トップに戻る 2018年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:25→ 鬼ヶ鼻岩 →0:45→ 猟師岩山 →0:30→ 鬼ヶ鼻岩 →0:20→ 椎原峠
→ 0:40→ 唐人の舞 →0:20→ 白砂の広場→0:30→登山道入口
登山口へ向かう途中に日本六所弁財天の背振神社を見つけたので参拝。背振山気象レーダー観測所へ向かう道付近の広い所へ車を置いて登山開始。以前椎原峠から唐人の舞を経由して背振山へ登り、下山は矢筈峠から車谷登山口を経由して椎原登山口へ戻ったことがあり、この道を通るのは2回目である。
佐賀県神崎町の案内を確認して気象レーダーへの作業道へ向かう。入口の案内には椎原峠までは90分と書かれていた。落ち葉の目立つ舗装道に入り少しずつ高度を下げる。下山時には逆に坂を登ることになるので、最後にきつい思いをしそうだ。
進行方向の上には気象レーダーがそびえており、白い建造物が青空に映えている。道の横には背振山からの距離表示があり、NO.184の標柱では丁度1kmと案内されている。やがて矢筈峠へ着き、前回下山した場所を確認するが、下り傾斜はとてもきつそうだ。車谷登山口までは90分、椎原峠まで80分、背振山へは40分と書かれている。
周囲には白いオカトラノオが満開で、清楚な花が疲れた体を癒やす。さて、矢筈峠から少し登り返し、舗装道から離れ左側へ続く登山道に入る。椎原峠へは70分と書かれ、10分刻みに案内が置かれているようだ。
樹林の中に入り、よく踏まれた道を進んでいるとU字溝が歩道にはみ出しており、少々歩きづらい場所を過ごす。この先左に「太鼓岩」への案内を過ごせば全体的に白っぽい広場へ着く。この付近は「白砂の広場」と呼ばれており、白い砂が特徴的な場所である。椎原峠へは右側の道に入る。なお、この広場は背振山から2kmの位置である。
登山道に入れば左右にササが繁っている。ササには朝露が多く、服もズボンも歩く度にずぶ濡れである。登山道はほとんど傾斜を感じることは無く、また、下り傾斜が多いので快適な歩行が続く。また、空には雲が広がっており、直射日光を避けているので熱射病にはならないようだ。
途中に置かれた案内を確認しながら進むと唐人の舞の分岐へ着いた。久しぶりに唐人の舞へ行くと、三角錐の大岩がそびえていた。残念ながら福岡市街は霞んでおり、大展望とは行かないが、懐かしい場所なので岩に腰掛けて小休止をとった。岩上からは背振山や気象レーダーが一望だが周囲は霞みがちである。
唐人の舞を出発、唐人の舞からは椎原峠まで1.4km、背振山からは2.6kmの地点である。少し進むと頭上が開け、進行方向を見晴らす展望地へ出るが、やはり霞んでいる。ササの多い場所を分けながら進み、再び樹林の下を進む。この先頭上が開けたり樹林の中に入ったりを続けていると背振山から3.5km、4kmをそれぞれ通過。間もなく椎原峠へ着いた。
椎原峠は平坦な広場となっており、小休止を取ることができる。峠には多くの案内が立ち、金山まで4km、背振山へ4km110分、一谷へ3km、椎原バス停へ5km、鬼ヶ鼻岩へは20分と案内されている。鬼ヶ鼻岩へ向かって出発、しばらく進むと分岐が現れ正面にはコンクリート舗装の作業道が見えてきた。
この地点にはバイクも置いてあり、ここまで進入することができるようだ。分岐を右にとれば登山道で、背振山から4.5km、作業道方面は井出野と案内されており4.5km、椎原峠へ300m、金山へは4.3kmである。また、この先には水場への案内もされていた。
そのまま九州自然歩道をたどり、背振山から5km地点を通過、少しの傾斜を登れば鬼ヶ鼻岩の分岐へ着いた。なお、椎原峠から1km、金山へは3.6km地点である。鬼ヶ鼻岩へ30m2分の案内に従い少し進むと大岩の目立つ展望地の鬼ヶ鼻岩に着いた。
眼下には昨日向かおうとした椎原登山口へ至る道が見えており、福岡市街や油山方面はもちろんのこと、背振山方面も雲に覆われて霞んでいる。こうして背振山を眺めていると、遠くまで歩いてきたことを実感する。
岩上で小休止の後、分岐まで引き返し、最終目的地の猟師岩山へ向かう。ロープの渡された岩の多い道を抜け、岩上に出れば背振山などの展望が広がる。周囲にはドウダンツツジ、シャクナゲが目立ち始め、花期には大勢の登山者が集うことだろう。背振山から5.5kmを通過、多くのシャクナゲを眺めながら登山道を進んでいると一段高い場所が前方に見えてきた。あの場所が本日の最終目的地の猟師岩山だろう。
ミヤマシキミの赤い実を足下に眺め、樹林の下につけられた道を辿れば、岩の目立つピークへ到着。二等三角点の置かれた場所が猟師岩山である。周囲は樹林に覆われて展望はきかないが、シャクナゲが目立つのが特徴である。岩上で休憩をとった後、下山を開始した。
下山は元来た道を引き返すだけのなので何の心配も無い。途中で金山まで往復してきたという女性に追い抜かれたのには唖然とした。
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