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→0:18→ 地積図根三角点 →0:17→ 駐車地
鯨ヶ岳の登山口「山中峠」を通過し、県道28号を右折し県道308号明木美東線に入る。県道を1km程度進むと左に分岐があり、林道三見・木間線の案内を確認して左折する。林道をゆっくり進み左側に注意していると、1kmも行かないところで左上に続く横木の階段を見つける。
この場所が学ヶ峠コースの登山口で、この先の左側に駐車スペースがあるので車を置いて登山を開始する。横木の階段は朽ちており、階段の役割を果たしていないが、登山口の目印になっているので貴重な存在である。
急な坂を登ればすぐに緩やかな傾斜に変わり、足下はとても歩きやすくなっている。明確な登山道を進むと左に中電の巡視路が分岐する。そのまま尾根道を辿れば少しずつ坂の傾斜は増すが、登山道は相変わらず明確で何の問題も無い。
間もなく地積図根三角点の置かれた小ピークに着く。反対側は本谷コースなので、下山時に周回を予定している。さて、扇山へ向かって出発、自然林の下は倒木などが目立つので迂回しながら高度を上げる。
山頂は平坦で細長く、周囲に木々の背が高いため展望は望めない。最近はこのような展望のない山頂が多い。山頂横の木には山頂の標識が1つ置かれていた。山頂到着時間は8時40分、まだ早いので小休止を取り、下山を開始。
学ヶ峠コースと本谷コースの分岐まで下り立ち、今朝とは反対側の本谷コースへ向かってみた。地積図根三角点を出発、すぐにシダが目立ち始めるが、すぐに消えた。これで安心していたら明るい場所に着き、前方にシダの藪が現れた。
ここで左側の樹林の中へ向かえば良かったのだろうが、シダの中に踏み跡らしきものが見えたので小回りで右側に下りてしまった。途中で壮絶なシダの中に入り込み、引き返す勇気も無く、そのまま道なりに右下に向かって強引に進み、平坦な広場に下り立った。
下りたところは駐車地の少し先だった。このように最後に間違いを犯してしまったが、扇山は学ヶ峠コースをとれば簡単に山頂に立てる山で、総じて楽しい登山である。
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