帆柱山・観音地頭・酒はやし山・桂木山・三隅大谷山 山口県長門市

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2004年 4月11日 初回登山を見る
2014年 3月16日の登山記を見る
2020年 4月 4日 快晴の桂木山登山を見る
2020年12月26日 帆柱山・観音地頭・酒はやし山・桂木山・三隅大谷山周回登山を見る
2020年12月26日
白糸の滝駐車場 →0:13→ ゆうが峠 →0:05→ 帆柱山 →0:05→ ゆうが峠

→ 0:37→ 秋芳町地積図根三角点 →0:05→ 72鉄塔 →0:15→ 観音寺頭

→ 0:15→ 酒はやし山 →0:04→ 新道コース分岐 →0:16→ 桂木山

→ 0:09→ 新道コース分岐→ 0:06→ 酒はやし山 →0:40→ 75鉄塔

→ 0:23→ 三隅大谷山 →0:17→ 75鉄塔 →0:10→ 74鉄塔

→ 0:10→ 73鉄塔 →0:22→ 72鉄塔→ 0:09→ 71鉄塔

→ 0:04→ 新道コース出合 →0:10→ 白糸の滝駐車場

全歩行時間 4時間35分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 Kグループの登山に参加、今日の登山が2020年最後の登山となる。今回は帆柱山、観音寺頭、酒はやし山、桂木山、三隅大谷山の5山へ登る。このうち桂木山以外の4山はいずれも新しい山なのでとても楽しみにしていた。登山口は長門市の白糸の滝駐車場である。
白糸の滝の案内が登山口への目印 白糸の滝駐車場
沢に架かる橋を渡る 左側の頼りない橋を渡る

 駐車場からわずかに戻って沢に架かる橋を渡る。獣除けのフェンスなどを2ヶ所潜って舗装道を少し進むと、左側に橋が架かっている。この橋を渡って植林帯の奥へ進み、竹の目立つゆうが峠に出ると、左にお地蔵様が2体が祀られていた。

ゆうが峠へ向かう 峠にはお地蔵様が2体が祀られている
右上へ続く踏み跡を辿る 尾根へ出れば進路を北へとる

 帆柱山へはお地蔵様の左側から登り、右上へ続く踏み跡を辿るとすぐに尾根へ出る。そのまま進路を北へとれば本日最初の山頂、四等三角点の置かれた帆柱山である。ただし、山頂周囲は木々に覆われ展望は無い。

四等三角点の置かれた帆柱山 展望は無い ゆうが峠から南へ続く尾根道を進む

 帆柱山を出発、元来た道を引き返し、ゆうが峠から南へ続く尾根道を辿る。この尾根道は快適で秋芳町の石杭などを眺めながらアップダウンを繰り返す。尾根の途中まで作業道が入っており、いろいろな作業がこの山中で行われていたようだ。

作業道が現れる 秋芳町の地積図根三角点(クリックで拡大)
中国西幹線72の送電鉄塔 下山時に左側から72鉄塔に合流(クリックで標柱)

 お地蔵様を出発して40分程度で秋芳町の地積図根三角点を過ごし、更に尾根道を辿れば中国西幹線72の送電鉄塔へ着いた。なお、この72鉄塔は下山時にもう一度この下を通ることになる。さて、鉄塔下を進みアップダウンの後、進路が左に変わるところの519m標高点が2つ目の山頂の観音寺頭である。何も標識がないので新しく山頂標識を取り付けた。

観音寺頭山頂(クリックで標識) 前方ピークが酒はやし山
酒はやし山へ向かう 酒はやし山山頂(クリックで標識)
 観音寺頭を出発、尾根道を南東に進み、最後の坂を登れば地積図根三角点の置かれたピークへ着く。このピークが3つ目の山頂の酒はやし山である。この山頂にも山頂標識を設置した。酒はやし山から右へ向かえば桂木山左へ向かえば三隅大谷山である。今日は最初に桂木山へ向かうため右折する。
新道コースの登山道と合流 急登の始まり

 お地蔵様を出発してここまでほとんど快適に歩いてきたが、酒はやし山から桂木山へ向かうと、少し木々の枝が気になる。これは少し左右に迂回すれば大丈夫で、間もなく桂木山の案内に出合い、新道コースの登山道と合流する。

