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右に石鳥居を過ごし、次の分岐で「水源涵養林」の案内を見て右折、そのまま道なりに2.1km進めば登山口駐車場に着きます。当日は途中に咲く満開の桜を眺めながら進み、駐車場に着きました。すぐに登山を開始し、埋蔵金伝説の如意岳登山口を出発、横には中国電力の鉄塔標柱も立っています。
中国電力の鉄塔巡視路でよく見かける黄色の「火の用心」の標識を眺め奥へ進みます。進路は最初北へ向きますが、すぐに右へ折り返し、尾根上に着くと進路は北へ向き次第に高度を上げます。途中では公社造林如意ヶ嶽事業地の案内を過ごします。登山道は足下付近が掘られたような感じですが、明確な道になっています。
周囲の植生は自然林でとても明るく木漏れ日も美しいです。すぐに鉄塔下を通過、鉄塔下から西を眺めるとカラフルな赤白の鉄塔が見えています。この鉄塔は山頂下に建っており、これからこの鉄塔下へ向かうことになります。反対側にも送電鉄塔は続いており、鉄塔群の左には桂木山がそびえています。桂木山はどの方向から眺めても良い形をしています。
樹間越しには北西に美しい山容の山がそびえています。以前見た気がするものの、この時点では山名が思い出せません。登山道は尾根筋に戻り急登が始まりますが、すぐに斜度は緩みカラフルな鉄塔が現れました。この鉄塔は下の鉄塔から眺めていたもので、もう山頂までわずかな距離になっています。鉄塔を通過し、振り返れば美しい山容がそびえていました。この場所に立ってこの山脈が以前2回向かった大滝ということを思い出しました。小吹山から天井山を目指したときの印象深い思い出の山々です。
鉄塔を過ごせば右下から登山道が上がってきていました。これは前回とった坂水コースです。この合流点の左に電柱を過ごし、わずかに登れば左に巨岩が見えてきます。この巨岩の上に立てば以前展望が開けていましたが、現在は樹林に遮られて限定的な展望に変わっていました。以前はっきり見えていた花尾山も樹間越しとなり残念です。鉄塔先には大滝などもそびえていますが、こちらもやはり樹間越しです。
巨岩を出発しわずかに登れば如意岳山頂に到着、山頂には三等三角点、伊勢内外大神宮・猿田彦大神の祀られた祠、ベンチが置かれていました。明るい山頂からは南に秋吉台が広がり、南には霞の中に荒滝山、東西鳳翩山を見つけることができました。北東に向かう送電線の先に桂木山がそびえ、左にはアンテナを頂いた日尾山、反時計回りに権現山、西山、天井山、大滝、小吹山が続き、約20年前に奮闘した山脈が懐かしいです。
当時の権現山から小吹山までの8時間を超える周回は、きつかったけれどもとても楽しいものでした。当時のことを思い出しながら昼食をとり、食後のコーヒーを飲んで下山を開始します。遠くに見える防長百山の日尾山を見て本日の登山予定を変更、下山後に長門市の日尾山に向かうことにしました。登山口まで戻り、県道に向かう前に日吉神社に参拝します。神様の使いの猿にも出会い、満開の桜観賞もすることができました。
小吹山、大滝、天井山
大谷山と桂木山
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