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再び左右をササに囲まれ進み、欄干のある橋を2回渡り、その後欄干のない橋を渡れば広い園地へ出る。園地では家族連れがバーベキューなどの用意をしており、アットホームな感じである。
そのまま園地を横切り駐車場の手前で左折、右に自衛隊の施設を過ごせば、この先の右側に背振山へ続く石段が現れる。なお、自衛隊の敷地内を見ると役行者が祀られていた。背振山は平安時代以降に北部九州における山岳仏教の一大拠点となり、山頂付近には上宮東門寺があったと伝えられ、「背振千坊」と言われるほど栄えていたそうだ。この役行者像は江戸時代の元禄13年(1700)に背振山の山伏などにより建立されたそうだ。
フェンス越しに役行者像を眺め、更に石段を登り左右に石灯籠を眺めながら高度を上げれば、間もなく弁財天の祀られた背振山の山頂へ着いた。二等三角点の置かれた山頂からは九千部山や天山などが見えるはずなのだが、本日は霞んでいる。
弁財天へ参拝し、山頂を出発。今回の遠征最後の山を後にした。登山口まで引き返し帰る途中に背振神社へ参拝。登山の無事を報告して帰路につく。
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