岩国山亀石コース 2015年(いわくにやま)山口県岩国市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2015年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2015年10月12日 椎尾神社 →0:35→ 亀石分岐 →0:10→ 山頂 →0:05→ 鉄塔下展望台 →0:05→ 山頂 →0:10→ 亀石分岐 →0:10→ 亀石→ 0:15→ 岩屋温泉 →0:10→ 片山伯耆守墓所 →0:15→ 椎尾神社 全歩行時間 1時間55分 鳥取県の山歩きの途中に山口県の山へ向かってみる。これから向かう岩国山は、山頂からの展望は少し乏しいものの、反射板下や山頂先の鉄塔下、更に亀石コースへ下る途中の展望など、他の山に引けを取らない魅力ある山である。
さて、登山口の椎尾神社の拝殿に参拝し、左(北)に続く駐車場方面へ進む。正面に建つ民家の手前右側に登山口があり、コンクリート階段の登山道に入る。そのまま道なりに進むとすぐに丁字路に飛び出し、正面に岩国水道局の施設を見て左へ進路を採る。
すぐにコンクリート階段が現れ、この先の丁字路は右道を採る。この先しばらく細い道が続くので右下に落ちないよう慎重に進む必要がある。南西方向には展望が開けており、眼下に岩国市の水道施設、その先には岩国市街が一望である。
やがて竹林帯を抜ければ登山道は広くなり、歩きやすくなる。進路は緩やかに北東方向へ変わり、頭上は自然林に覆われる。比較的緩やかな傾斜の登山道が続き、緩やかに高度を上げる。
やがて折り返しながら高度を上げる地点では、足下に古い石垣が残っている。この付近は畑跡かも知れない。すぐに尾根へ着けば、再び緩やかな傾斜の道が続く。周囲は自然林に覆われ、晴は新緑、夏は青葉、秋は紅葉、冬は落葉の樹林と四季を通じて楽しい道が続く。
足下にはドングリなど小動物の喜びそうな木の実が多く、これも岩国山の特徴である。間もなく海島花火店への分岐を右に過ごし、緩やかな傾斜の道を進む。登山口から37分で亀石への分岐を右に過ごす。この道は下山時に使用するのでよく覚えておく。 分岐から2分で右に反射炉を見る。この付近は眼下に市街地を見晴らすことができるので、小休止を取るには丁度良い。更に3分程度進むと左に手水鉢、その先には最上位稲荷大神霊が祀られている。
尾根上を北へ向けて進み、坂の傾斜が強まればこの先が山頂である。三等三角点の置かれた山頂は、平坦な小広場という感じで、南西に岩国空港などが見えるはずだが、展望は木の間越しである。展望を楽しむには東にある鉄塔広場へ行くと良い。
2分程度進むと、南から西、東から北へ展望が開けており、由宇の銭坪山や周防大島、空気の澄んだ日には、瀬戸内海の先に四国の山々まで見晴らすことができる。また、東から北には和木町の蜂ヶ峰総合公園、宮島、経小屋山、傘山、羅漢山などの名峰が一望である。 眼下に岩国市街(クリックで拡大)
下山は往路を引き返しても良いが、展望を求めるなら岩国三石の亀石を経由する周回コースがお勧めである。分岐を南東方面へ下れば、最初は緩やかな下りだが、やがて一気に高度が下がる。この途中で左右にシダの茂るところを見受けるが、歩くのには支障が無い。
南に木の間越しに展望が開ける頃、進路は少し西に変わる。足下に裸地が見えてくれば、岩国三石の一つの亀岩である。岩上からは眼下に岩国市街が広がり、銭坪山や周防大島などが一望である。山頂付近からの展望が乏しいので、この付近から広がる展望を満喫してほしい。
亀岩を出発、滑り易い道を慎重に下り、踏み跡を確認しながら高度を下げる。この付近には目印のテープが必要で、何もなければ進路を失う恐れがある。引き続き登山道は続き、倒木などにより障害となっている場所は迂回を続ける。いずれこの付近の整備が必要で、のこぎりや鎌を用意することになるだろう。
災害の復旧跡と思われる やがて周囲をガードレールに囲まれた三角地が眼下に現れ。最初はこの道を採ろうとしたが、以前眺めた霊石が気になるので道を外して霊石を眺めた。霊石は周囲を樹林に囲まれているため、すっきりした展望ではない。間もなくガードレールの場所に出て進路を考えたが、通行禁止の案内も気になるため、以前通った道を採ることにした。
シダのかぶる道を下り、岩屋観音の前に出たが、この道を通るのは一般には無理だろう。下る道が違うので再度検討することにした。ここでは、岩屋観音と反対側のコースを採り、丁字路を左折、次の手すりの場所を右折すると右に小川が流れている。
舗装道を道なりに下ると、岩国工業高等学校の門の前に着くので丁字路を右折、この先の信号を右折すると右に山口地方法務局岩国出張所や法務局を過ごす。正面に墓地を眺めながら進み、墓地に入れば分岐を左折、この先から右側に注意していると、すぐに右手の階段の手前に手すりが現れ、手すりを補助に登れば、右に片山伯耆流の開祖、片山伯耆守の墓所についての案内が掲示されている。 墓所地参拝後、下の段へ下り、右に墓所を眺めながら道なりに進む。やがて墓地が途切れるところで分岐を左折、そのまま進むと国道を横切り、その先の県道を右折する。間もなく登山口の椎尾神社へ到着、石段を登れば一周回りの岩国山登山が無事終了する。
次の課題は、岩屋観音側から通行できるのか確認で、岩屋観音へ立ち寄り、聞いてみることにする。いずれにしてもメインの道は通っているので、これからは単発に歩くことができそうだ。
反射板からの展望
錦川と街並み
亀石
亀石からの展望 前の山 鬼林山 を見る 次の山 古峠山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県岩国市 岩国山 登山口付近のMAP |
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