トップに戻る 2022年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
次の分岐を左折し道なりに1.4km進むと左右の分岐に着く。この分岐点が大ヶ原山へ向かう登山口で、474m標高点である。なお、この分岐を直進すれば譲羽・久米へ続く林道譲葉羽線で一等三角点の置かれた西谷の岡へ向かうには直進である。南側の広くなっているところへ車を置いて登山を開始する。
案内にある左側の百谷・米川方面へ続く坂を少し登ると左右の分岐に着き「杉ヶ峠防空砲台跡、車約2分(800m)」の案内に従い分岐を左折する。なお、右に行けば百谷・米川地区へ続いている。
足下には舗装された道が続き、この状態は西谷の岡登山と同じだが、坂の傾斜は格段に緩やかで快適である。何も心配のいらない鋪装道歩きが続き、やがて右にNTT須々万無線中継所の案内を過ごす。
蛇行する作業道を進んでいると突然頭上が開け、右に広場が現れた。広場の奥に案内が置かれているので向かってみると、この場所が「杉ヶ峠防空砲台跡」だった。円形の防空砲台跡の中に入り周囲を見学した。
砲台跡から周囲を眺めるが展望を得ることはできなかった。作業道に戻り北へ続く道を進むと手前に周南市消防本部の消防無線施設を過ごし、わずかに高度を上げれば標高560m付近に蓄電池設備が置かれていた。
この横の一段高い地点が大ヶ原山の山頂と思われるが、周囲には樹林の背が高いため展望は望めなかった。本日登った西谷の岡もこの大ヶ原山も防長山野へのいざない第3集に掲載の山だか、当分展望の無い山歩きが続きそうだ。山頂からは元来た道を引き返し、駐車地まで戻った。
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