大佐山(おおさやま)岡山県新見市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2015年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2015年5月31日 登山口 →1:00→ フライト基地 →0:25→ 山頂 →0:40→ 登山口 全歩行時間 2時間 5分 前回雨のために登山を断念した岡山県へ再訪、久しぶりの岡山県の山へ向かう。今の段階で残りの山は4山、全て新見市の山であり、今日は3山に登ることを目指している。最初に向かうのはJR姫新線刑部駅の西にそびえる大佐山で、刑部駅前を通る県道32号を北へ進めば、すぐに大佐山への案内が立っている。
案内に従い県道を離れて進路を西へ採れば、目の前に大佐山の全景が広がり、大佐山オートキャンプ場方面へ進むと、間もなく大佐山の登山口へ着く。登山口から舗装道を左に採れば南登山口、正面へ続く道を採れば、その名の通り正面登山口である。ここでは距離の短い正面登山口を取ることにした。
舗装された登山道を進むと卯の花が満開で、春の日差しを浴びてとても美しい。すぐに舗装道は終了し、山道に変わるが、山道に入ると同時に草が茂ってきた。こんなに草の茂る道は、「岡山県の山」の書かれている登山道では無いのかも知れないと、少々不安になり、一旦登山口まで引き返して案内図と地図を確認したが、やはり間違いないようだ。再び登山道に戻り、草の茂る道へ入る。
左に中央登山道の標識を見つけたので、やはりこの道が正面登山道で間違いないようだ。舗装道が終わり草の茂る未舗装道に入る。足下に季節の花を眺めながら少しずつ高度を上げる。雨上がりのさわやかな日差しを受けて進んでいると、水源かん養保安林と保健保安林の2本の標柱を過ごす。このあたりから坂の傾斜がきつくなる。
頭上は自然林に覆われ、木漏れ日差す登山道を歩いている。坂の途中で大岩を鑑賞していると、木の間越しに山頂の一角が見えてきた。更に大岩を眺めながら高度を上げていると、 「←大佐山、大日高原→」の案内が置かれていた。この案内はそれぞれの方向を示すもので、進行方向を示すものでは無いようだ。試しに左(大佐山)方面へ向かってみたが、途中で道は消えてしまった。
大日高原方面へ向かうと、すぐにパラグライダーのフライト基地へ飛び出た。眼下には霧で霞む大佐の街並みが広がっている。フライト基地から北へ向かうと、目の前に展望が開けているものの、やはり霞が多い。そこで進路を南西へ採り、山頂へ向かう。周囲にはタニウツギのピンクの花がとても華やかだ。
すぐに舗装道へ着くので左折し、少し進むとパノラマ展望舎へ着くが、展望は望めない。この施設横を右折し、少し上で左折する。このあたりでもピンクのタニウツギが満開である。草のかぶる道を進むと、大佐の街並みを見下ろす展望地へ着く。目の前に広がる展望は素晴らしいのだが、やはり周囲は霞気味である。ここで眼下に出発地と車を見つけたのは、うれしい出来事で、長い距離を登ってきたことがわかった。
さて、山頂へ向かって高度を上げる。「天空ロマンの径」の案内を眺め、登山道を進む。足下に草がかぶり気味だが、もうここまで来れば気にならない。間もなく前方に星空の館が現れ、その先にはらせん階段が特徴的な展望台が見えてきた。まずは山頂を目指すため、展望台の左側から続く道を進むと、すぐに二等三角点の置かれた大佐山山頂へ到着した。
岩の目立つ山頂からは展望台や樹林に遮られて周囲360度の場のパノラマとはならない。そこで今度は展望台の上に向かう。この施設は広域無線中継施設で、らせん階段を登ればすぐに展望台へ着く。展望台からは周囲360度のパノラマが広がっているものの、本日の霞は想定外で、視界は限られていた。
ここまで車で上ることもできるので、次回は快晴の時に展望を楽しみたいものである。展望台からは眼下に星の館や二等三角点までも確認することができるが、山頂を上から見下ろすことは、なかなかできることでは無い。三角点の標高が988m、この展望台が山頂から12m以上あれば標高千メーターだが、この展望台の高さは不明である。
しばらく展望を楽しんだ後、下山を開始。下山は元来た道を引き返し、展望台から眺めた駐車地まで下り立った。駐車場付近ではパラグライダーの講習会が行われており、カラフルなパラグライダーを駆使して、テイクオフの練習をしていた。 大佐山 フライト基地から眺める風景 タニウツギ 展望 星の館 山頂 展望台から眺める風景 前の山 吉田郡山城跡 を見る 次の山 天銀山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 岡山県新見市 大佐山 登山口付近のMAP |