周慶寺山・三才山・東山・長者山・象頭山周回 山口県山口市

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2023年2月5日
善生寺駐車場 →0:20→ 周慶寺山 →0:40→ 三才山 →0:25→ 東山 →0:30→

 長者山 →0:20→ きばらしの丘 →0:10→ 厳島神社 →0:35→ 善生寺駐車場

全歩行時間 3時間 0分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 コロナ禍の中、山口県の里山を中心に登っている。今回はまずJR山口線上山口駅の南側にそびえる周慶寺山から三才山、東山、長者山を経て象頭山へ周回するコースをとる。登山口兼駐車場は善生寺で、上山口駅から椹野川に架かる東山橋を渡ればもう善生寺である。
駐車地を出発 階段を登り善生寺へ向かう
石仏に出会う 善生寺に参拝
善生寺の墓地の先を左折

 石段を登り左に祀られた14体の石仏に頭を下げ、さらに石段を登れば善生寺の境内に着く。お寺に参拝し、伝雪舟作の善生寺庭園の案内を眺めて右側の墓地へ向かう。灯籠の立つ方向へ向かって真っ直ぐ進み、次の分岐を左折する。

八十八ヶ所巡りの石仏に出会う 八十八ヶ所巡りは途中で左に下る

 そのまま道なりに進むと石仏が続いている。この道は四国八十八ヶ所のミニ巡拝路になっているようで、わずかの間だが石仏が続く。やがて石仏は左下方向へ続き、ここで石仏の続く巡拝路と別れる。

峠へ向って高度を上げる 峠に着いたら左折
反射板に出会う 眼下に展望が広がる

 間もなく坂の傾斜がきつくなり、山腹に続く道を辿れば尾根の分岐へ着く。分岐を左折しわずかに高度を上げれば、すぐに反射板の建つ周慶寺山へ着いた。反射板の右側の少し高くなったところには三等三角点が置かれていた。

周慶寺山山頂に置かれた三角点 山口市街の展望
先ほどの分岐を直進 反射板に出会う
 樹林の上に鴻ノ峰、西鳳翩山、古城ヶ岳、山口市街などの展望を眺め小休止。次は南東に続く縦走路へ向かう。先ほど善生寺より登ってきた分岐まで引き返し、道なりに坂を登れば防災行政無線用反射板が建っていた。
鴻ノ峰を眺める 自衛隊のフェンスに出会う
フェンスの手前にはシダが茂っている 背後に東鳳翩山

 樹間越しに鴻ノ峰などを眺めて反射板を出発、わずかに下ると頑丈な金属製の柵が続いていた。足下の石杭には防衛庁と彫られていたので自衛隊関連の造作物なのだろう。柵の右に明確な道が続いているのでそのまま進む。間もなく前方にはシダが被り始めたが、踏み跡は確かなのでそのまま進むことができた。背後には東鳳翩山が大きい。

自衛隊側に展望が開けている フェンスの終点
巡視路に入った 古熊神社への案内に出会う

 柵越しに街並みを眺めながら進んでいると急に柵が無くなり、前方にシダの勢いが強くなったのでシダを避けて右へ移動、歩きやすい場所を選びながら進むと火の用心の黄色い案内を見つけた。いつの間にか鉄塔巡視路に入ったようだ。

明確な道が続く 三才山が顔を出す
東山への分岐を過ごす 岩の目立つ道

 古熊神社への案内を過ごし、明確な尾根道を進む。やがて前方に目指す三才山が現れ、山頂に向かうには急登が待っている事が理解できた。東山への分岐が右に現れるが、三才山に向かうため南西へ向かう斜面へ取り付く。

三才山へ続く急登 東山への分岐を過ごす
三才山の山頂に建つ反射板 樹林の背が高く展望は望めない

 自然林の下にビニールの目印が続き進路に迷う心配は無い。再び右に東山への目印が現れるが、これは三才山から最短距離で東山へ向かうためのルートを示しているものである。もう目の前には三才山の山頂に建つ反射板が見えている。

