トップに戻る 2021年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:40→ カーブミラーの分岐 →0:10→ 宮蔵合岳 →0:10→ 巡視路入口
→0:30→ 嶽山 →0:25→ 舗装道出合 →0:35→ 駐車地
登山口の不動滝付近へ向かう起点を「道の駅あさひ」とすれば、国道262号を萩方面へ進む。道の駅から約7km進むと「古戦場公園へ150m」の案内が見えてくる。右に古戦場バス停が見えたらこの先の左へ続く分岐に入る。
坂を下り国道と並走する道を釿切川沿いに西へ進むと右に民家を過ごす。この先の左側へ続く道が今回の周回道の入口となる。なお、橋の反対側に車1台分の駐車スペースがあるので車を置いて登山を開始。入口手前の中電電柱の「オノヤマ47」を確認して小野川に架かる橋を渡り、林道二ツ峠線に入る。
足下はアスファルト舗装なので快適そのもの。林道沿いに続く電柱の番号を眺めながらゆっくり歩きが続く。右には渓流の涼しげな音が響き、坂を登っていると心地よい風が前方から吹いている。
石垣などを眺め、少しずつ高度を上げていると左右の分岐へ着く。右道が最初に向かう旭岳への道で、この分岐に立つ電柱の番号は「アサヒダケ23」である。旭岳へ向かって分岐を右折、緩やかに高度を上げる。
鞍部付近で「二ツ峠地区施業実施協定団地 」の案内を過ごし道なりに進むと舗装道終点へ着いた。この先が旭岳の山頂である。消防救急デジタル無線設備は金網で仕切られているため、この奥へ向かって藪漕ぎを開始。この時期はシダも勢いがあり、茨も茂っているためなかなか苦労する。
やがて進路を確保し、樹林の中に入れば意外と簡単に三角点を見つけることができた。三等三角点の置かれた山頂は、樹林の中で全く展望はない。すぐに山頂を出発しアンテナ設備の前に戻る。周囲を見回すが展望を望めないため、元来た道を引き返して分岐まで戻った。
次は宮蔵合岳へ向かって林道を南西へ向かう。入口には指標林入口、ここから100mと案内されているので、周囲を眺めながら進むが案内の意味は分からなかった。そのまま林道を進んでいると、左右の分岐となり右は舗装道が続いているが、宮蔵合岳へは左に続く作業道を進む。
作業道歩きは引き続き快適で、途中でコンクリート舗装になったり未舗装に変わったりでなかなか変化がある。やがて民有林道嶽山線の案内を過ごして坂を登れば、カーブミラーの立つ分岐へ着いた。
進路を右に採り少し進むと作業道終点へ着き、この先からは巡視路が始まる。入口に立つ標柱を確認、これから向かう鉄塔は98番鉄塔である。巡視路に入れば本日初めての山道、しかも快適な道が続いている。
山頂標識の置かれた山頂だが、周囲は樹林に覆われて展望はない。鉄塔下まで戻って周囲を眺めるが、やはり展望はないので宮蔵合岳山頂を出発、カーブミラーの立つ分岐まで引き返した。
カーブミラーから南へ進むと左側に巡視路入口があり、この標柱の上部は破損していた。昼前なのでこの作業道の木陰で昼食を摂り、昼食後すぐに巡視路歩きを始める。刈り払われた巡視路から先程までいた98番鉄塔を眺め、北を眺めると最初に登った旭岳のアンテナを見つけることができた。
巡視路歩きを楽しんでいると、間もなく97番鉄塔へ着くが、鉄塔からの展望はない。97番鉄塔を出発、植林帯を過ごし、木漏れ日を感じながら巡視路歩きが続く。一旦高度を下げて登り返せば461m標高点へ到着。この場所が嶽山山頂であるが、いくつかのテープが巻いてあるだけで山頂標識か無かった。
嶽山山頂を出発、一旦下ってわずかに登り返し、少し下った所で足下に明木の石杭を過ごす。更に下れば96番鉄塔へ着くが、この鉄塔下からも展望を得ることはできなかった。96番鉄塔を過ごせば急傾斜の下り坂となり、足下には中電の巡視路特有のプラスチック階段が整備されている。
慎重に坂を下り、途中で鉄塔の標柱をいくつか過ごせば巡視路歩きが終了する。作業道に下り立ち、公社造林「同前嶽山事業地」の案内を眺めて道なりに下る。少し進むと右に獣除けのワイヤーメッシュが現れ、更に下れば舗装道へ着いた。
分岐を左折し駐車地まで長い行程が始まる。なお、この付近に立つ電柱は堂前「ドウゼン13 左−6」である。北西を眺めると先ほど通過した96番鉄塔がはっきり見えている。
ここから同前川沿いを北へ進み、途中では同前橋、堂前2号橋、堂前3号橋を次々と渡る。萩市の水道施設を過ごし、同前川に架かる平畑橋を渡って左折すれば、駐車地へ戻った。 本日の周回登山は作業道と巡視路歩きなので快適そのもので疲労感は皆無。ただ一つ残念なのは展望を得る事ができなかったことだけだが、真夏の登山でヤブが無いと言うことは最高の贅沢かも知れない。
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