トップに戻る 2021年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→1:05→ 細岳 →0:20→ 綾ヶ峰 →0:25→ 大平山牧場舗装道出合
→0:40→ 太鼓ヶ岳 →0:15→ 望海山 →0:30→ 大谷山 →0:30→ 県道出合
→0:35→ 中村バス停→0:05→駐車地
佐波川沿いから防府市の久兼地区へ入り、大野バス停付近の広い路肩に車を置き登山を開始。大野バス停から300m程度南東へ進み久兼川に架かる第一瀬戸橋を渡る。この先の中村バス停先で右折、交差点左に日阪小学校開学の地の石碑とお地蔵様を見る。
そのまま直進するが、この入口の電柱は久兼19R(二)1である。左右に白いガードレールのある橋を渡り、右に中村(2)地区急傾斜地崩壊危険区域の案内を過ごす。道なりに坂を登り最奥民家手前の丁字路を左折する。
丁字路を左折すると廃屋を過ごす。足下にはこの時期の花のシャガがきれいだ。進路が右に変わり少し進むと右上へ続く道が見えてくる。この分岐を右折すると中央が掘られた道に入り、足下には落ち葉が堆積し柔らかくてとても歩き難い。ただし明確な道なので安心して進む。
やがて進路が左右に分かれ、右道をとったが、こちらは330mピークへ向かうための道だった。ここから三上山へ向かって尾根道をとるとヤブが少しあり、迂回して先ほどの道と合流した。
三上山を出発し縦走路を南へ向かう。この先周囲に展望はなく、ただアップダウンが続く。大して変化の無い道だが植林帯と自然林等の植生の変化を感じながら進むと突然プラスチック製の防府市282の案内が現れた。これは石杭の代わりに置かれた物だろう。
やがて防府市329の標識のところでピンクテープが西へ続いていた。これは松尾山へ続くテープかも知れない。この先からしばらくこの標識が続く。前方が明るくなってきたので何かあるのかと期待したら、四等三角点が置かれていた。ただし、周囲に展望は得られなかった。
三角点を出発、この先防府市の標識を数えながら進む。快適な尾根道を進むと突然頭上が開け、明るい場所に出れば地積図根三角点が置かれていた。この場所が細岳で地積図根の周囲のみ刈り払われていた。
細岳を出発、頭上に樹林が戻り明るい日差しを遮る。そのまま尾根道をたどればベンチが2組置かれた明るい綾が峰の山頂に着いた。本日初めての大展望に感激。目の前に矢筈ヶ岳、その先に右田ヶ岳、矢筈ヶ岳の左に多々良山、その先には楞厳寺山、亀尾山、久しぶりに白いきららドームも眺めることができた。
明るい山頂で昼食をとり、更に珈琲を飲んでゆっくりしすぎた。綾ヶ峰を出発し、坂を下る。左側に有刺鉄線が目立ってくれば進路は左下に下り、舗装道に着いた。入口には綾ヶ峰登山口の案内が置かれていた。ここで1組の夫婦と出会い、周南山の展望の良いことを聞いた。
そのまま尾根に取り付き道なりに進む。目印のテープが続いているのでとても分かり易く、587m標高点手前で進路を北に変え、すぐに尾根道を辿れば、地積図根三角点の置かれた587m標高点を通過。更に坂を登ると太鼓ヶ岳の山頂に着いた。四等三角点の置かれた山頂だが展望はない。案内には周南山が絶景と書かれ、苔谷山、石砂谷も書かれていた。
本日はこれから望海山、大谷山を経て松尾山への縦走を考えているため周南山への往復はやめて望海山へ向かう。この付近から少しピッチを上げるのだが足がなかなか進まない。わずかなアップダウンの後、昔見たことのある望海山への分岐に着いた。
望海山へ向かって進路を東にとり、少し進むと明るい山頂に着いた。左側はつい最近伐採された跡があり、山頂中央にある石の上から周囲に広がる展望を眺めた。樹林の背が高くなっているが嶽山、四熊ヶ岳などは確認することができた。展望を眺めていると、3名の方が到着、この方達は山頂の整備作業のために来られたそうだ。
望海山を出発、次は大谷山で、ここまで以外と時間がかからなかったので少し安心。大谷山への案内の先で展望地があり、この展望は昔見ていたのかも知れない。展望地から下り、大谷山の案内に従い更に下る。やがていくつか案内を過ごして高度を上げれば待望の大谷山へ着いた。
三等三角点の置かれた山頂からは展望は樹幹越しで、やはり期待できるものでは無かった。これで本日残すのは松尾山のみ。大谷山を出発し一旦坂を下って登り返す。登り返したところで左右の道があり、松尾山へ行かなければ左道の方が近道である。松尾山への登山の可能性を残すため、右道をとり野峠へ向かってみた。
急な坂を慎重に下っていたら岩があったので迂回し、下に竹林が見えたので竹林を避けて下れば県道に着いた。この先は舗装道歩きで、間もなく望海山で教えて頂いたショートカットの起点の鉄塔の下に着いた。鉄塔下から下る道をとるとすぐに県道へ続く道に着き、すぐに久兼バス停で県道に合流した。
再び安心な舗装道歩き、のんびり下れば登山口の中村バス停を通過、更に下れば駐車地の大野バス停に到着。一周回りの登山は無事に終了した。ただひとつ悔やまれるのは大谷山先の分岐を左折しなかったことで、この道をとっていれば更に快適な下山になっていただろう。
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