九州百名山の金山(かねやま)福岡県福岡市・佐賀県佐賀市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2013年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2013年11月23日 作業道終点 →0:12→ 舗装道出合い →0:10→ 洞明の滝 →0:20→ 炭焼きの跡 →0:20→ 三瀬峠分岐 →0:20→ 金山 →0:13→ 三瀬分岐 →0:11→ 炭焼きの跡 →0:11→ 洞明の滝 →0:06→ 舗装道出合い →0:07 →作業道終点 全歩行時間 2時間10分 福岡市早良区から三瀬トンネルを潜り、佐賀県佐賀市に入る。料金所を通過し、金山の登山口である山中キャンプ場へ向かう。三瀬トンネルの料金所から約700m南へ下り、山中キャンプ場の案内を確認して分岐を左折、約1km程度先の分岐にも九州自然歩道「山中地蔵」の案内が立っている。
山中脚気地蔵尊の風景 すぐに山中キャンプ場の前へ着き、山中地蔵へ参拝して進んでいたが、林道が長そうなので車に戻って林道終点へ。林道終点手前には数台駐車可能の駐車場があるので、車を置いて登山を開始する。
林道終点から山道に入ると右に清流が流れており、すぐに堰堤の横を抜けて杉の植林帯を進む。足下に岩を眺め、右に流れる清流の音を聞きながら進むと前方にガードレールが見えてくる。
やがて横木の階段を登れば、林道の前に飛び出た。九州自然歩道はそのまま山へ向かって続き、案内に従い進んでいると、トラックが林道を走ってきた。そこで、この林道について聞いてみたら、誰でも通ることができるとのこと。従って最短距離で金山へ向かう場合には、この地点を登山口とすれば効率的である。
洞明の滝の風景 右に洞明橋を過ごし九州自然歩道に入る。入口の案内には金山50分と刻まれている。擬木の階段を登り、大岩を左に過ごす。整備された歩道が続くのでとても安心して進む。間もなく洞明の滝の案内の前に着くので立ち寄ってみた。
この滝は美しい滝で、しばらく眺めて自然歩道へ戻ると、城山国有林25林班の標柱が立っていた。植林帯の下につけられた明確な道を進み、清流の中に美しい小滝を眺めながら少しずつ高度を上げる。
やがて金山まで1.5km、山中地蔵へ1.0kmの案内を過ごすと、進路は少し右方向へ変わり、すぐに沢を渡る。美しい岩などを観賞、更に高度を上げる。足下には石畳のような美しい風景が現れ、少し進むと一旦頭上が開ける。
もう少し進むと周囲は自然林に変わり、左前方上に豪快な岩壁が現れる。進路を塞ぐかのようにそびえる岩壁がとても印象的である。間もなく清流の中に小滝を眺め、少し先ではほぼ完全な形で残っている炭焼きの跡を過ごす。なお、この付近から背振山丁度10kmと案内されている。
登山道は間もなく植林帯の下へ続き、木の根の露出した場所を過ごすと、進路は90度左へ変わる。緩やかな傾斜の道を進み、山頂までは0.9kmの案内を過ごすと、進路は左方向へ変わる。
左植林帯、右自然林と明確に植生の区分けされた道を進む。間もなく北山へ9.0km、背振山へ9.5kmの案内を過ごせば、周囲の植生は自然林へ変わっている。木漏れ日の差す登山道を進むと、大きな金山の山容が前方の木の間越しに広がってきた。
間もなく三瀬峠への分岐へ到着、この地点から山中地蔵へ2.0km、三瀬峠へ3.0km、金山へは0.5kmである。この先からは山頂へ向かって一気に高度を上げる。背振山へ9kmの案内を過ごし、足下の掘られたような道に入る。
大岩の目立つ場所を過ごし、前方が明るくなれば鍋島藩番所の分岐へ着く。昨日来の冷え込みのため、付近には少し雪が残っている。平坦なピークには九州自然歩道の大きな案内が置かれ、山中地蔵、椎原峠へ至る行程が説明されている。佐賀方面の展望は木の間越しながら、福岡方面はしっかり眺めることができる。海岸近くに福岡タワーを眺めて山頂を目指す。
鍋島藩番所跡の風景 やせた尾根を西へ向かうと、すぐに平坦な金山山頂へ到着、頭上の木々は伐採されており、とても明るい山頂である。無人の山頂で記念撮影をしていると、続々と登山者が山頂へやってきた。山頂からは佐賀方面を見晴らすことができるが、少し霞み気味、福岡方面は木の間越しとなっている。 金山の山頂風景 明るい山頂で小休止の後、すぐに下山を開始。番所跡では山頂で見ることのできなかった福岡方面の展望を再度眺め、下山を続ける。下山の最中には坂の傾斜の急だったことを実感、途中で多くの登山者と出合い、金山が人気の山であることを再認識した。 中山脚気地蔵尊 洞明の滝 渓流 炭焼き跡 鍋島藩番所跡 金山山頂 前の山 絵下山 を見る 次の山 九千部山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 福岡県福岡市・佐賀県佐賀市 金山 登山口付近のMAP |