御嶽山(みたけさん)岡山県笠岡市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2014年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2014年1月11日 鳥の江峠 →0:20→ 御嶽神社 →0:07→ 御嶽山山頂 →0:03→ 三角点 →0:20→ 鳥の江峠 全歩行時間 0時間50分 成人の日を含めての三連休に岡山県の山へ向かう。本日最初に向かうのは笠岡市にそびえる御嶽山。広島県福山市から岡山県笠岡市に入り、国道2号を東へ進む。浜中交差点を右折し、県道37号を南下する。やがて右に見えてくる笠岡東中学校を登山口へ向かう起点とすれば、更に県道を南下すると右側にカブトガニの繁殖地が見えてくる。 カブトガニの繁殖地と案内(写真をクリックで説明) 間もなく現れる井笠バスの夏目バス停先の分岐を左折、ここには三地蔵が祀られている。細い道を道なりに奥へ進むと、途中で笠岡十名山の「四尋山」の登山口の案内を見つけた。なかなかの尖峰のようなので、後ほど登ることにする。更に奥へ向かうと、トイレの設置された鳥の江峠へ着いた。広い駐車場の一角へ車を置いて周囲を見回すと、西に四尋山の登山口案内が置かれていた。従って四尋山には少なくても二方向から登ることができるようだ。さて、最初に御嶽山へ向かう。
車道を東へ進むと、左に笠岡十名山「御嶽山」の案内と地図が置かれている。これは詳細に案内が記載されており、とても参考になる登山地図である。登山道に入ると途中には観音様の石仏が祀られ、道案内をしてくれるようだ。
左右に石柱の立つ場所を通過、落ち葉の堆積した参道を進む。足下はアスファルト状の材料で固められ、不安なく歩くことができる。背後には尖峰の四尋山が美しい山容を見せている。
石仏の数を数えながら高度を上げると、前方に御嶽神社の鳥居が見えてきた。手前の分岐を右へ進路を採れば、舗装道を通って山頂へ向かうコースとなるが、そのまま鳥居を潜って御嶽神社経由で進むことにする。山腹につけられた道を辿ると、左右に灯籠を過ごし、そのまま坂を登れば御嶽神社前に着く。 御嶽神社へ参拝(写真クリックで本殿) 右には大きなカゴの木がそびえるように立ち、横を通って奥へ進み神社へ参拝。石段を登り右側を見ると手水には水が流れ落ちており、とても落ち着く清々しい神社である。御嶽神社への参拝後は、右側から続く登山道を進む。 御嶽山山頂の風景(写真をクリックで拡大) やがて進路は折り返すように右方向へ変わり、間もなく平坦な山頂広場へ飛び出た。出たところには車が駐車しており、ここまで楽々車で上ることができるようだ。さて、眼下には瀬戸内海の美しい展望が広がり、朝の陽射しを浴びた美しい風景を眺める。
広場から右方向へ向かうと龍王神社が祀られ、西には笠岡の市街地が広がっている。案内には「市指定史跡 御嶽山量剛寺跡」とあり、平安時代、叡山座主第三世円仁上人(慈覚大師)が唐から帰朝の途中に、この山頂に寺を建立し、{御嶽山量剛寺}と称したと言うが、いつの頃か寺は廃絶してしまった。 現在でも礎石四個が南面して並んでおり、また境内からは布目瓦が多く発見されていることから、かつては確かに山上伽藍があったようである。今では山上に祈雨神社が勧請され、神社境内地となっている。祈雨神社は、御滝神社(寛文6年創建)の摂社にあたる。と記されている。
周囲に広がる展望を眺めた後、「東方面へ二等三角点100m」の案内が立っているので向かってみる。明確な道を辿るとすぐに三角点へ到着、親切にも御嶽山三角点の石柱まで置かれていた。この先より二箇所(正頭たわ・土生)に向かって下山道が続き、御嶽山には多くの登山道が通じていることが分かった。
先ほどの広場まで引き返し、下山を開始する。下山は舗装された作業道を採り、途中の展望地へ着くと、「瀬戸内海笠岡諸島ご案内」が置かれていた。本日は少々霞気味の展望だが、それでも素晴らしい景色を眺めることができた。
坂を下ると、登山時に参拝した御嶽神社の鳥居へ続く分岐を通過。更に作業道を下ると、清水の流れる場所に着いた。御嶽山の清水なのでとても美味しく霊験あらたかな清水だろう。西を眺めれば、四尋山が美しい山容を見せており、間もなく登山口の鳥の江峠へ到着した。 御嶽山山頂 瀬戸の展望 市街地 笠岡諸島 前の山 六ガ岳 を見る 次の山 四尋山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 岡山県笠岡市 御嶽山 登山口付近のMAP |