トップに戻る 2023年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
長者山 →0:20→ きばらしの丘 →0:10→ 厳島神社 →0:35→ 善生寺駐車場
石段を登り左に祀られた14体の石仏に頭を下げ、さらに石段を登れば善生寺の境内に着く。お寺に参拝し、伝雪舟作の善生寺庭園の案内を眺めて右側の墓地へ向かう。灯籠の立つ方向へ向かって真っ直ぐ進み、次の分岐を左折する。
そのまま道なりに進むと石仏が続いている。この道は四国八十八ヶ所のミニ巡拝路になっているようで、わずかの間だが石仏が続く。やがて石仏は左下方向へ続き、ここで石仏の続く巡拝路と別れる。
間もなく坂の傾斜がきつくなり、山腹に続く道を辿れば尾根の分岐へ着く。分岐を左折しわずかに高度を上げれば、すぐに反射板の建つ周慶寺山へ着いた。反射板の右側の少し高くなったところには三等三角点が置かれていた。
樹間越しに鴻ノ峰などを眺めて反射板を出発、わずかに下ると頑丈な金属製の柵が続いていた。足下の石杭には防衛庁と彫られていたので自衛隊関連の造作物なのだろう。柵の右に明確な道が続いているのでそのまま進む。間もなく前方にはシダが被り始めたが、踏み跡は確かなのでそのまま進むことができた。背後には東鳳翩山が大きい。
柵越しに街並みを眺めながら進んでいると急に柵が無くなり、前方にシダの勢いが強くなったのでシダを避けて右へ移動、歩きやすい場所を選びながら進むと火の用心の黄色い案内を見つけた。いつの間にか鉄塔巡視路に入ったようだ。
古熊神社への案内を過ごし、明確な尾根道を進む。やがて前方に目指す三才山が現れ、山頂に向かうには急登が待っている事が理解できた。東山への分岐が右に現れるが、三才山に向かうため南西へ向かう斜面へ取り付く。
自然林の下にビニールの目印が続き進路に迷う心配は無い。再び右に東山への目印が現れるが、これは三才山から最短距離で東山へ向かうためのルートを示しているものである。もう目の前には三才山の山頂に建つ反射板が見えている。
東山への案内の場所まで引き返し、進路を南西にとる。急な傾斜を下り一旦鞍部に下りると東山・三才山の案内が置かれていた。鞍部から東山へ向って坂を登れば、すぐに山頂標識が木に掛けられた東山の山頂に着いた。明るい山頂からはやはり周囲に樹林の背が高く展望は望めない。
東山を出発、気晴らしの丘の象頭山の案内に従い南西へ向かう。尾根に沿って坂を下り鞍部から少しの登り返したところで左右の分岐に出会う。道としては左の方が歩かれているような気もするが、長者山へ向かうので右道をとる。足下にシダが増えるが踏み跡は確かなので大丈夫。
道なりに尾根道を下っていると右側に反射板が建っており、北西方向を眺めると手前に古城ヶ岳が端正な山容を見せており、その先には山口県を代表する名山の東鳳翩山が控えていた。反射板を過ごし、更に尾根道を下ると進路は左へ向くが、長者山へ向かってそのまま西へ移動するとピークに着いた。
このピークが長者山のはずだが山頂標識は見つけることができなかった。この長者山も周囲に樹林の背が高く展望は望めない。長者山から少し東へ引き返し、象頭山へ向かうため南へ続く尾根道を辿る。今までの道から比べれば格段に歩きやすくなり進行方向に障害物も無い。
快適な道を飛ばしていたらいつの間にか象頭山を通過、周囲に竹が増えてくれば前方が開け、平坦な広場に着いた。そのまま南西へ続く道を進むと右に山口市街の大展望が広がっていた。案内板には象頭山から見る山口市街鳥瞰図と説明されており、左から兄弟山、西鳳翩山、鴻ノ峰、鋤尖山、東鳳翩山、古城ヶ岳、ショウゲン山、鼓ヶ岳等が一望となっていた。
この場所は気晴らしの丘と呼ばれており、明るく景色も良いので昼食をとり大休止。昼食後はそのまま南西に向かって進み、坂を登れば多くの木が植樹されていた。樹間越しに展望を眺めていると、この付近では記念の森造成事業が続いているようだ。そのまま道なりに坂を下ると登山口に象頭山ガイドマップが掲示されていた。
その横には厳島神社が祀られていたので登山の無事を報告し、わにいし橋を渡る。これから先は何も心配のいらない鋪装道歩きで、椹野川に沿いを上流に向かって進む。下から気晴らしの丘を眺めていると、象のイルミネーションを眺めることができた。近くに象頭山があるので象のイルミネーションなのだろう。しばらく歩いて大殿踏切の横の天神橋を渡り、ショートカットして登山口の善生寺まで帰り着いた。
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