中蒜山(なかひるぜん) 岡山県真庭市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2003年9月7日(日曜日) 中蒜山 61回目 72座目 ガイド本 無し 登山口 塩釜冷泉登山口 登山開始 13:31 山頂到着 15:12 下山開始 15:31 下山終了 16:58 登山時間 1:41 山頂滞在時間 0:19 下山時間 1:27 所要時間数 3:27 大山登山の後朝食を取り、鏡ヶ成の国民休暇村に行き、烏ヶ山の登山口を捜すと登山禁止となっていたので蒜山まで行った。蒜山三山を縦走するまでの時間はもう無いので三山の内の一山に登ることにした。周囲を散策していると中蒜山の登山口が塩釜冷泉であることが分かったので塩釜冷泉まで行き、中蒜山を目指して登山を開始する。
登山口の塩釜冷泉には蒜山登山案内図があり、塩釜冷泉から中蒜山山頂まで2.8km、100分となっていた。快適な登山道を10分も進むと一合目を過ぎる。最初は緩やかな坂道を進んで行くがだんだん坂が急になり、坂が急になると左足が痛くなってきた。
足にかまわずどんどん進んで行く。どこまで登って行っても視界が開けず、坂は急だし滑るし足は痛いしでさんざんな所だと恨みながら登って行く。五合目横には祠があり一息つく。
気合いを入れて再出発し、残りの高さ約300mと言い聞かせて高度を稼ぐ。相変わらず坂も急だし視界も悪く、我慢しながら登って行く。特に7合目以降はすごい急坂で、鎖場があったりロープが設置してあったりで難所の連続であった。
9合目に近いところでようやく平坦な所に出た。そこで他の登山者が「急な坂を上らないとこんなすばらしい景色が見えないんだ」と話していた。尾根道からは蒜山の全景がパノラマのように広がり。中蒜山山頂の避難小屋や山頂標識がようやく見えてきた。
また、反対側には下蒜山の山容が美しく聳えている。尾根道を登って行くとすぐに中蒜山の山頂に到着した。中蒜山山頂からは上蒜山山頂や日本海までがはっきりと見えた。しばらく山頂のベンチにて休憩していると麓からのスピーカーの音がよく聞こえた。山頂から見る蒜山高原はまるで箱庭のように美しい。
蒜山高原や日本海の展望を満喫した後下山を開始する。尾根道を下り、急な坂を下り始めると左足がだんだん痛くなり、とうとう動けなくなるくらいの痛さになった。普通の道は何ともないが、不規則な高さを降りようとすると痛くて痛くてしょうがなくなってしまった。とにかくゆっくりと普通の歩き方をしながら降りて行く。
時間的に自分が一番最後の登山者と思っていたら何人かが山頂を目指して登ってきていた。これから頂上を目指すと何時になるのかとびっくりした。最後には高齢の家族連れが4人登っていたのにはびっくりした。頂上への到着時間は6時頃になるはずである。その後痛い足を引きずりながらも登山口の塩釜冷泉まで戻り着いた。塩釜冷泉に行き、手をつけるとびっくりするくらいに冷たかった。塩釜冷泉は旭川の源泉という説明版が立ててあった。
その後鏡ヶ成の休暇村に行き風呂に入ろうとしたら雷雨となりしばらく車の中で待機することになった。風呂に入って足の調子をみたが、どうも一日では直りそうになく、明日の登山は見込めそうにないのでそのまま山口に帰ることにした。帰りも一般道を抜けて帰り、広島県の三次には9時半ごろ着き、広島には11時過ぎに着いた。途中何回か休憩をして家に着いたら1時を過ぎていた。 全国名水百選、塩釜の冷泉について書いてある説明文をここに掲載する 全国名水百選 塩釜の冷泉 冷泉は三蒜山の真中、中蒜山(1122m)裾の谷間に突如と湧き出で、東西12m南北5km約60平方mの瓢箪形の小池となっている。最深部1.9m、湧水量毎秒300g、水温11度、温度、量とも四季変わらない。 水は清らかで一点の汚れもなく真に玉を溶かしたとでも形容しようか実に霊泉として神聖視される所以である。今やこの泉こそ高天原なる“天の真名井”であるとの信仰が広く全国的に伝わりつつある。 選定 環境庁 選定年月日 昭和60年1月4日 管理者 八束村
中蒜山全景
五合目の祠
中蒜山山頂に向かう
下蒜山
上蒜山
蒜山高原の展望
日本海方面の展望
烏ヶ山 前の山 大山 を見る 次の山 三瓶山縦走 を見る 登山口周辺の地図はこちら 中蒜山 登山口付近のMAP |