名物の階段 桂木山山頂の妙見社
桂木山山頂に祀られた2基の祠

 この先は何度も歩いた道で、少しずつ高度を上げ、最後に急登の階段にあえげば、展望広がる桂木山の山頂である。まず二基の祠に参拝、旧雨量計の上に上がり秋吉台や荒滝山など周囲に広がる展望を眺める。

旧雨量計の上が展望台 如意ヶ岳など
青海島など 再び酒はやし山

 北には青海島や仙崎などの展望が広がり、やはり桂木山からの展望は素晴らしい。昼食後は酒はやし山まで引き返し、東へ続く尾根道を進む、樹木の枝の張りだしているところもあり、先頭集団が邪魔な枝を剪定しながらアップダウンを繰り返す。

広く明るい場所へ着く 556mの標高点

 周囲が植林帯に変われば快適な尾根道に様変わり、やがて広く明るい場所へ着く。すぐに556mの標高点を通過、更に進むと進路は北へ向き、一気に高度を下げる。前方上に75鉄塔が見えてくれば、この鞍部から登り返す。

前方上に75鉄塔 鉄塔巡視路に着いた
75鉄塔下から天井山、帆柱山、三隅権現山など 三隅大谷山

 わずかに踏み跡が不鮮明となるが、そのまま上へ向かうと巡視路と出会う。この先は巡視路歩きなので何も問題は無い。巡視路を北へ進むと75鉄塔下に着く。北には三隅権現山が端正な山容を現し、左に向かって天井山、大滝、小吹山など以前縦走した山々がなつかしい。

553m標高点の地積図根三角点 巡視路の進路が北へ向く
76鉄塔下を通過 八久保コースの登山道が右から合流
 75鉄塔を出発すると553m標高点で地積図根三角点を過ごす。更に巡視路を進めば進路は北へ向き、すぐに76鉄塔下を通過、少しずつ高度を上げると八久保コースの登山道が右から合流する。
三隅大谷山へ続く尾根道 三隅大谷山山頂(クリックで標識)
桂木山は逆光気味 展望は樹間越し

 更に北へ進むと進路は西へ向き、樹林が切れた先に三等三角点の置かれた三隅大谷山が現れた。頭上の開けた山頂からは周囲の木々の背が高く、スッキリした展望を得ることはできなかった。これで最後の山頂を踏んだので、下山を開始する。

75鉄塔下を出発 西へ続く巡視路に入る 74鉄塔下
炭焼き窯跡 石組が残る

 下山は快適な巡視路歩きで、76、75の鉄塔を過ごして西へ続く巡視路に入る。74鉄塔下を過ごせば谷へ下り、そのまま踏み跡を辿る。途中で炭焼き窯跡や石組みなどを眺め、沢付近まで下る。

73番鉄塔へ向かう 73番鉄塔手前で高度を下げる
滑滝を渡る 午前中に過ごした72鉄塔下

 この先も巡視路歩きを続け、73番鉄塔へ向かって高度を上げた後、73鉄塔手前で右下に下る。沢沿いを進み、高度を上げれば午前中に過ごした72鉄塔下に着く。72鉄塔から再び高度を下げてわずかに登り返せば71鉄塔へ着く。

72鉄塔から下る 71鉄塔
見慣れた桂木山新道コースが見えてきた 新道コースから71鉄塔へ続く巡視路入口

 この71鉄塔を下れば桂木山へ向かう新道コースの登山道と合流、この分岐を右折し少し下れば舗装道へ着く。もうこの先は明確な道を下るだけで、登山口の白糸の滝駐車場へ帰り着いた。地図を見ると不自然なコースのようだが、桂木山へ続く新道コース以外は始めて通るコースだったのでとても新鮮であった。まさに忘年登山にぴったりの山歩きであった。

新道コースを下る 桂木山へ続く新道コース 山頂まで60分標識
白糸の滝は時間の関係で今回はパス 帆柱山へ続く尾根
ゆうが峠に祀られたお地蔵様
帆柱山
観音寺頭
酒はやし山
桂木山
妙見社
95鉄塔 左から小吹山、大滝、天井山、三隅権現山
三隅大谷山
滑滝