トップに戻る 2022年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:10→ 鎌ヶ山 →0:30→ 田万川標識 →0:05→ 大野バス停
登山口の弥富地区へ向かう起点を萩市弥富公民館とすれば、公民館前の県道124号津和野須左線を畳ヶ淵方面へ向かう。公民館前から2.5km進むと進行方向左に「すさ生活バスの大野バス停」があり、この手前付近の広い場所があるので車を置いて登山を開始する。
大野バス停から西へ進み、右に石仏を見てすぐ先の民家前の分岐を折り返すように右折する。この起点には畳ヶ淵の案内が掲示されている。左に植林を見ながら道なりに北へ進むと頭上を樹林が覆い少し暗くなる。右への作業道入口を見送ると峠に着き、左に田万川の案内標識が現れる。
この標識手前が鎌ヶ山への登山道入口でこの場所から尾根まで直登する。本登山において一番の難所といえるだろう。伐採された木々が残っているため滑らないよう注意さえしていれば難なくこの坂を登ることができる。なお、直登しなくても左右にジグザグを描きながら高度を上げても良い。
鋪装道から5m程度高度を上げれば少し歩きやすくなる。この先からは先達が残した目印テープに従い木々を手がかりに一気に高度を上げる。やがて尾根へ近づけばシダが現れるので、シダの薄いところを選んで進めば難なく尾根へ着く。
すぐに共同アンテナの倒壊した場所を通過、この先から北にそびえる356mピークが美しい山容を見せる。この先わずかな間だが356mピークから東へ続く尾根を眺めることができる。本登山中もほとんど展望は期待できないため、この付近での展望は貴重である。
尾根道を忠実に辿り鎌ヶ山手前の鞍部に着き、これから向かう急登に備えて小休止。これから100m以上の急登へ取り付く。木々を手がかりに一気に高度を上げれば傾斜が緩む。下山に備えて下る起点に目印テープを配置、緩やかな傾斜の尾根道を進む。
南には樹間越しに十種ヶ峰も見えているが、写真では映らない状態である。快適な尾根道を辿り林業公社の石杭を眺めながら進むと、三等三角点の置かれた鎌ヶ山山頂に着いた。平坦で細長い山頂からは周囲に樹林の背が高く展望は望めない。
鎌ヶ山を出発し、西峰へ向かってみる。山頂からわずかに下れば平坦で快適な尾根道歩きが続く。すっきりした展望は望めないものの、南の樹間越しに現れる山脈は見つけることができた。やがてわずかな坂を登り返せば鎌ヶ山の西峰へ着いた。
西峰はとても平坦で人の手が入っているような感じを受けた。樹間越しの展望を眺めて下山を開始。元来た道を引き返し、駐車地まで戻った。
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