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この途中には猫寺で有名な雲林寺、県指定の文化財奧阿武宰判勘定跡などがあり、登山の後に見学したいところである。
さて、きれいな山容の伏馬山を眺めて登山を開始。この山は最初から最後まで舗装道歩きである。緩やかな傾斜の舗装道を進んでいると正面に伏馬山、吉部権現山と同じような山容の山が見えてきた。これは観音山でいずれも玄武岩質マグマの噴出によりできた火山丘である。すぐに「むつみ牧場」の案内を通過、東に十種ヶ岳の勇姿を眺めて西へ進む。
間もなく現れる分岐を左折、金光康資氏著の「防長山野へのいざない」ではこの付近に車を置いていた。昆虫の森の案内を過ごし、更に進むと右にむつみ昆虫王国、更にジャンボ滑り台の案内を過ごす。この辺りは夏休みに子ども達の歓声に包まれたことだろう。
頭上に桜の木が増えてくると、宝くじ桜植栽地の石碑を過ごす。この辺りでは春に満開の桜を楽しむことができそうだ。正面に遊歩道入口の案内が見えてきたが、遊歩道には草が生い茂っていたのでそのまま折り返すように右上へ続く車道を進む。
保健保安林の案内を眺めて分岐を右折、次の分岐は左道をとり、少し進むとアンテナの建つ伏馬山の山頂に着いた。山頂の周囲は樹林に覆われており、大展望とは言えないが、北に平坦な西台、伊良尾山、木床山、嘉年権現山を眺めることができた。
また、場所を変えて東には十種ヶ岳を眺めることもできた。山頂には石造りのベンチとテーブルがあり、この上で久しぶりに昼食を摂り、珈琲まで飲んだ。今回は時間に余裕のある登山なので山頂でのんびりすることができた。
山頂に置かれた三等三角点はアンテナ施設の右横にあり、三角点の場所だけが分かり易いよう竹が刈られていた。細い竹が刈り払われていた。休憩の後山頂を出発、少し下って反対側の広場に行ってみたが、大して展望は変わらないので下山を開始した。 舗装道歩きなのでなにも心配は無く、登山口の駐車場まで引き返した。過去3回(豪雨、GPSのバッテリー切れ、熱射病)により挫折していた伏馬山登山はあっけなく終わった。
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