山登山だった。
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