トップに戻る 2019年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:13→ みはらし広場 →0:12→ 鉾取山 →0:25→ 舛越峠
→0:30→ 現在の登山口 →0:10→ 駐車地
この分岐の入口に車を置いて西へ引き返し、登山を開始した。ところが登山口へ向かう最短のコースは、この分岐に入って道なりに進んだ先だった。高架下をくぐり、西へ向かう道の終点が、現在の鉾取山の登山口だ。
ただし、登山開始の時点ではこの事が解らず、駐車地から西へ進み、途中右下に続く分岐に入る。そのまま坂を下るとカーブミラーのある丁字路に出合い、この場所を左折すると鉾取山の登山道に入る。なお、この分岐を右折すると平原公園である。
さて、登山道に入り頭上に東広島バイパスを過ごす。この先で階段を登れば左が東広島バイパスで、平原第1橋を渡った所だ。そのまま東へ進み、階段を下ると広場になっており、この場所が今回の駐車地から続く道だった。ここまで入れば駐車地の心配は無いものと思われる。
入口に立つ平原登山口(舛越峠へ)の案内を確認して登山道に入る。落ち葉の堆積した道を辿るが、頭上の樹林には雪が多く残っており、風が吹くたびに雪が舞い降りる。
足下が滑り易いので滑らないよう気をつけながら進む。石の多い場所を通過し左上へ続く道に入る。背後を振り返ればV字谷の先に向かいの山脈が続いている。明確な道を辿っているとロープの渡された場所が現れた。ここで一旦沢を渡り、この先で沢を出る。
坂山・鉾取山登山道の案内を過ごし、植林帯の下に続く道を進む。やがて安芸アルプスの縦走路へ到着、この地点が舛越峠で左は坂山へ35分、右は鉾取山へ1.4kmと案内されていた。鉾取山へ向かって出発、足下には雪が少しずつ増えてくる。
坂の傾斜がきつくなるのでスリップしないよう慎重に歩を進める。こんな事なら簡易アイゼンでも持ってくれば良かったのだが、これも後の祭りである。とにかく慎重に坂を登ることに集中、頭上には樹林の背が高く、時折粉雪が舞い降りる。登るほどに坂の傾斜が増し、やがて王子製紙の社有林の案内を通過する。
この先の急斜面には補助のロープが渡されていたので助かった。ロープを辿って高度を上げる。ロープは一旦途切れてこの上にも渡してあった。これは登るのも大変だが、下るのはもっと大変だろう。足下の雪は10cm以上あり、とても良く滑る。
ようやく北回りコースとの分岐を通過、もう少し直登すれば説明板と山頂標識、四等三角点の置かれた鉾取山へ着いた。山頂の周囲には樹林の背が高く、展望を得ることはできない。もうここで帰ろうかと思ったが、もう少し先に展望地があるようなので更に先へ向かった。
少々霞気味だが、青空は素晴らしい。雪の残る展望地で小休止の後、下山を開始した。鉾取山まで大した傾斜は無いので難なく着いたが、鉾取山から先は急な傾斜が多い。雪の残る道は大変な難路、慎重に足下を選びながら下山を続け、無事に登山口まで戻ることができた。雪の日の登山にアイゼンは必携である。
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