経塚山(きょうづかやま)島根県松江市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2013年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 平成25年1月13日 林道登山口 →0:13→ 255mピーク →0:40→ 山頂 →0:37→ 登山口 全歩行時間 1時間30分 山口県の山(山と渓谷社)の著者、中島先生のご案内により島根県松江市にそびえる経塚山へ向かう。6時半過ぎに岩国を出て宍道湖PAには9時半に到着、松江までは3時間の行程である。経塚山の登山口へは、松江から県道37号を通って鹿島町古浦漁港を目指す。簡単に林道横手線へ向かうために本郷地区の信号を左折、右に佐太小学校を過ごし道なりに西へ進む。
佐太小学校から1.7km進むと、左に朝日山石段入口の案内が立っている。この先で右へカーブする起点の分岐を左折し、横手林道に入ると、正面に古浦天満宮が見えてくる。天満宮から道なりに約2.1km進むと左に「至 長江 猪目地蔵」の案内を見つける。この地点が経塚山の登山口で、反対側の広くなっている所へ車を置いて登山を開始する。
急な坂を折り返しながら進むと、すぐ左に鹿島町の石杭を足下に過ごす。更に坂を進めば、登山口からわずか2分でブロック塀の前に祀られた猪目地蔵へ着く。今は林道からすぐにお地蔵様へ着くが、昔は古浦地区から急な坂を苦労して登り、ようやく着くことのできる節目のお地蔵様だったのだろう。
苔むした猪目地蔵を過ごし、背後に古浦ののどかな漁村風景を木の間越しに眺め、もう少し登れば大目峠へ到着する。峠を南へ直進すれば長江地区へ、左(東)を採れば朝日寺へ、右(西)へ向かえば経塚山となる。この峠には石積みのようなものがあり、自然石が置かれている。古い峠道に置かれたものなので、何か意味のあるものだろうかと考えてしまう。
さて、分岐を西に採り経塚山へ向かう。目印のテープと踏み跡を確認しながら自然林の下を進む。足下に埋められた赤い境界杭が良い目印となっている。すぐに低いシダの目立つ明るい場所に出る。東には朝日山方面の展望が広がり、ほっと一息できる場所だが、坂は意外と急登なので慎重に高度を上げる。
下から眺めていた尖峰の255mピークへは少々きつい登りだが、登山最初なのでまだまだ大丈夫。少し踏ん張れば255mピークへ到着。狭く平坦なピークからは木の間越しながら東に朝日山、北に古浦漁港と日本海の展望が広がる。但し、真夏には周囲に木々の葉が茂り、展望は望めないかも知れない。
さて、ピークを通過、一旦鞍部まで下る。西には木の間越しに平坦な経塚山の山頂部が見えている。登り返す右手には一部分に展望の開ける場所があり、古浦漁港ののどかな風景が広がっている。この先で次の小ピークを越えればしばらく緩やかな傾斜の下りとなる。
間もなく、植林帯の一部が伐採された、見通しの良い道に入り、明るい尾根道歩きは爽快な気分となる。この先で鞍部に着き、海側には明確な道が続いているように見えた。鞍部を越えれば再び登りとなり、自然林の下につけられた道を辿る。一部カヤトや笹の繁る場所を抜け、再び自然林の下に着けば、この先から少し急登となる。
この坂を登ればもう緩やかな傾斜しか残っていない。すぐに展望の開けるピークへ到着、宍道湖と日本海を両方見晴らすピークでは、ご夫婦が昼食を摂っておられた。周囲の展望を眺めてピークを出発、もう少し進めば大きな岩が現れる。
この展望岩の上に立ってみると、朝日山方面の展望を眺めることができる。周囲の木々の背が高く、これ以外の展望は霞のため眺めることはできない。さて、大岩を出発、山頂まではもうわずかの距離である。
展望岩の上から眺める風景 少し進めば広く平坦な経塚山の山頂へ到着、山頂は丁度石碑の置かれた付近である。石碑には小田原・福原などの文字が刻まれているものの、肝心な部分が半分に折れているため、全てを判読することはできなかった。山頂広場の中央には落葉の木々があり、登山道は更に西へ向かっているようだ。
平坦な経塚山の山頂風景 丁度昼になったので、ラーメンとおむすび2個を食べ、記念撮影の後、山頂を出発。下山は何事もなく、快適に下る。下山もアップダウンが続くので通常の登山とは違い、意外と時間が掛かる。それでも無事大目峠を経由して林道へ下り立ち、経塚山の登山は無事終了した。 麓から眺める経塚山(右のなだらかな山) 登山途中に眺める古浦漁港 経塚山山頂の石碑 前の山 日の山 を見る 次の山 白鹿山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 島根県松江市 経塚山 登山口付近のMAP |