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→0:07→ 三谷山 →0:05→ 分岐 →0:10→ 山城山 →0:20→ 登山口
正面にそびえる岩山が登山意欲をそそる。この岩山が本日最初に目指す山城山である。森林公園の道に入り600m程度進むと左に山城山・三谷山への登山口があり、もう少し進むと右に駐車スペースがある。
すぐに登山を開始、少し舗装道を引き返すと「縦走路登山口」の案内が置かれている。山城山〜三谷山〜右田ヶ岳へ続く縦走路で、本日は三谷山への往復をする。登山口より山道に入ると杉・檜の植林帯を通過、明るい自然林に出ると矢筈ヶ岳が霞んでいた。
左右のシダが刈り払われた道を進むとすぐに急登が始まる。明るい道には補助のロープが渡されているので下りの際には転倒防止に役立ちそうだ。進行方向に見える山城山の岩峰が高度を上げる度に少しずつ近づく。
時折現れる平らな岩上に立てば、八幡岳、矢筈ヶ岳等の展望が広がる。明るい登山道なので疲労感は少ないが、一気に高度は上がっている。西には三谷山のなだらかな山容を確認、今から登る二山を確認することができた。
分岐には丸っこい岩が置かれ、お賽銭も置かれていた。案内にはここから30mとあり、大岩を眺める感動的な道を楽しみながら西へ進むと、山城山260mの案内の置かれた山頂に着く。
山頂からは駐車地の車もはっきり確認、八幡岳、矢筈ヶ岳と大平山、錦山や瀬戸内海、これから向かう三谷山など素晴らしい展望を眺めることができた。山城山を出発、三谷山へ向かう。
少し進んで山城山を振り返ると、こちら側からは露岩が目立たないことが分かった。更に進むと左右の分岐に着き、右の展望地へ立ち寄ってみた。北へ進むとすぐに目の前に大岩が現れ、大岩の上に立てば大展望、眼下に三谷森林公園、その上に八幡岳、更に矢筈ヶ岳へと続いている。
岩上で味わう高低差は、思わずへっぴり腰になるほど強烈である。展望地を出発し登山道に戻る。右田ヶ岳へ続く縦走路は快適で、そのまま歩き続けたくなるが、すぐに三谷山への分岐へ着いた。
縦走路から少し下り、鞍部から登り返すところで「阿部谷川への下り」の木札を過ごす。この先で出会い頭に3人の親子連れに出合い、お互いビックリ。熊で無くて良かった。すぐに三等三角点の置かれた三谷山の山頂に到着した。
山頂からは右田ヶ岳へ続く尾根や南に錦山などを眺めることができた。山頂で小休止の後下山を開始。展望岩の分岐手前で先ほどの3人の家族とすれ違う。このグループはとてもスピードが速いようだ。
下山途中に山城山の山頂に立ち寄り矢筈ヶ岳を眺めたが、まだ逆光で霞んでいた。下りは早く、ロープをつかみながら転倒に気をつけ急降下。無事登山口に下り立った。
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