生駒山(いこまやま・いこまさん)大阪府東大阪市・奈良県生駒市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2013年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2013年4月1日 暗峠 →0:15→ パノラマ駐車場 →0:15→ 山頂(三角点) →0:25→ 暗峠 全歩行時間 0時間55分
山口県の山(山と渓谷社)の著者、中島先生のご案内により大阪府と奈良県の県境にそびえる生駒山へ向かう。登山口は暗峠(くらがりとうげ)で、近鉄生駒駅付近から宝山寺方面へ進み、信貴生駒スカイラインを通って山上遊園地の駐車場を通過する。
そのまま坂を下り、暗峠と国道308号の交差する付近へ到着。ここで右側の電話ボックス横に1台分の駐車スペースがあったので、付近の方の了解を頂き駐車。時刻は午後5時で、少々遅い時刻だが、奈良県まで来ることは滅多にないので予定通り生駒山を目指す。
この暗峠は日本の道百選にも選定されている暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)の峠で、現在は国道308号として使われている。足下には石畳が続いており、とても走りにくそうな道である。道案内の道標を眺めていると、この峠が奈良県生駒市と大阪府東大阪市の県境である事が分かった。 歴史ある暗峠 「歴史の道百選」の案内を右に過ごし、少し進むと左右の分岐となるが左に案内が立っているのでとてもわかりやすい。右にお堂を過ごし、道なりに進むとすぐに坂を下り始める。
この先でガードレールを挟んで。左側が待避所のようになっている場所に着き、「生駒山・暗峠」の案内を確認。この案内の横には「名勝髪切山慈光寺」の石柱が立っている。
さて、再び登山道に入り、緩やかな坂へ向かう。右に大岩を過ごせば足下に少しずつ石が増えてくる。少し傾斜をきつく感じ始めると、道の中央には補助のロープが渡してある。足下は階段状に段差がつけられ、少しでも歩きやすいようにとの配慮を感じる。
左右に細い竹林を過ごし、トンネル状の場所で境界標のような石柱を2つ過ごす。竹林を過ごせば、坂の先に白いガードレールが見えてくる。ここで再び右にスカイラインを過ごすが、この付近にも大阪府と奈良県の県境標識が多く置かれている。
足下にごつごつした岩が増え、少し歩きにくくなるがこれも登山道ならでは、慎重に歩行を続ければ、苔むした大岩を左に過ごす。左右に続く竹林帯の先に左への分岐を過ごす。前方が明るくなると、間もなく信貴生駒スカイラインのパノラマ駐車場へ着く。
パノラマ駐車場から眺める風景 平坦な駐車場からは周囲に展望が広がり、西には大阪湾の上に夕陽がオレンジ色に変わり始めている。展望は帰路の楽しみとし、山頂を目指す。信貴生駒スカイラインを横切り、反対側ののり面横から斜めに続く階段へ向かう。
足下に新旧の境界標を眺めながら緩やかな坂を登る。前方にサイロのような建物が見えてくると、平坦な道に変わり、すぐに生駒山の最初のピークを通過。少し進むと、折り返すように左方向へ「摂河泉コース」の入口があり、このコースを採ると近鉄額田駅・暗峠へと続いている。我々はそのまま直進し、三角点を目指す。
左に生駒山地域気象観測所(アメダス)を過ごし、正面にアンテナ群が見えてくると足下は未舗装道から 舗装道へ変わる。アンテナ群の先には生駒山上遊園地が整備されており、パターゴルフ、メリーゴーランド、急流滑りなど懐かしい遊具がとても楽しい。 生駒山上遊園地の遊具施設 生駒山山頂風景 やがて直進方向と左斜め方向の分岐が現れるので左斜め方向へ進路を採る。トイレへの案内に従って進めば、右側のSL列車の遊具の中に「頂上駅」の案内を見つけた。この遊具の中央付近に生駒山の三角点が置かれており、三角点を確認するとなんと大きな一等三角点だった。なお、この三角点は奈良県側に位置している。
四方を石に囲まれた一等三角点に触った後、遊園地をのんびり眺めながら下山を開始。途中のパノラマ駐車場からは、大阪湾へ沈もうとする夕陽がとても綺麗だった。また、石畳の似合う暗峠は立ち去りがたい雰囲気である。 暗峠 生駒山のアンテナ群 生駒山 一等三角点 パノラマ駐車場から眺める風景 大阪湾へ沈む夕陽 前の山 高羽ヶ岳・物見ヶ岳 大規模林道コース を見る 次の山 若草山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 大阪府東大阪市・奈良県生駒市 生駒山 登山口付近のMAP |