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→0:12→ 沢渡りの分岐 →0:25→ 北山 →0:08→ 駐車地
駐車地を出発し舗装道を東へ進む。この季節に咲く藤の花を眺めながら右側に注意していると、すぐに巡視路入口に着く。巡視路に入り竹林を抜ければ植生は自然林に変わり、道なりに進むと前方が明るくなって周南市街や太華山等を見晴らす伐採地に出る。当日は黄砂が飛来しており姫島は霞み気味だった。
進路を東にとり少し進むと左上へ続く耕作地跡へ向かう。なお、この起点となる場所は金剛山へ登頂後、周回する際に通る場所でもある。少し高度を上げれば往事の石組みが残っており、こんな山奥まで開墾し、農作業をしていたことが偲ばれる。
耕作地を過ごし少し高度を上げると進路は北へ向く。突然石垣が現れるが、これは過去にこの場に据えられた送電鉄塔の基礎部の名残と思われる。石垣を過ごし更に高度を上げれば本日最初の山頂の小野山へ着いた。四等三角点の置かれた山頂からは周囲に樹林の背が高く展望は得られない。
小野山を出発し時計回りに尾根を辿れば、やがて進路は南へ向く。そのまま下っていると南陽線No.11鉄塔下へ着くが、展望を得ることはできなかった。ここから巡視路を辿れば途中に石仏を過ごして舗装道に着いた。
入口で銃猟禁止区域の標識を過ごし南へ進む。沢に架かる橋を渡り丁字路を左折、植林帯の下を進むと間もなく進路は右(西)へ向き、少し坂を登り尾根へ出れば進路は北へ向く。ここで高度を上げると左下に貯水槽らしきコンクリート造りの施設が見えてくる。
ここから数m程度進んだ場所が249m標高点で、何も標識は置かれていないが金剛山山頂である。金剛山を過ごせば徳山南陽線No.10鉄塔が建ち、嶽山と四熊ヶ岳を見晴らすことができた。
鉄塔を出発し少し下ると左に広いグラウンドを過ごす。植林帯の下に続く巡視路を辿り、次に現れる分岐は左道をとる。すぐに南陽線No.10鉄塔の下に着き、巡視路を下れば溜池の横に出た。
溜池からは元来た道を引き返し、右に先ほど下りてきた巡視路を過ごす。すぐに車止めを通過、右に植林帯が始まり、左に岩が目立つところで右下に下り、沢を渡る。ここでも石組みを眺め、山腹につけられた道を辿れば間もなく出発時に分岐した場所に着く。
そのまま元来た道を辿り、展望地を通過して西に進むと徳山南陽線No.14鉄塔下に着く。鉄塔下には石塔が置かれているが、何が書いてあるのか判読できなかった。鉄塔を出発し西へ続く巡視路を道なりに辿り、進路が北を向けば周囲の植生は竹林に変わり、わずかに高度を上げれば徳山南陽線No.15鉄塔へ着く。
この場所が北山で、展望は西に開けており、周南コンビナートや黒神島などを眺めることができた。展望が素晴らしいので鉄塔下で昼食を摂り、昼食後に巡視路を下り、最後に竹林を抜けて舗装道に下り立った。
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