雑木が刈られている 水上山への案内
三才山山頂 東山へ向かう
 反射板の周囲の木々は最近きれいに伐採された跡があり、とても歩きやすくなっていた。すぐに中国電力ネットワークの古熊反射板横に立ち、三才山の山頂に到着した。反射板の奥へ向かうと氷上山への案内が置かれていた。本日は東山へ向かうためこのコースはとらない。なお、三才山からは周囲に樹林の背が高く展望は望めなかった。
急斜面を下る 鞍部に置かれた案内
東山は目の前 東山山頂

 東山への案内の場所まで引き返し、進路を南西にとる。急な傾斜を下り一旦鞍部に下りると東山・三才山の案内が置かれていた。鞍部から東山へ向って坂を登れば、すぐに山頂標識が木に掛けられた東山の山頂に着いた。明るい山頂からはやはり周囲に樹林の背が高く展望は望めない。

気晴らしの丘の象頭山の案内 分岐は右道をとる
シダが目立つが踏み跡は確かなので大丈夫

 東山を出発、気晴らしの丘の象頭山の案内に従い南西へ向かう。尾根に沿って坂を下り鞍部から少しの登り返したところで左右の分岐に出会う。道としては左の方が歩かれているような気もするが、長者山へ向かうので右道をとる。足下にシダが増えるが踏み跡は確かなので大丈夫。

反射板に出会う 反射板の先に東鳳翩山
長者山へ向かう 長者山山頂

 道なりに尾根道を下っていると右側に反射板が建っており、北西方向を眺めると手前に古城ヶ岳が端正な山容を見せており、その先には山口県を代表する名山の東鳳翩山が控えていた。反射板を過ごし、更に尾根道を下ると進路は左へ向くが、長者山へ向かってそのまま西へ移動するとピークに着いた。

象頭山へ向かう 快適な道が続く

 このピークが長者山のはずだが山頂標識は見つけることができなかった。この長者山も周囲に樹林の背が高く展望は望めない。長者山から少し東へ引き返し、象頭山へ向かうため南へ続く尾根道を辿る。今までの道から比べれば格段に歩きやすくなり進行方向に障害物も無い。

象頭山を過ごし周囲に竹が増える 気晴らしの丘
山口市街の展望

 快適な道を飛ばしていたらいつの間にか象頭山を通過、周囲に竹が増えてくれば前方が開け、平坦な広場に着いた。そのまま南西へ続く道を進むと右に山口市街の大展望が広がっていた。案内板には象頭山から見る山口市街鳥瞰図と説明されており、左から兄弟山、西鳳翩山、鴻ノ峰、鋤尖山、東鳳翩山、古城ヶ岳、ショウゲン山、鼓ヶ岳等が一望となっていた。

気晴らしの丘を出発 遊歩道を下る
象頭山ガイドマップが置かれていた 厳島神社へ参拝

 この場所は気晴らしの丘と呼ばれており、明るく景色も良いので昼食をとり大休止。昼食後はそのまま南西に向かって進み、坂を登れば多くの木が植樹されていた。樹間越しに展望を眺めていると、この付近では記念の森造成事業が続いているようだ。そのまま道なりに坂を下ると登山口に象頭山ガイドマップが掲示されていた。

わにいし橋を渡り善生寺前に戻る 気晴らしの丘には象がいた
周回した山脈を眺める 周慶寺山

 その横には厳島神社が祀られていたので登山の無事を報告し、わにいし橋を渡る。これから先は何も心配のいらない鋪装道歩きで、椹野川に沿いを上流に向かって進む。下から気晴らしの丘を眺めていると、象のイルミネーションを眺めることができた。近くに象頭山があるので象のイルミネーションなのだろう。しばらく歩いて大殿踏切の横の天神橋を渡り、ショートカットして登山口の善生寺まで帰り着いた。

周慶寺山山頂
ザビエル記念聖堂
三才山
東山
長者山
気晴らしの丘から山口市街
気晴らしの丘の象
周回した山脈

 前の山 中倉 烏帽子岳・観音岩 を見る

 次の山 今山 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県周南市 周慶寺山 登山口付近のMAP
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