らかん高原から羅漢山へ登った後、向かいにそびえる法華山へ向かう。らかん高原交流センターから舗装道を西へ進むと右に杖置地蔵尊が祀られている。この付近は廿日市または本郷村から津和野へ向かう津和野街道の要衝であり、難所であった名残である。

　登山口からは作業車が通るためか広い道が続き、季節柄ススキを眺めながら進んでいると北には羅漢山のなだらかな山容が広がる。かつてはリフトなども運行されていたが、今はその面影は残っていないようだ。

　タイムカプセルの森などを過ごし、最後に少し坂を登ればベンチの置かれた休憩所へ着く。更に刈り払われた平坦な登山道を進むと三等三角点の置かれた法華山の山頂、北には羅漢山、北西には小五郎山など展望は素晴らしい。

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