沢差城山(さわさしじょうやま)山口県美祢市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2013年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2013年2月11日 果樹園横 →0:40→ 山頂 →0:30→ 果樹園横 全歩行時間 1時間10分 山口県美祢市の山歩き、秋芳町嘉万の沢差城山へ向かう。登山口へ向かう起点を山口県立美祢高等学校付近とすれば、高校の前を走る県道31号を長門方面へ進み、最初に嘉万小学校を目指す。左に厚東川の流れを見ながら進むと、やがて進路は北へ向き、嘉万地区に入る。
間もなく現れる門村交差点を直進し、県道36号を進むと右に嘉万小学校への案内が現れる。この分岐から更に北へ300m進めば、左に麓集落へ続く分岐が現れるので左折、県道から道なりに約1.2km進むと、進行方向左側に白壁の上に赤がわらを載せた、まさに御殿のような家が見えてくる。
この家の前を左折し、道なりに西へ進むと、すぐに未舗装道となるが大丈夫。更に進むと、右に民家を過ごし、この先でY字分岐に着く。右は秋芳鉱業への入口なので左の道を採れば、最奥民家の前へ到着する。
この民家の方に果樹園前の広場への駐車許可を頂き、車を置いて登山を開始する。と、言っても沢差城山にはこれと言った登山口は無いようだ。そこで一番わかりやすい尾根の取り付き部分から向かってみる。林道側から尾根へ向かってみると、すぐ目についたのが明確な炭焼きの跡、この付近でも炭焼きが行われていたようだ。
炭焼き跡を通って奥へ向かい、わずかな踏み跡のように見える場所から高度を上げる。するとやはり前方にシダが見えてきた。普段はシダを迂回してきたが、今日ばかりは逃げるわけには行かない。頭上を植林が覆っているため、シダの勢いは弱いみたいだ。背の低いシダをしっかり踏みしめながら足場を確保。少しずつ高度を上げれば、無事シダの藪を通過した。
下山時に備えて、下るべき方向へ目印を配置するが、眼下には木の間越しに最奥の民家が見えており、これは取り越し苦労かも知れない。登り方向に一部シダの繁る場所は残っているが、ちゃんと迂回出来る場所もあるので大丈夫、疎林の中に続く尾根道を辿る。 左自然林、右植林帯に区分けされている 真っ直ぐ続く尾根道を進んでいると、左側が自然林、右側が植林帯にきっちり区分けされていることに気づく。足下に地積調査の赤杭を確認、古びた目印テープの続く快適な尾根道歩きが続く。時折現れる倒木はご愛敬で、迂回しながら高度を稼ぐ。 平坦な場所に石杭を見る やがて進路は少し左へ向き、更に高度を上げると突然坂の傾斜が緩み、石杭と黄色の地積調査杭の立つ尾根の肩の部分へ到着した。丁度陽が差したので、明るい平坦地で小休止を取り、足下に白い岩を過ごして再び急登に向かう。
ところが進行方向にはシダが茂り、猛烈なヤブ道となっている。そこで右側の樹林の中へ迂回し、歩きやすい場所を選んで高度を上げる。背後を振り返れば如意ヶ岳と桂木山が美しい山容を見せていた。 歩きやすい場所を選びながら進む
北西方向にはカヤトの原の花尾山も確認、この山頂は特徴的な姿をしている。やがて白い岩の先に見えているヤブを抜ければ、三等三角点の置かれた沢差城山へ到着。この城山は、私にとって達成感のある山である。
城山の山頂は狭く、三角点付近にはいくつか松が自生している。山頂からは周囲の木々の背が高く、展望を得ることはできなかった。山頂にて小休止の後、下山を開始。元来た道を引き返す。下山も大した問題はなく、道なりに下れば迷いそうな場所はない。最後にシダの道を慎重に下れば大丈夫、無事登山口へ下り立つことができた。 麓から眺める沢差城山 如意ヶ岳と桂木山 城山山頂 十南台から眺める花尾山と沢差城山 前の山 弘法山 を見る 次の山 堅田城山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県美祢市 沢差城山 登山口付近のMAP |